「H2O (日本の歌手グループ)」の版間の差分
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2016年11月13日 (日) 04:15時点における版
H2O | |
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基本情報 | |
出身地 | 日本 長野県上田市 |
ジャンル | フォーク系ポップデュオ |
活動期間 |
1976年 - 1985年 1999年 - 2001年 |
レーベル |
キティレコード ビクターエンタテインメント |
事務所 | アミューズ |
メンバー |
赤塩正樹 中沢堅司 |
1976年に結成され1985年に解散。1999年に再結成したが、現在グループとしての活動はしていない。代表曲は想い出がいっぱい、ローレライなど。
メンバー
略歴
- 中学時代、同級生であった中沢堅司(現・中沢けんじ)と赤塩正樹は別々の高校に進学したものの「スプリング・ブリーズ」というバンドを結成。しかし大学進学、上京を機にバンドは解散へと至る。
- 大学在学中に2人で活動をすることを決意。活動をはじめた2人が作ったデモ・テープが認められアミューズに籍を預けることになる。「H2O」はプロデビューへ向けたLP制作に取り掛かるも、プロデューサーから幾たびも直しを言い渡され続けたという。
- 1980年6月、薬師丸ひろ子主演映画「翔んだカップル」の挿入歌『ローレライ』でデビュー。その後、TV版「翔んだカップル」の主題歌『僕等のダイアリー』が続けてヒット。
- 1983年3月25日に発売された5枚目のシングルにして初の両A面シングル『想い出がいっぱい/10%の雨予報』がフジテレビ系アニメ『みゆき』のエンディング曲(前者)、およびオープニング曲(後者)に起用され、大ヒット。一躍知名度を上げた。
- 2人はオリジナル曲での活動を求めていたが、事務所の方針でシングル発表される曲は有名な作詞・作曲家の手によるものが多く、自分たちの楽曲はB面やアルバム収録曲に留まっていた。また『想い出がいっぱい』以降は大きなヒット曲に恵まれなかったことに加え、音楽番組やヒットチャートではアイドルや、後にJ-POPと呼ばれるバンドの楽曲が華を咲かせていたため、フォークデュオの形態で歌う2人はジレンマと焦りを感じていたという。当時アミューズに勤務していた寺内壮がマネージャーに着任し、今後の方針を話し合う席で解散の意思を伝えた。
- 1985年、解散。2人は別々の道を歩むこととなる。
- 1999年に再結成、上田市制80周年のイメージソング「ここにおいでよ」をビクターエンタテインメント(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売。
- 2003年にはセルフカバーによる「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」を発売。しかし、“H2O”としての表立った活動は凍結。稀に企画などで楽曲を披露することはある。
- 現在、中沢堅司はoffice very提携アーティストとしてMUTOWN RECORDSに所属しており、2011年、同じ事務所の五十嵐浩晃とユニット「コンド55歳」を結成した。
- 赤塩正樹は、解散後、1985年に渡米し、ニューヨーク大学教育学大学院を卒業。帰国後はフジパシフィック音楽出版(現:フジパシフィックミュージック)で専属作曲家を経て、現在 A.K.A Planet にてプロデュース、アーチスト、語学コンサルタントをしている。2012年3月8日、ドイツ、ベルリン・フィルハーモニーにて彼の新曲「絆のチカラ」が初演された。
ディスコグラフィー
シングル
- ローレライ(1980年6月21日) - 映画『翔んだカップル』挿入歌
- 僕等のダイアリー(1980年11月4日) - フジテレビ系ドラマ『翔んだカップル』主題歌
- グッタイミングですべりこみ(1981年8月21日)
- 作詞:中沢堅司・赤塩正樹/作曲:赤塩正樹/編曲:星勝
- B面 「ブルーベリーの頃」
- HELLO VIBRATION(1982年7月25日)
- 作詞:ちあき哲也/作・編曲:星勝
- B面 「LONELY」
- 想い出がいっぱい/10%の雨予報(1983年3月25日) - 初の両A面シングル
- Good-byeシーズン(1983年10月1日) - フジテレビ系アニメ『みゆき』エンディング曲
- 作詞:山川啓介/作曲:鈴木キサブロー/編曲:星勝
- B面 「振り向けばBroken Heart」
- 風のロマンス(1984年6月25日)
- 作詞:秋元康/作曲:鈴木康博/編曲:星勝
- B面 「虹のルージュ」
- So Long 想 Long(1984年11月1日)
- 作詞:阿久悠/作曲:赤塩正樹/編曲:星勝
- B面 「サマードリーム」
- ここにおいでよ(1999年7月28日) - 上田市制80周年イメージソング
- 作詞:並河祥太/作曲:赤塩正樹/編曲:赤塩正樹
- 想い出がいっぱい 〜the 21st century〜(2003年10月29日) - キヤノン「PIXUS」CMソング
- 作詞:阿木燿子/作曲:鈴木キサブロー/編曲:石田小吉
- c/w 「想い出がいっぱい」(オリジナルバージョン)
アルバム
- Water Land(1981年)
- Wait a second(1982年)
- Emotion(1983年1月1日)
- Pool(1983年10月25日)
- Next Corner(1985年)
ベストアルバム
- Biography H2O (1995年11月25日 KTCR-1355)
- 夏色の雫 〜H2O BEST SELECTION〜(2001年6月21日 UMCK-1036)
- 想い出がいっぱい 〜the best collection〜(2003年11月26日 UMCK-1175)
- ゴールデン☆ベスト (H2O)(2004年9月8日 UICZ-6049)
カバー
最大のヒット曲である「想い出がいっぱい」は、多くの歌手やグループがカバーしている。
岡村隆史(ナインティナイン)が主演した映画『無問題』(モウマンタイ・1999年)の主題歌として岡村が広東語と日本語でカバー。
その他、下川みくに、米倉千尋、ビリケン(オリジナルラップつき)、安倍なつみ、島谷ひとみ、May J.などがカバーしている。
その他
- サントリーフーズ 『BOSS 懐かしのヒット曲歌謡祭』:6缶パックケース1箱に1枚、8cmCDを貼付して販売する企画シリーズ(全30曲)。H2Oは『想い出がいっぱい』を提供。8月16日の第1弾シリーズ「ゼロの頂点」缶に貼付された。
テレビ出演
- 翔んだカップル(1981年放送、フジテレビ)
- ザ・ベストテン (1983年放送、TBS)
- ザ・トップテン (1983年放送、日本テレビ)
- ザ・ベストヒット'83(1983年放送、テレビ朝日)
- 夜のヒットスタジオ(1983年放送、フジテレビ)
- ヤンヤン歌うスタジオ(1983年放送、テレビ東京)
- 突然ガバチョ!(1983年放送、毎日放送)
- プロポーズ大作戦 (バラエティ番組)(1983年放送、朝日放送)
- ミュージック・スペシャル'84 歌って笑って 名古屋城(1984年放送、名古屋テレビ)
- おはようスタジオ(1985年放送、テレビ東京)
- うた世紀ベストテン(2000年5月29日放送、テレビ東京)
外部リンク