「ソリューションフォーカストアプローチ」の版間の差分
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*「Handbook of Coaching Psychology.A Guide for Practitioners」Palmer & Whybrow,2007 「邦訳:『コーチング心理学ハンドブック』(堀正監訳・監修、金子書房、2011年)」 |
*「Handbook of Coaching Psychology.A Guide for Practitioners」Palmer & Whybrow,2007 「邦訳:『コーチング心理学ハンドブック』(堀正監訳・監修、金子書房、2011年)」 |
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* シンシア・フランクリン、テリー・S・トラッパー、ウォレス・J・ジンジャーリッチ、エリック・E・マクコラム著, [[長谷川啓三]]、[[生田倫子]]、日本ブリーフセラピー協会翻訳 2013 解決志向ブリーフセラピーハンドブック―エビデンスに基づく研究と実践 金剛出版 |
* シンシア・フランクリン、テリー・S・トラッパー、ウォレス・J・ジンジャーリッチ、エリック・E・マクコラム著, [[長谷川啓三]]、[[生田倫子]]、日本ブリーフセラピー協会翻訳 2013 解決志向ブリーフセラピーハンドブック―エビデンスに基づく研究と実践 金剛出版 ISBN 978-4-7724-1334-3 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2016年11月15日 (火) 16:27時点における版
ソリューションフォーカストアプローチ(SFA)(Solution Focused Approach;解決志向アプローチ;解決志向短期療法)
BFTC(Brief Family Therapy Center)で研究され、スティーブ・ド・シェイザー、インスー・キム・バーグを中心に開発された心理療法。ソリューション・フォーカスト・ブリーフ・セラピー(Solution Focused Brief Therapy)とも言う。解決志向アプローチなどと訳されている。短期療法(ブリーフセラピー)のひとつ。
従来の心理療法諸派とは異なり、原因の追究をせず、未来の解決像を構築していく点に特徴があり、結果的に短期間で望ましい変化が得られるとされている。
SFAでは、まず、クライエントの問題を傾聴しながら、コンプリメント(労う、認める)を十分に行い、例外(クライエントの問題が起こっていない状態)や解決の手がかり(リソース)をクライエント自身が探索できるように、様々な質問を行う。それから、ウェルフォームドゴール(よく形成されたゴール)について話し合う。SFAの質問には、ミラクル・クエスチョン、コーピング・クエスチョン、スケーリング・クエスチョンなど特徴的なものが多く、クライエントとカウンセラーとの関係性のタイプを査定し、それに応じて質問や提案を選択する。最後に次回までの提案をし、次の回の面接では、「何が良くなったか」を詳しく尋ねるという流れをたどる。
中心哲学
- うまくいっているのなら、変えようとするな。
- もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
- もしうまくいっていないのであれば、違うことをせよ。
関連項目
脚注・参考文献
- 「Handbook of Coaching Psychology.A Guide for Practitioners」Palmer & Whybrow,2007 「邦訳:『コーチング心理学ハンドブック』(堀正監訳・監修、金子書房、2011年)」
- シンシア・フランクリン、テリー・S・トラッパー、ウォレス・J・ジンジャーリッチ、エリック・E・マクコラム著, 長谷川啓三、生田倫子、日本ブリーフセラピー協会翻訳 2013 解決志向ブリーフセラピーハンドブック―エビデンスに基づく研究と実践 金剛出版 ISBN 978-4-7724-1334-3
外部リンク
- 日本ブリーフセラピー協会
- 日本コーチング心理学研究会 - 社会心理学,健康心理学,認知心理学,臨床心理学,ポジティブ心理学などをコーチングに応用したコーチング心理学の研究活動。
- 日本コーチング心理学協会 - 解決志向アプローチが必修事項となっている。ツール翻訳・作成,研修の紹介,研究ツールの開発などを行っている。
- 日本ポジティブ心理カウンセラー協会 - 肯定的な心理学を活用したカウンセリング,解決志向,ポジティブ認知行動療法,ポジティブ家族療法などを扱っている。