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2016年11月11日 (金) 01:55時点における版
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
大江 裕 | |
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ファイル:の | |
基本情報 | |
生誕 | 1989年11月16日(35歳) |
出身地 | 日本 大阪府岸和田市 |
ジャンル | 演歌 |
職業 | 演歌歌手 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 |
2009年 - 2010年 2012年- |
レーベル | 日本クラウン |
事務所 | 北島音楽事務所 |
公式サイト |
大江裕|北島音楽事務所 大江裕 - 最新ニュース|日本クラウン クラウンレコード |
大江 裕(おおえ ゆたか、1989年11月16日 - )は、日本の演歌歌手である。
経歴
2007年2月18日に放送されたTBS系「さんまのSUPERからくりTV」のコーナー企画「全国かえうた甲子園」の大阪代表として出場[2]。平成生まれの高校生(当時)でありながら演歌好き、常に敬語で話す礼儀正しいキャラクターで「演歌高校生」として注目を浴びた。後に高校を中退したが、その後も同番組で「演歌浪人」「演歌一般人」と紹介され、演歌歌手を目指していたことから、TBSアナウンサー・安住紳一郎の勧めでデモテープを送った北島音楽事務所の目に留まり、大江がかねてから弟子入りを志願し、師と仰ぐ北島三郎がペンネームである原譲二名義で作曲したシングル「のろま大将」で2009年に、北島の内弟子の経験を持たない初の北島ファミリーの一員としてデビューした[3]。なお、カップリング曲「なんか一丁やったろかい」も原譲二名義で北島が手掛けている。
番組では素人時代からデビューに至るまでを追い続けており、大江のデビュー曲発売日である2009年2月15日放送の番組内で「のろま大将」を披露、オリコンチャートで最高位は28位(演歌部門で5位)を記録した。
2010年11月、公演中に発生した過呼吸などの突発的体調不良[2]に関する病気療養のため、歌手活動を休業することが同年12月2日付にて所属事務所から発表され[4]、これに伴って2011年1月12日発売予定だったシングル「北風大将」も発売未定となったほか、オフィシャルブログ「恐れいります〜ぅ。大江裕です」[5]も閉鎖された。
2012年3月7日、シングル『ふる里はいま…』のリリースを兼ねた復帰会見を行い、パニック障害を発症していたことを告白[6]する一方、公式サイト上でも同年3月8日付で活動再開が発表された[7][8]。4月29日にはデビューのきっかけとなった「SUPERからくりTV」に出演、本格復帰している。その中で北島から付き人として迎えられたが休憩時間に配慮が図られていたことや、北島と一緒の時には歌うことができても単独では困難だったことなどが明かされた[2]。
人物
身長175cm。自称体重100kgとかなり大柄な体格である。血液型O型[9]。小さな頃から演歌好きの祖父と共に行動していたため[10]、物心付いてから既に演歌や歌謡曲しか聴いていないという[11]。高校中退後自宅に引き篭もり、精神的ストレス(円形脱毛症を発症)と運動不足で以前より10kg近く増加。太ったことを周囲に指摘され、痩せようと思い立つ。その際デビュー前に会った同じ北島ファミリーの演歌歌手・北山たけしが和太鼓を叩く姿を見てその肉体美に憧れ、自身も和太鼓の訓練を行った。これにより実際に体重91kgほどに減量に成功している。
角刈りの髪型、誰に対しても敬語で話す低姿勢の態度が特徴的で、他者に手伝ってもらう等の受けた行為に対して「恐れ入ります」と頻繁に返し、ブログのタイトルにする等、彼のトレードマークのフレーズになっている。
デビュー曲『のろま大将』の歌詞を地で行くキャラクターであり、『のろま大将』発売後はしばしば自己紹介で「のろま大将、大江裕です」というフレーズを使っている。
趣味は将棋。高校時代、よく教頭と将棋を指していた。しかし単位不足で高校を中退、漢字検定5級不合格と勉学は苦手。そのため、小学生用の漢字ドリルを常時持ち歩いている。イベント等の都合でホテルに宿泊時の空き時間に書き取りし、誤った漢字をノートに何度も書いて覚えようとする努力家である。
エピソード
大江に演歌を歌わせて教え込んだのは、祖父の熊蔵である。大江は相当厳しく教え込まれたと回顧している。以前呑み屋で歌った際、歌い方に不満を持った熊蔵が罰として叩くと、持っていたマイクが唇に当たり怪我をしたエピソードを持つ。熊蔵は大江が幼稚園時代、既に「将来は歌手になるだろう」と才能を見抜いていた。
高校時代、大江の性格からクラスメイトと話が合わず、クラスの中で一人角刈りのため浮いた存在だった。高校の試験期間はフンドシを履いて縁起をかついでいた。授業での国語の朗読は演歌調だった。
2009年2月21日に東京・新宿のタワーレコードでミニライブを行った際、「お足元を運んでいただきありがとうございます」と意味不明な挨拶、さらに「北島先生のように新宿コマ劇場に立ちたい」と前年に閉館した同劇場を目標のステージにあげ、天然キャラぶりを全開し、笑いを誘った。
演歌以外の音楽について殆ど知識が無いに等しく、例えばバンドのMr.Childrenを知らず、「外国の方ですかね」と答えている[11]。
CDなどのデジタルオーディオの存在を知らなかったらしく、日本クラウンからデモディスクを渡されたときも、「かける機械がございません」と言っていた。彼は1980年代に流行した木箱の8トラック&コンパクトカセットのホームカラオケ機器と小型のテープレコーダーを愛用している。そのためCDプレーヤーもデモディスクとともにプレゼントされた。北海道で北島のヒット曲の「函館の女」や「北の漁場」を披露した際プロ用機材を用いず、持参したテープレコーダーで音楽(カラオケ)のみを流して熱唱していた。
