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2016年11月12日 (土) 02:03時点における版
テディー・ライリー | |
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出生名 | Edward Theodore Riley |
生誕 | 1967年10月8日(57歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州, ハーレム |
ジャンル | ニュージャックスウィング, HIP HOP, R&B |
職業 | シンガー・ソングライター, キーボード奏者, 音楽プロデューサー |
担当楽器 | ヴォーカル, キーボード, トークボックス |
活動期間 | 1980–present |
レーベル | InterScope,MCA |
共同作業者 | ビッグ・ダディ・ケイン、ジーン・グリフィン、ガイ、レクスン・エフェクト、クール・モー・ディー |
テディー・ライリー(英語名:Teddy Riley、1967年10月8日-)は、アメリカ合衆国のR&B系作曲家、歌手、演奏家、音楽プロデューサー。
1980年代後期にニュージャックスウィングと呼ばれる独自の音楽スタイルを確立させ、大ブームを巻き起こし、以降のアメリカのR&Bジャンルに多大な影響を与えた。ソウル、ファンク、ヒップホップなど、多様なスタイルを横断してひとつにまとめる独特の音楽センスで強い支持を得ており、自身のアーティストとしての活動のみならず、他のアーティストに対するソングライター/プロデューサーとしての活動でも注目を集めている。また、他作曲に対するリミックスも数多く手がける。
ZAPP/ロジャー・トラウトマンに強く傾倒しており、ロジャー同様にトークボックスを巧みに使いこなす。
来歴
ニューヨーク州ハーレム生まれ。本名はエドワード・シオドア・ライリー(Edward Theodore Riley)。
10代の内からミュージシャン/プロデューサーとして活動しており、12歳の時には既にキッズ・アット・ワークというグループに参加してメジャーデビューを果たしていた。その後、クール・モー・ディーやキース・スウェットなどのプロデュースでプロデューサーとして頭角を現し、1988年のボビー・ブラウンのセカンドアルバムに参加(クレジットはジーン・グリフィン名義)、この大ヒットにより、一躍人気プロデューサーの仲間入りを果たす。自らもアーロン・ホール、ティミー・ギャトリング(後にダミオン・ホールと交代)と共にガイというグループを結成、アーティスト・パフォーマーとしても高い人気を獲得した。
この時期にテディーが独特のサウンドメイキングで確立した斬新なスタイルは“ニュージャックスウィング”(NJS)と呼ばれ、一大ブームを巻き起こし、後のミュージシャンやプロデューサーに強い影響を与えた。80年代後半には、ジャム&ルイス、L.A.&ベイビーフェイスらと共に、トッププロデューサーの一角と並び称された。
この時期には、実質マネージャーであるジーン・グリフィンとコンビで、"G.R.Production"として活動していたが、やがて制作の主導権や、ギャラの配分を巡って対立。喧嘩別れのような形でコンビを解消することになってしまう。その後、テディーは活動の拠点をニューヨークからヴァージニアに移し、自らのスタジオを設立する。
1990年代に入るとNJSのブームも退潮し、ガイとしての活動も停滞。テディーはプロデューサーとしての活動に重心を移していく。この時期に、マイケル・ジャクソンなどのプロデュースを行っている。
1994年には、チャウンシー・ハンニバルらと結成した新グループ、ブラックストリートとしてアルバムを発表。ファンク色の強かったガイのサウンドからは一転して、コーラスワークを主体としたサウンドメイキングで新たな人気を獲得した。ブラックストリートは1999年までに3枚のアルバムを発表し、グループとしてグラミー賞を獲得するなど、高い業績を残すが、サードアルバム発表後にメンバー間の対立が表面化して活動停止を余儀なくされる。
1999年、ガイとして活動を再開、2000年にアルバムを発表するが、これは商業的には振るわず、ガイは再び活動休止状態に陥る。
2003年にはブラックストリートのメンバーと和解して4枚目のアルバムを発表するが、これも大ヒットには至らずに終わる。
この間も、プロデューサーとしては旺盛な活動を続けており、数多くのアーティストのアルバム/シングルを手がけている。
