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*『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』ステレオサウンド |
*『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』ステレオサウンド ISBN 4-88073-035-1 |
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*『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』[[朝日ソノラマ]] |
*『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』[[朝日ソノラマ]] |
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*『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』朝日ソノラマ |
*『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』朝日ソノラマ |
2016年11月15日 (火) 17:07時点における版
フォクトレンダーのコンパクトカメラ製品一覧(フォクトレンダーのコンパクトカメラせいひんいちらん)は、フォクトレンダーがドイツ時代に製造した、コンパクトカメラの一覧である。
110フィルム使用カメラ
- ヴィトレット110(1984年発売[1]) - レンズは最短撮影距離1.2m目測のランター24mm5.6。シャッターは2速[1]。ハインツ・ヴァースケ設計[2]。
- ヴィトレット110EL(1984年発売[1]) - レンズは固定焦点のランター24mm5.6。天気マークで絞りを合わせると4-1/300秒のシャッター速度が自動で選択される[1]。
126フィルム使用カメラ
- ベッシーA(Bessy A 、1964年頃発売[3])
- ベッシーK(Bessy K 、1964年頃発売[3])
- ベッシーAK(Bessy AK 、1966年頃発売[3])
- ベッシーS(Bessy S 、1966年頃発売[3])
- CLSC(1975年頃発売[1]) - レンズはイスコナーL35mmF5.6。
135フィルム使用カメラ
スプリングカメラのヴィトーシリーズ
固定鏡胴のヴィトーシリーズ
24×36mm(ライカ)判。従前から存在したスプリングカメラのヴィトーシリーズのレンズを固定鏡胴・全体繰り出しとした。普通レンズを固定鏡胴化すると大型化するが、このシリーズでは最低限に止められている[4]。
- ヴィトーB(Vito B 、1954年発売[5][6][7][8]) - 撮影レンズは一見前玉回転式にも見えるが実際にはシャッター前面にレンズを固定しており全群繰り出しており[9]カラースコパー50mmF3.5またはカラースコパー50mmF2.8を固定装着する。フィルム巻上げでシャッターチャージがされるようになった[4]。
- ヴィトーB後期型 - ヴィトーBLのライトバリューと等倍大型ファインダーを装備し「大窓」と称される[10]。
- ヴィトーBL(Vito BL 、1957年発売[7][9]) - ヴィトーBにセレン光電池による露出計を内蔵させた[10]ライトバリュー式とし、ブライトフレームが入った完全等倍[10]ファインダーを備えたモデル[9]。巻き上げレバー上のボタンを押すと測光、離すと露光値が固定される。
- ヴィトーBR(Vito BR 、1958年頃発売[6][7]) - 露出計なし[6]、距離計連動[10]。シャッターはプロンターSLK-V[6]。
- ヴィトーC(Vito C 、1961年発売[6][7]) - シャッターはプロンターSLK-V。かなり大型化してしまった[6]。
- ヴィトーCD(Vito CD 、1960年[11]または1961年[7]発売) - レンズはランター50mmF2.8。シャッターはプロントでB、1/30-1/250秒、セルフタイマーつき。また非連動露出計を内蔵している[11]。
- ヴィトーCL(Vito CL 、1960年[11]または1962年[7]発売) - レンズはカラースコパー50mmF2.8。シャッターはプロンターLKでB、1/30-1/500秒、セルフタイマーつき。ヴィトーCDの露出計をフィルム感度、絞り、シャッター速度と連動させたモデル[11]。
- ヴィトーCLR(Vito CLR 、1962年発売) - ヴィトーCLに連動距離計を加えたモデル[7]。
- ヴィトーCS(Vito CS )
- ヴィトーCSR(Vito CSR 、1967年発売)
- ヴィトーオートマチック(Vito Automatic 、1964年発売[7]) - セレン露出計によるシャッター優先AEを備えたモデル。ピント合わせは目測[7]。
- ヴィトーオートマチックII(Vito Automatic II )
- ヴィトーオートマチックR(Vito Automatic R )
ディナマチックシリーズ
24×36mm(ライカ)判。普及判AEカメラ[7]。
- ディナマチックI(Dynamatic I 、1961年発売[3]) - レンズはランター50mmF2.8、シャッターは1/30から1/125秒のプロンターマチックV[3]。
- ディナマチックII(Dynamatic II 、1961年発売[3]) - ディナマチックIに連動距離計を装備し、レンズをカラースコパー50mmF2.8、シャッターを1/30から1/300秒のプロンターマットSとしたもの[3]。
ヴィトマチックシリーズ
24×36mm(ライカ)判。ヴィトーBを露出計連動とした上級シリーズ。ファインダーは等倍。
- ヴィトマチックI(Vitomatic I 、1958年発売[11]) - トップカバーの窓で指針追針式のセレン光電池式露出計を装備した[7]。レンズは全群繰り出し式[12]の目測、カラー・スコパー50mmF2.8[11]。
- ヴィトマチックII(Vitomatic II 、1958年発売[11][12]) - ヴィトマチックIを距離計連動としたもの[7][12]。
- ヴィトマチックIa(Vitomatic Ia 、1960年発売[7]) - ヴィトマチックIのシャッター最高速度を1/500秒とした[7]。
- ヴィトマチックIIa(Vitomatic IIa、1961年発売[13]) - ヴィトマチックIIのシャッター最高速度を1/500秒とした[7]。セレン光電池式の露出計装備、距離計連動。撮影レンズはウルトロン50mmF2またはカラースコパー50mmF2.8。シャッター最高速1/500秒。
- ヴィトマチックIb(Vitomatic Ib 、1965年発売[7]) - ヴィトマチックIaの改良型でファインダー内に絞り値とシャッタースピードが指針追針式で表示されるようになった[7]。
