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2016年11月15日 (火) 13:23時点における版

バリ州

Bali
バリ州の旗
バリ州の公式印章
印章
標語: 
Bali Dwipa Jaya
座標: 南緯8度39分 東経115度13分 / 南緯8.650度 東経115.217度 / -8.650; 115.217
インドネシアの旗 インドネシア
州都 デンパサール
政府
 • 知事 イ・マデ・マンク・パスティカ
面積
 • 合計 5,632.86 km2
人口
(2009)
 • 合計 3,551,000人
 • 密度 630人/km2
住民
 • 民族

バリ人 (89%), ジャワ人 (7%),

バリ・アガ (1%), マドゥラ族 (1%)[1]
 • 宗教

ヒンドゥー教 (93.19%), イスラム教 (4.79%),

キリスト教 (1.38%), 仏教 (0.64%)
 • 言語 インドネシア語, バリ語
等時帯 UTC+08 (CIT)
ISO 3166コード ID-BA
ウェブサイト baliprov.go.id

バリ州インドネシア語:Bali)は、インドネシア共和国の第一級地方自治体(Daerah Tingkat I)であり、バリ島とその周辺の小島(ペニダ島レンボンガン島チュニガン島インドネシア語版スラガン島英語版ムンジャガン島英語版)からなる。州都はデンパサール

歴史

本節では、インドネシア共和国バリ州の政治・行政史について概観する。バリ島全体の歴史については、バリ島#歴史を参照のこと。

小スンダ州の設置

バリ島は、第二次世界大戦中に日本軍政下に置かれていたが、1944年の小磯声明によってインドネシア独立が許容されると独立の気運が高まり、1945年7月に「小スンダ建国同志会」が結成され、イ・グスティ・クトット・プジャが代表に就いた。その後、終戦後の8月17日、スカルノがインドネシア共和国の独立を宣言すると、バリ島は「小スンダ州」とされ、プジャが初代知事に任命され、北部のシガラジャが州都とされた。

インドネシア独立とバリ州の誕生

しかし、その後、オランダの再上陸により、上記の試みは失敗に終わり、1946年12月、バリは親オランダの東インドネシア国に帰属する自治地域として宣言され、旧体制を利用したオランダによる間接統治が敷かれることになった。しかし、激しい抗争の後、1949年12月にインドネシア共和国が独立すると、翌1950年にこれに加わり、バリ州として位置づけられることになった。州都はデンパサールに移され、アナック・アグン・バグス・ステジャが初代知事に就任した。

地方議会の民主化

1979年村落行政法の影響

2001年デサ・パクラマンに関する州条例

行政区画

カブパテン

バリ州は、以下のカブパテン(県)と呼ばれる第二級地方自治体(Daerah Tingkat II)で構成される。

  1. バドゥン県 Kabupaten Badung
  2. バンリ県 Kabupaten Bangli
  3. ブレレン県 Kabupaten Buleleng
  4. デンパサールKabupaten Denpasar
  5. ギャニャール県 Kabupaten Gianyar
  6. ジュンブラナ県 Kabupaten Jembrana
  7. カランガスム県 Kabupaten Karangasem
  8. クルンクン県 Kabupaten Klungkung
  9. タバナン県 Kabupaten Tabanan

クチャマタン、デサ、バンジャール

2004年時点では、さらに、8つのクチャマタン(郡)、695のデサクルラハン)、4,281のドゥスンバンジャール)に下位区分されている。

歴代知事

No. 在任期間 名前 備考
初代 1950~1958年 アナック・アグン・バグス・ステジャ
2代 1958~1959年 イ・グスティ・バグス・オカ
3代 1959~1965年 アナック・アグン・バグス・ステジャ
4代 1965~1967年 イ・グスティ・プトゥ・マルタ
5代 1967~1978年 スカルメン
6代 1978~1988年 イダ・バグス・マントラ
7代 1988~1993年 イダ・バグス・オカ
8代 1993~1998年 イダ・バグス・オカ
9代 1998~2003年 デワ・マデ・ブラタ
10代 2003~2008年 デワ・マデ・ブラタ
11代 2008年~ イ・マデ・マンク・パスティカ バリ島爆弾テロ事件 (2002年)を捜査した警察官

財政

関連項目

脚注

  1. ^ Indonesia's Population: Ethnicity and Religion in a Changing Political Landscape. Institute of Southeast Asian Studies. (2004) 

外部リンク