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2016年11月15日 (火) 14:56時点における版
藤岡 通夫(ふじおか みちお、1908年7月31日 - 1988年11月19日)は、日本の建築史家。東南アジア諸国の王宮や日本の城郭などを研究した。東京府出身。父は藤岡作太郎、兄は藤岡由夫。
経歴
松本高等学校理科甲類を経て、1932年旧制東京工業大学卒業、同講師、1939年助教授、1949年「天主閣建築の研究」で東工大工学博士、1951年教授、1972年定年退官、名誉教授、日本工業大学教授、1973年学長。1980年4月勲二等瑞宝章受章。
戦前にアンコールワットを訪れる等アジア建築似も興味を持っていた。日本工業大学時代にネパール調査建築調査団を組織し、カトマンズ盆地に三つある王宮の調査を行い、後に報告書を編著として2冊出版した。日本においては文化庁の文化財保護委員会委員なども務めた。
作品
著書
- アンコール・ワット (彰国社 東亜建築撰書 1943年)
- 城と城下町 (創元社 1952年)
- 京都御所 (彰国社 1956年)
- 日本の城 (至文堂 日本歴史新書 1960年)
- 城 その美と構成 (保育社カラーブックス 1964年)
- 桂離宮 (中央公論美術出版 1965年)
- 姫路城 (中央公論美術出版 1965年)
- 京都御所 (中央公論美術出版 美術文化シリーズ 1967年)
- 近世建築史論集 (中央公論美術出版 1969年)
- 書院 第1-2 (恒成一訓写真 創元社 1969年)
- アンコール・ワット (恒成一訓写真 毎日新聞社 1970年)
- 近世の建築 (中央公論美術出版 芸術選書 1971年)
- 日本の美術 16 城と書院 (小学館 ブック・オブ・ブックス 1971年)
- 角屋 (写真恒成一訓 毎日新聞社 1973年)
- 熊本城 (中央公論美術出版 美術文化シリーズ 1976年)
- 心にのこる建築 (中央公論美術出版 1985年)
- 城と城下町 (中央公論美術出版 1988年)
- ネパール建築逍遥 一本の古柱に歴史と風土を読む (日本工業大学ネパール建築調査団編 彰国社 1992年)
共著
翻訳
- Japanese Residences and Gardens : a Tradition of Integration. 恒成一訓写真 Translated by H. Mack Horton.講談社インターナショナル、1982年
- Kyoto Country Retreats : the Shugakuin and Katsura Palaces.岡本茂男写真 Translated by Bruce A. Coats.講談社インターナショナル、1983年 Great Japanese art
参考文献
- 『アルペン颪 旧制高等学校物語 松本高校編』(財界評論新社 1967年)