- ヴィトマチックIIb(Vitomatic IIb 、1965年発売[7]) - ヴィトマチックIaの改良型でファインダー内に絞り値とシャッタースピードが指針追針式で表示されるようになった[7]。撮影レンズはスコパー50mmF3.5。
- ヴィトマチックIIIb(Vitomatic IIIb 、1965年発売[7]) - ヴィトマチックIIbの撮影レンズをウルトロン50mmF2としたモデル。
- ヴィトマチックIcs(Vitomatic Ics [14]) - ヴィトマチックIbの改良型で露出計がCdS式に変更された。
- ヴィトマチックIIcs(Vitomatic IIcs [14]) - ヴィトマチックIIbの改良型で露出計がCdS式に変更された。
- ヴィトマチックIIIcs(Vitomatic IIIcs [14]) - ヴィトマチックIIIbの改良型で露出計がCdS式に変更された。
- ヴィトローナ(Vitrona 、1964年発売[7]) - 世界でも早い時期のフラッシュ内蔵カメラ。レンズはランター50mmF2.8。シャッターはセルフタイマーつきプロンター250でB、1/30-1/250秒。内蔵フラッシュのガイドナンバーは16/ISO100。大型グリップは電池室である[11]。
ヴィトレットシリーズ
24×36mm(ライカ)判。ディナマチックシリーズから、さらに写真撮影に最低限必要な機能のみに絞った普及シリーズ[7]。
- ヴィトレット(Vitoret 、1965年発売[3])
- ヴィトレットD(Vitoret D 、1965年発売[3])
- ヴィトレットF(Vitoret F 、1965年発売[3])
- ヴィトレットR(Vitoret R 、1965年発売[3])
- ヴィトレットL(Vitoret L )
- ヴィトレットLR(Vitoret LR )
- ヴィトレット DR(Vitoret DR )
VFシリーズ
ローライへの商標売却後に発売された。原型はツァイス・イコンS310[15]。
- VF101(1973年発表[15]、1974年発売[16]) - レンズはカラースコパー40mmF2.8[15]。
- VF102(1973年発表[15]、1974年発売[16]) - VF101をバヨネットマウントによるレンズ交換可能としたもの。交換レンズとして望遠レンズのカラーダイナレックス80mmF3.5があり[15]、このレンズ装着時にはファインダー40mm枠の内側に80mmのブライトフレームが表示される[1]。
- VF135(1974年発売[1]) - レンズはカラースコパレックス40mmF2.3[1]。
- VF35F(1979年発売[1]) - フラッシュを組み込んだカメラ。距離計連動。レンズはフォコター38mmF2.8[1]。
プラスチックカメラのヴィトーシリーズ
24×36mm(ライカ)判。レンズは折りたたみ式。バルダのOEMでミノックス35ELとほぼ同一。前蓋支持がタスキでなくギアになっている点、明かり取りの窓が少し大きくなっている点がミノックス35ELとは違う[15][17]。
- ヴィトーC(Vito C 、1981年発売[1]) - 固定鏡胴のヴィトーCとは全く別のプラスチックカメラ。レンズはカラースコパー38mmF2.8。プログラムAE。
- ヴィトーCS(Vito CS 、1983年発売[1]) - プラスチックカメラのヴィトーCに電子セルフタイマーと逆光補正を備えた上級版。レンズはカラースコパー38mmF2.8。
- ヴィトー(Vito 、1983年発売[1]) - プラスチックカメラのヴィトーCのレンズをカラーフォコター38mmF5.6とした普及版。
- ヴィトローナAF(1984年発売[1]) - オートフォーカスカメラ[1]。
- ヴィトレットM(1984年発売[1]) - ヴィトローナAFからオートフォーカス機構を省略した普及機[1]。
- ヴィトーAF(1984年発売[1]) - オートフォーカスカメラ。レンズはフォコター35mmF3.8[1]。
ラピッドフィルム使用カメラ
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.44。
- ^ 『クラシックカメラ専科No.38、プラクチカマウント』p.117。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.23。
- ^ a b 『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』p.64。
- ^ 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.17。
- ^ a b c d e f 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.21。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.22。
- ^ 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.92。
- ^ a b c 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.36。
- ^ a b c d 『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』p.65。
- ^ a b c d e f g h 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.37。
- ^ a b c 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.71。
- ^ 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.9。
- ^ a b c 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.93。
- ^ a b c d e f 『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』p.19。
- ^ a b 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.43。
- ^ 『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』p.64。
参考文献
- 『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』ステレオサウンド ISBN 4-88073-035-1
- 『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』朝日ソノラマ
- 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』朝日ソノラマ
- 『クラシックカメラ専科No.38、プラクチカマウント』朝日ソノラマ