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2016年11月12日 (土) 01:15時点における版
ルーファス・ウェインライト | |
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基本情報 | |
出生名 | ルーファス・マクギャリグル・ウェインライト |
生誕 | 1973年7月22日(51歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州 |
担当楽器 | ボーカル・ピアノ・ギター |
活動期間 | 1993年 - |
公式サイト | www.rufuswainwright.com |
ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright、1973年7月22日 - )は、アメリカ・ニューヨーク州・ダッチェス郡Rhinebeck村出身のシンガーソングライターである。
概要
ラウドン・ウェインライトIIIとケイト・マクギャリグルの息子であり、マーサ・ウェインライントの兄、ルーシー・ウェインライト・ローチの異母兄弟に当たる。
1998年のデビュー以来、5作のスタジオ・アルバムを発表している。
楽曲「アイム・ア・ランニン」は1989年のジニー賞に、翌年にはジュノー賞新人賞にもノミネートされた。
「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第96位[1]。
経歴
幼い頃に両親が離婚した母子家庭で、少年時代のほとんどをカナダのモントリオールで過ごす。そのため、アメリカとカナダの二重国籍である。
6歳でピアノに触れはじめ、13歳で「マクギャリグル姉妹と一家」(ルーファスと妹のマーサ、母のケイト、伯母のアンナからなるフォークグループ)として巡業を始める。
ニューヨーク州ダウンステイトのミルブルック高校(後に彼の曲 "Millbrook" に影響を与える)を卒業後、コンコーディア大学、マギル大学で短期間ピアノを学ぶ。
10代の頃に、ゲイであることをカミングアウトしている[2]。
若い頃よりオペラに興味を持ち、それは彼の音楽にも強く影響している。例えば「Barcelona」は、ヴェルディのオペラ、マクベスの台詞を引用している)。また、エディット・ピアフやアル・ジョルソン、ジュディ・ガーランドらにも強い関心を示している。
活動開始~デビューアルバム
毎週出演していた、Cafe Sarajevoのモントリオールのクラブでのステージが評判になり、Pierre Marchandによっていくつかのデモテープが作られる(彼は、後にウェインライトのアルバム "Poses" のプロデュースを手がける)。テープは、ドリームワーク・レコードのLenny Waronkerにわたり、彼は自身のレーベルでウェインライトと契約する。1996年の春に、ウェインライトはニューヨークへ移り、Club Fezで定期的に演奏を行う。その年の秋にロサンゼルスに移り、ファースト・アルバム『Rufus Wainwright』のレコーディングを開始する。
このデビュー・アルバムは高い評価を受け、ローリングストーン誌はその年最良のアルバムの一つとし、また彼をその年の "Best New Artist" と呼んだ。1998年の夏、ウェインライントはショーン・レノンとツアーを行い、続いて自身の初ツアーを行う。12月に彼はGAPのCMに出演し、フランク・レッサーの "What Are You Doing New Year's Eve?" を披露すると、彼の知名度と作品のセールスは飛躍的に増加する。1999年の3月からツアーを行う。
ディスコグラフィ
オリジナル・アルバム
- ルーファス・ウェインライト - Rufus Wainwright (1998/5/21)
- フーリッシュ・ラヴ Foolish Love
- ダニー・ボーイ Danny Boy
- エイプリル・フールズ April Fools
- イン・マイ・アームズ In My Arms
- ミルブルック Millbrook
- ベイビー Baby
- ビューティー・マーク Beauty Mark
- バルセロナ Barcelona
- マチネー・アイドル Matinee Idol
- ダムド・レディーズ Damned Ladies
- サリー・アン Sally Ann
- イマジナリー・ラヴ Imaginary Love
- ア・ビット・オブ・ユー A Bit of You (日本盤のみ収録、ボーナス・トラック)
- ポーゼス Poses (2001/5/23)
- シガレッツ・アンド・チョコレート・ミルク Cigarettes And Chocolate Milk
- グリーク・ソング Greek Song
- ポーゼス Poses
- シャドウズ Shadows
- カリフォルニア California
- ザ・タワー・オブ・ラーニング The Tower Of Learning
- グレイ・ガーデンズ Grey Gardens
- レベル・プリンス Rebel Prince
- ザ・コンソート The Consort
- ワン・マン・ガイ One Man Guy
- イーヴィル・エンジェル Evil Angel
- イン・ア・グレイヴヤード In A Graveyard
- シガレッツ・アンド・チョコレート・ミルク(REPRISE) Cigarettes And Chocolate Milk (reprise)