2009年8月、プロ野球公式戦(横浜ベイスターズ主催試合)で始球式を行うことになり、野球の知識・経験が皆無だった大江は自分が右投げか左投げかも判断できずに両方のグローブを用意。その後工藤公康に右利きと判断され、右投げの三浦大輔から投球方法を教わって本番に臨んだ。
男性であるが、美空ひばりの歌真似を得意としている。
漫画家の浜田ブリトニーからステージでの似顔絵をプレゼントされた。
2010年1月11日(成人の日)に新成人となり、地元の岸和田市の成人式に出席した。
出演番組
- バラエティー
作品名 | 放送局 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
さんまのSUPERからくりTV | TBS | 2007年 - | |
NHK歌謡コンサート | NHK総合テレビ | 2009年3月3日 | |
ラジかるッ | 日本テレビ | 2009年3月6日 | |
せやねん! | 毎日放送 | 2009年3月14日 | |
森田一義アワー 笑っていいとも! | フジテレビ | 2009年5月26日 | |
プライムH とことんふるさとステージ | NHK総合テレビ(北海道ローカル) | 2009年6月5日 | せたな町での収録で同じ事務所に所属する先輩である小金沢昇司とともにゲスト出演 |
NHKのど自慢 | NHK総合テレビ | 2009年9月13日 | |
ものまね紅白歌合戦 | フジテレビ | 2009年9月29日 | |
関口宏の東京フレンドパークII | TBS | 2009年10月22日 | |
秘密のケンミンSHOW | 読売テレビ | 2010年11月4日 | |
ぶっこみジャパーズ★大好評第3弾★爆笑世界のニセジャパンをドッキリ退治 | TBS | 2014年12月24日 | |
有吉反省会 | 日本テレビ | 2016年2月6日 |
CM
ディスコグラフィー
- シングル
- のろま大将 c/w なんか一丁やったろうかい (CRCN-1397、2009.2.15)
- のろま大将 c/w なんか一丁やったろうかい (CD+DVD、CRCN-1433、2009.9.2)
- 夕焼け大将 c/w 真実この道はるかなり (CRCN-1453、2010.1.11)
- ニッポン道中いただきます c/w ごきげんソング (CRCN-1484、2010.7.21)
- ふる里は いま… c/w 今しばし (CRCN-1612、2012.3.28)
- 男の出発(たび)… c/w そして明日に (CRCN-1647、2012.9.26)
- みかんの故郷(ふるさと) c/w 日本列島たずね旅 (CRCN-1698、2013.5.8)
- 北風大将(シングルバージョン) c/w 青春の翼 (CRCN-1763、2014.1.8) - 北風大将は当初、2011年1月12日予定だったが、大江の体調不良により発売延期となり、「大江裕 ザ・ベスト」に収録された後、改めてシングルカットとなった。
- こころ変わり c/w 女のはぐれ唄 (CRCN-1818、2014.9.3)
- おんなの嘘 c/w おんなの花道 (CRCN-1876、2015.5.27)
- たこやき日和~夫婦屋台~ (大江裕&山口ひろみ名義) c/w 女の残り火 (CRCN-1919、2015.12.2)
- こゝろ雨 c/w だんじり育ち (CRCN-1947、2016.3.9)
- 御免なすって (2016.10.26)[12]
- アルバム
- 演歌大将・大江裕 〜日本列島歌飛脚 I (CRCN-20364、2010.4.7)
- 大江裕 ザ・ベスト (CRCN-20375、2012.8.8)
- 大江裕 ベスト ~北風大将・のろま大将~ (CRCN-41189、2014.11.5)
- 大江裕 全曲集 ~こころ変わり・のろま大将~ (CRCN-41219、2015.11.4)
- 女性歌謡名曲選 (CRCN-20422、2016.5.7)
出典
- ^ music.felista.jp[リンク切れ] - 注目のアーティスト 大江裕さん「のろま大将」。
- ^ a b c “「のろま大将」の大江裕がパニック障害を乗り越え『からくりTV』に登場!”. 日刊アメーバニュース(ウェブ魚拓によるキャッシュ) (2012年4月19日). 2013年10月29日閲覧。
- ^ “大江裕がデビュー!平成初の北島ファミリー”. goo音楽(サンケイスポーツ掲載記事の転載) - Archive.isによるキャッシュ (2009年2月13日). 2013年10月28日閲覧。
- ^ “トピックス - 大江裕の活動休止に関して”. 北島音楽事務所 (2010年12月2日). 2013年10月28日閲覧。
- ^ http://ameblo.jp/oeyutaka/ [リンク切れ]
- ^ “電話番リハビリ 大江パニック障害だった記事を印刷する日記を書く”. 日刊スポーツ(Archive.isによるキャッシュ). (2012年3月8日) 2012年3月8日閲覧。
- ^ “大江裕 活動再開のお知らせ(Archive.isによるキャッシュ)”. 北島音楽事務所 (2012年3月8日). 2013年10月28日閲覧。
- ^ “演歌歌手・大江裕、1年4ヶ月ぶりに復帰(Archive.isによるキャッシュ)”. ORICON STYLE (2012年3月9日). 2013年10月28日閲覧。
- ^ タレントデータバンク. “プロフィール詳細”. 2016年4月3日閲覧。
- ^ “大江裕プロフィール”. 北島音楽事務所. 2016年4月29日閲覧。
- ^ a b ““演歌高校生”大江クンが歌手デビュー”. 日刊スポーツ (2009年2月13日). 2016年4月29日閲覧。
- ^ “大江裕、新曲「御免なすって」で初の股旅 北島三郎が作詞作曲”. スポニチアネックス. (2016年10月25日) 2016年10月25日閲覧。