コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ジョージ・ベンソン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:ポップ歌手のカテゴリ修正依頼 - log
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:ポップ歌手のカテゴリ修正依頼: 性別付け - log
212行目: 212行目:
{{DEFAULTSORT:へんそん しようし}}
{{DEFAULTSORT:へんそん しようし}}
[[Category:アメリカ合衆国のギタリスト]]
[[Category:アメリカ合衆国のギタリスト]]
[[Category:アメリカ合衆国のポップ歌手]]
[[Category:アメリカ合衆国の男性ポップ歌手]]
[[Category:アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン]]
[[Category:アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン]]
[[Category:アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト]]
[[Category:アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト]]

2016年11月12日 (土) 04:00時点における版

ジョージ・ベンソン
基本情報
生誕 (1943-03-22) 1943年3月22日(81歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ピッツバーグ
ジャンル ジャズフュージョンポップ・ミュージックR&B
職業 ミュージシャンソングライター
担当楽器 ギターヴォーカル
活動期間 1964年 – 現在
公式サイト GeorgeBenson.com
著名使用楽器
Ibanez GB10 Signature Model
Ibanez GB200 Signature Model

ジョージ・ベンソン(George Benson, 1943年3月22日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズフュージョンを中心に活動しているギタリスト歌手

バイオグラフィ

3歳よりプロの道を目指す。1963年、ジャック・マクダフのバンドに加入。1964年、マクダフのサポートを得て、The New Boss Guitarでバンド・リーダーとしてもデビューする。1968年には、マイルス・デイヴィスの初のエレクトリック・ジャズ作品マイルス・イン・ザ・スカイ('Miles in the sky')のレコーディングに参加。

初期はウェス・モンゴメリー系のストレート・アヘッドなジャズを演奏していたが、1970年代以降はフュージョン系のアーティストに転じる。1976年にワーナー・ブラザーズ・レコードに移籍、この年に発表したBreezin' はプロデューサー、トミー・リピューマを迎えており、タイトル曲は彼の代表作となるほどにヒットした。このアルバムに収録された「マスカレード (This Masquerade)」で、ヴォーカリストとしても注目され、以後ヴォーカル曲も積極的に取り入れていく。アルバム20/20(1984)やIrreplaceable(2004)等歌手として特化したアルバムも出している。 1980年代にはブラック・コンテンポラリーの旗手の一人としても認知され、ジャズ・フュージョンを母体としつつも、より商業的な音楽世界に積極的にアプローチしてゆく姿勢も窺えた。

1984年発表の「NOTHING GONNA CHANGE MY LOVE」(変わらぬ想い)は甘いボーカルのラブソングとして現在も代表作である。

1994年に"Turn Your Love Around"をサンプリングしたEAST END×YURIの『DA.YO.NE』が日本では流行ったが、作曲者のビル・チャンプリンらの許可は得ずに使用していた。彼らは使用料の支払いで和解している。

1996年よりGRPレコードに所属。2006年にはコンコード・レコードモンスター・ミュージックに移り、アル・ジャロウとの共作、Givin' It Upをより発表。2009年には音楽活動をほぼ停止していた、スモーキー・ロビンソンビル・ウィザースらを作曲陣に迎え、Songs and Storiesを発表。バックミュージシャンも活動を停止したTOTOの主要メンバー等豪華なメンバーを取り揃えている。

プレイスタイル

ギター

いわゆる逆アングルによる正確無比かつ高速のフルピッキング、ギターによるビバップ・スタイルの完成形とも言われる流麗なフレージング、ウェス・モンゴメリーの系譜を受け継ぐオクターヴ奏法とその発展形であるオクターヴ+五度奏法、洗練されたブルースフレーズ、…などが特徴。

ブルース界の大御所B.B.キングは、「彼(ジョージ・ベンソン)は、彼のブルースを演(や)っている」と、ジョージ・ベンソンをブルースマンとして認める旨の発言をしたことがある。

ボーカル

意味を持つ歌詞をともわない歌唱であるスキャットの名手である。ギターソロとスキャットをシンクロさせ、独特の高揚感を打ち出すのが十八番。ノーマン・ブラウンをはじめ若手ギタリストに、そのスタイルのフォロワーは多い。ベーシストでは、ネーザン・イーストリチャード・ボナにベンソン流儀のソロ&スキャットの影響がうかがえる。

ディスコグラフィ

アルバム

タイトル 発売年 注釈
George Benson/Jack McDuff 1964 -
The New Boss Guitar 1964 -
Benson Burner 1965 -
"This is Jazz, Vol. 9" 1965 -
Its Uptown 1966 -
George Benson Cookbook 1966 -
Benson Burner 1966 -
Blue Benson 1967 -
Willow Weep for Me 1967 -
Giblet Gravy 1968 -
Shape of Things to Come 1968 -
Goodies 1968 -
Tell It Like It Is 1969 -
The other side of Abbey Road 1969 -
I Got a Woman and Some Blues 1970 -
Beyond the Blue Horizon 1971 recorded at Van Gelder Studios (NL)
White Rabbit 1971 -
Jazz on a Sunday Afternoon Vol. 1 & 2 1973 Live
Wichcraft 1973 Live
Body Talk 1973 -
Bad Benson 1974 -
In Concert-Carnegie Hall 1975 Live
Good King Bad 1975 -
Breezin' 1976 -
Benson & Farrell 1976 -
In Flight 1977 -
Livin inside Your Love 1977 -
Weekend in L.A. 1977 Live
Space Album 1978 -
In Your Eyes 1978 -
Take Five 1979 -
Cast Your Fate to the Wind 1980 -
Give Me the Night 1980 -
GB 1981 -
The George Benson Collection 1981 -
Pacific Fire 1983 -
20/20 1984 -
Live in Concert 1984 Live
While the City Sleeps… 1986 -
Collaboration with Earl Klugh 1987 -
Twice the Love 1988 -
Tenderly 1989 -
Big Boss Band 1990 -
The Essence of George Benson 1992 -
Love Remembers 1993 -
The Most Exciting New Guitarist on the Jazz Scene 1994 -
California Dreamin' 1996 -
Lil Darlin' 1996 -
Thats Right 1996 -
Standing Together 1998 -
Masquerade 1998 -
The Masquerade Is Over 1999 -
Absolute Benson 2000 -
All Blues 2001 -
Blue Bossa 2002 -
"After Hours" 2002 -
Irreplaceable 2004 -
Golden Legends Live 2004 -
Jazz After Hours with George Benson 2005 -
Best of George Benson 2005 Live
Givin' It Up with Al Jarreau 2006 Monster Music/Concord
Songs and Stories 2009 Monster Music/Concord
Guitar Man 2011 Monster Music/Concord
Inspiration a Tribute to Nat King Cole 2013 Monster Music/Concord

功績

タイトル 年度 部門
"This Masquerade" 1976 Record of the Year
"Breezin'" 1976 Best Pop Instrumental Performance
"Theme from Good King Bad" 1976 Best Rhythm & Blues Instrumental Performance
"On Broadway" 1978 Best R&B Vocal Performance, Male
"Give Me the Night" 1980 Best R&B Vocal Performance, Male
"Off Broadway" 1980 Best R&B Instrumental Performance
"Moody's Mood" 1980 Best Jazz Vocal Performance
"Being with You" 1983 Best Pop Instrumental Performance

関連項目

外部リンク