- Across The Universe (US盤ボーナス・トラック)
- ウォント・ワン Want One (2003/9/23)
- オー・ホワット・ア・ワールド Oh What a World
- アイ・ドント・ノウ・ホワット・イット・イズ I Don't Know What It Is
- ヴィシャス・ワールド Vicious World
- ムーヴィーズ・オブ・マイセルフ Movies of Myself
- プリティー・シングス Pretty Things
- ゴー・オア・ゴー・アヘッド Go or Go Ahead
- ヴァイブレイト Vibrate
- 14th ストリート 14th Street
- ナターシャ Natasha
- ハーヴェスター・オブ・ハーツ Harvester of Hearts
- ビューティフル・チャイルド Beautiful Child
- ウォント Want
- 11:11 11:11
- ディナー・アット・エイト Dinner at Eight
- エス・ムス・ザイン Es Muß Sein (ボーナス・トラック)
- ウォント・トゥー Want Two (2004/11/16)
- アニュス・デイ Agnus Dei
- ザ・ワン・ユー・ラヴ The One You Love
- ピーチ・ツリーズ Peach Trees
- リトル・シスター Little Sister
- アート・ティーチャー The Art Teacher
- ホームタウン・ワルツ Hometown Waltz
- ディス・ラヴ・アフェアー This Love Affair
- ゲイ・ミサイア Gay Messiah
- メンフィス・スカイライン Memphis Skyline
- ウェイティング・フォー・ア・ドリーム Waiting For A Dream
- クラム・バイ・クラム Crumb by Crumb
- オールド・ホアーズ・ダイエット Old Whore's Diet
- パリジェンヌの心(ライブ) Coeur De Parisienne - Reprise d'Arletty - Live (ボーナス・トラック)
- 愛があなたを死なすとき(ライブ) Quand Vous Mourez de Nos Amours - Live (ボーナス・トラック)
- リリース・ザ・スターズ Release the Stars (2007/5/15)
- ドゥ・アイ・ディサポイント・ユー Do I Disappoint You
- ゴーイング・トゥ・ア・タウン Going To A Town
- ティアーガーテン Tiergarten
- ノーバディーズ・オフ・ザ・フック Nobody's Off The Hook
- ビトウィーン・マイ・レッグス Between My Legs
- ルールズ・アンド・レギュレーションズ Rules And Regulations
- アイム・ノット・レディ・トゥ・ラヴ Not Ready To Love
- スライド・ショウ Slideshow
- タルサ Tulsa
- リーヴィング・フォー・パリス Leaving For Paris
- サンスーシ Sanssouci
- リリース・ザ・スターズ Release The Stars
- オール・デイズ・アー・ナイツ:ソングス・フォー・ルル All Days Are Nights: Songs For Lulu (2010/6/2)
- フー・アー・ユー・ニューヨーク? Who Are You New York?
- サド・ウィズ・ホワット・アイ・ハヴ Sad With What I Have
- マーサ Martha
- ギヴ・ミー・ホワット・アイ・ウォント・アンド・ギヴ・イット・トゥ・ミー・ナウ! Give Me What I Want And Give It To Me Now!
- トゥルー・ラヴズ True Loves
- ソネット43 Sonnet 43
- ソネット20 Sonnet 20
- ソネット10 Sonnet 10
- ザ・ドリーム The Dream
- ホワット・ウド・アイ・エヴァー・ドゥ・ウィズ・ア・ローズ? What Would I Ever Do With A Rose?
- レ・フゥー・ダルティフィス・タペル Les Feux D'Artifice T'Appellent
- ゼブロン Zebulon
ライブアルバム
- Rufus Does Judy At Carnegie Hall (2007/12/4) - 追悼コンサートのライブ音源から、ジュディ・ガーランドの1961年のコンサートを再現。
サウンドトラック
- Complainte de la Butte - 映画「ムーラン・ルージュ」(2001)
- Hallelujah - 映画「シュレック」(2001)
- Across the Universe - 映画「アイ・アム・サム」(2001)
- I'll Build A Stairway to Paradise - 映画「アビエイター」(2002)
- BROKEBACK MOUNTAIN-映画ブロークバックマウンテン(サウンドトラック)(2005)
映画
- 「アビエイター」
脚注
- ^ “Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
- ^ The Wainwright Stuff - Metro Weekly (March 11, 1999)