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2016年11月11日 (金) 02:26時点における版

木山裕策
生誕 (1968-10-03) 1968年10月3日(55歳)
出身地 日本の旗 大阪府大阪市京橋
学歴 大阪外国語大学外国語学部スペイン語専攻
ジャンル J-POP
職業 歌手会社員
活動期間 2008年 -
レーベル ユニバーサルミュージック
事務所 tearbridge production
共同作業者 多胡邦夫
公式サイト tearbridge.com/kiyama
ビリー・ジョエル

木山 裕策(きやま ゆうさく、1968年10月3日 - )は、日本の歌手会社員大阪府大阪市出身。血液型A型。身長183cm。既婚。

人物

2008年2月に歌手活動を開始する。広告関連の出版社に勤める会社員を本業としており求人サイト中の広告を担当する部署の課長[1][2]である。歌手活動は本業の休日に行う。妻と4男がいる。憧れの歌手は平井堅

小説家薬丸岳とは、日本脚本家連盟ライターズスクールの同期生で、偶然隣の席になったことから親しくなり、現在も親交が続いている[3]

略歴

1968年高校教師の父と美容師の母の間に生まれる。父親は広島の出身[4]大阪府立大手前高等学校を経て、大阪外国語大学外国語学部スペイン語専攻(現・大阪大学外国語学部)に入学し、大学時代にバンドを結成し、ボーカルを担当。ビリー・ジョエルを好んで歌った。プロ志望を断念し、シナリオライターを目指しながらアルバイト生活をするも挫折し、その後会社員となる。

2004年頃、左側の甲状腺悪性腫瘍が見つかり、全摘出手術を受ける。手術の際に声帯と繋がる神経(反回神経)を傷つけてしまう可能性があり、もし無事に手術が終わり、声が出るように回復すれば、歌手という夢へ挑戦することを決意する。その後、手術は無事成功し、奇跡的に声は残った。手術後、リハビリによって歌を歌えるまでに回復し、自分の声をCDに残して子供たちに聞かせたいと熱望するようになる。

2007年日本テレビ系『歌スタ!!』に出演し、平井堅の「瞳をとじて」、さらに追試でビリー・ジョエルの「Piano Man」を歌唱し、番組においてウタイビトハンター(審査員)として参加していた多胡邦夫の目に留まる。後に楽曲「home」を制作し、番組内で最終プレゼンテーションを行うが、不合格に。その時点でメジャーへの道を諦めようとするも、多胡の説得を受け、フルコーラスで仕上げた2度目のプレゼンテーションによってデビューが決定する。

2008年2月6日にシングル「home」でデビュー。同年12月31日の『第59回NHK紅白歌合戦』に初出場する。

2016年レコード会社をユニバーサル ミュージックに移籍。移籍後第1弾アルバム『F 守りたい君へ』を3月2日に発売。「home」の続編となる新曲「旅立ち~home 2016~」収録。(他収録曲はカバー楽曲)。ジャケット写真にはプロレスラーの佐々木健介と彼の長男が起用されている。

現在は東京に在住。歌手活動は週末のみで平日は会社員として働いている[5]。2010年秋に「子供と過す時間を増やしたい」理由で残業の少ない会社に転職をしている[5]

作品

シングル
  1. home(作詞・作曲:多胡邦夫/編曲:米田浩徳 2008年2月6日発売)
  2. I believe/永遠(作詞・作曲:多胡邦夫/編曲:中村康就 2009年8月26日発売)
アルバム
  • Memorial(2009年2月11日発売)
  • うたおうか〜親子で歌う童謡vol.1(2010年11月16日発売)
  • F 守りたい君へ(2016年3月2日発売)
ミニアルバム
その他
  • 童子-T「RAP X COVER」(2012年12月5日発売)
    • 7.HOME feat 木山裕策
カセットテープ
  • home(2008年4月16日発売)
書籍
  • home 家族と歌が僕を守ってくれた(2008年7月24日発売、光文社刊)

出演番組

脚注

  1. ^ 文化放送大竹まこと ゴールデンラジオ!」<2009年10月9日>。
  2. ^ NHKラジオ第一放送、『ラジオ深夜便、【列島インタビュー】家族への思い 歌いつづける、歌手 木山裕策』、2016年5月25日。
  3. ^ 野性時代』(角川書店)2009年9月号 薬丸岳『悪党』刊行記念ロングインタビューより
  4. ^ 木山裕策オフィシャルブログ <2008年5月4日>
  5. ^ a b 2011年9月24日朝日新聞be (朝日新聞) on Saturday」赤e2 「うたの旅人 木山裕策 Home」より。

外部リンク