2006年、自らのグループ、ガイとブラックストリートを共に復活させ、ニュー・エディション、SWVなどと共に"New Jack Reunion"ツアーを全米で敢行した。同時期に、ガイとブラックストリート両方のニューアルバムをレコーディング中と一部で伝えられたが、この時期には発表されていない。
同年、アトランタに新スタジオを設立し、新たな活動拠点とした。
2008年、落雷による火事で、ヴァージニアのスタジオが焼失した。
2009年4月25日、アトランタで開催されたDJイベント"The Core DJ Retreat"のパネルディスカッションにおいて、ガイとブラックストリートのメンバーを伴って出席、両グループの復活とニューアルバムの制作を発表した。[1]
主な参加およびプロデュース作品
- ガイ (曲「グルーブ・ミー」ほか)
- キース・スウェット((曲「アイ・ウォント・ハー」)
- ビッグ・ダディ・ケイン((曲「アイ・ゲット・ザ・ジョブ・ダン」)
- クール・モー・ディー(曲「アイ・ゴー・トゥ・ワーク」)
- ブラックストリート(曲「ベイビー・ビー・マイン」)
- Wrecks-N-Effect(曲「ニュージャックスウィング」)
- Abstrac'(曲「ライト&ハイプ」)
- AL B.シュア!
- Aretha & Whitney
- B-Fats
- Big Bub(元トゥディ)
- ビリー・オーシャン
- Blackgirl
- ブロンディ
- ボビー・ブラウン(曲「マイ・プリロガティブ」)
- ボーイ・ジョージ
- ブランディ
- Bubba
- Case
- Charli Baltimore
- シェリル・リン
- Club Nouveau
- Crash Crew
- Dave Hollister
- David Peaston
- Deja
- Disco Four
- ダグ・E・フレッシュ
- The Get Fresh Crew
- D.J. Hollywood
- エターナル
- EXILE
- EXO
- Father MC
- Foxy Brown
- グレン・ジョーンズ
- 少女時代
- ヘヴィ・D&ザ・ボーイズ(曲「サムバディ・フォー・ミー」)
- Hezekiah Walker(ゴスペル)
- Hi-Five(曲「アイ・ライク・ザ・ウェイ」)
- ジャクソンズ
- ジェームス・イングラム
- James "JT" Taylor
- Jane Child(曲「ドント・ワナ・フォーリン・ラブ」)
- ジャネット・ジャクソン
- パク・ジェボム
- ジェイ・Z
- DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス
- ジョナサン・バトラー
- ジョー
- Johnny Kemp
- K-Ci & JoJo
- クール・アンド・ザ・ギャング
- Lil' Romeo
- LL・クール・J
- Lord Tariq & Peter Gunz
- メアリー・J. ブライジ
- メイスMase
- The Masters Of Ceremony
- M.C.ハマー
- MC Lyte
- Men Of Vizion
- マイケル・ジャクソン
- Mike Posner
- Monifah
- Montell Jordan
- 安室奈美恵
- ネイト・ドッグ
- Nayobe
- ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック
- イン・シンク
- Nutta Butta
- Omar Chandler
- パティ・ラベル
- Positive K
- クィーン・ラティファ
- クインシー・ジョーンズ
- R・ケリー
- RaNia(韓国)
- Redhead Kingpin & The F.B.I.
- Rob Base & D.J. E-Z Rock
- ローリング・ストーンズ
- Samantha Mumba
- Samuelle
- SHINee
- ソウル・II・ソウル
- Spoonie Gee
- Spyder D.
- Starpoint
- Stephanie Mills
- SWV
- Taral
- Today
- トム・ジョーンズ
- Tony Thompson
- Tony! Toni! Tone!
- Troop
- アッシャー
- The Wee Papa Girls
- ホイットニー・ヒューストン
- The Winans(曲「イッツ・タイム)
- Zan
注釈
- ^ notrax 90年代を代表するR&Bグループ、ガイとブラックストリート再結成?! http://www.notrax.jp/news/detail/0000006492.html
関連項目