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2016年11月11日 (金) 00:41時点における版
三浦 洸一 | |
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生誕 | 1928年1月1日(96歳) |
出身地 | 日本神奈川県三浦市 |
学歴 | 私立横須賀商業学校卒業→ 東洋音楽学校(現:東京音楽大学)卒業 |
ジャンル | 歌謡曲 |
職業 | 歌手 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1953年 - |
レーベル | 日本ビクターレコード |
三浦 洸一(みうら こういち、1928年1月1日 - )は、日本の歌手。本名は、桑田 利康(くわた としやす)。
神奈川県三浦市出身。持ち歌は文芸を題材にして書かれた曲いわゆる「文芸歌謡」が多い。 歌唱法が実直であり、社歌や自治体制作の音頭など委託制作盤も多数吹き込んでいる。血液型はA型。
略歴
神奈川県三浦市三崎地区の浄土真宗本願寺派最福寺の三男・第四子(四人兄弟の末っ子)として出生。長兄は陸軍に入隊しビルマで戦死したため、次兄が住職を継ぐ。その次兄も1993年に死去し、現在は甥(次兄の長男)が住職を務めている。幼少期より厳格な祖父のもと、読経を学ぶ。
現在の三浦市立三崎小学校、私立横須賀商業学校卒。横須賀商業学校卒業後は陸軍予備隊に入隊。同時に神奈川県庁に入庁。
- 東洋音楽学校(現:東京音楽大学)声楽科卒業後、1952年に日本ビクターレコードに入社。作曲家の吉田正に師事する。大学ではクラシックの声楽を学んでいた。
- 芸名は出身地の神奈川県三浦市にちなんで命名された。
- 1953年5月、『さすらいの恋唄』でデビュー、同年9月に出した『落葉しぐれ』が大ヒットとなり一躍注目を集めた。
- 1955年12月31日、『第6回NHK紅白歌合戦』に初出場。紅白歌合戦には計8回の出場経験がある(詳細は下記参照)。
- 1983年10月から1984年9月まで『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)にもレギュラー出演していた。
- 2000年、日本レコード大賞功労賞を受賞。
- 2008年6月10日、『NHK歌謡コンサート』に生出演。
- 2010年3月10日、『吉田正音楽館・三浦洸一ミニコンサート』を開催。
- 2010年8月21日、『第42回思い出のメロディー』(収録は同8月7日、NHK総合)に出演。司会を務めた女優の松下奈緒は東京音大の後輩。
- 2010年10月27日、ゆうぽうとで開催された『第37回日本歌手協会歌謡祭』に出演
- 2011年4月5日、東京・代々木上原の古賀政男音楽博物館けやきホールで開催された『東日本大震災被災地支援チャリティーライブ VOL1』に出演。
- 2012年7月13日、靖国神社で開催された第66回みたままつり前夜祭の日本歌手協会有志奉納特別公演に出演。
他に日本演歌大賞受賞経験がある。また、日本歌手協会監事を2007年まで務めた。 自動車の運転免許を当初より持たず、マネージャーや夫人に運転を任せている。ビールが好物で、ゴルフにも頻繁に行っていた時期があった。
主なディスコグラフィー
シングル
- さすらいの恋唄(1953年)
- 落葉しぐれ(1953年9月)
- 男なら(1954年3月)
- 慕情の唄(1954年6月)
- あれが空似というものか(1954年)
- 灯影のギター(1954年)
- 弁天小僧(1955年2月)
- 韋駄天道中(1955年)
- 北海だより(1955年)
- 珠はくだけず(1955年9月)
- ああダムの町(1956年)
- 東京の人(1956年)日活映画同名主題歌
- 踊子(1957年)
- 郵便船が来たとヨー(1957年)
- 三浦三崎のマドロスさん
- 街燈(1958年)
- 新ソーラン節(1958年)
- たくましき男(1958年)
- 旅愁はてなし(1958年)
- 舟唄(1958年)
- 純愛(1958年)
- 釧路の駅でさようなら(1958年)
- 哀愁の高速道路(ハイウエイ)(1958年)日活映画同名主題歌
- 三輛目の人(1958年)KRテレビドラマ同名主題歌
- 初恋(1958年)「たけくらべ」より
- 君よいずこに(1958年)
- 桜の園(1959年)1959年2月放送、同年8月レコード発売。
- われらの皇太子(1959年)皇太子御結婚奉祝歌(産経新聞社選定)
- 流転(1959年)聯合紙器(現レンゴー)提供、朝日放送テレビドラマ同名主題歌
- 聯合紙器創業者井上貞治郎の自叙伝をTVドラマ化した主題歌
- 星をみつめて歩く街(1959年)
- ジス音頭(1959年)神楽坂浮子とのデュエット 工業技術院選定(委託盤)
- 男の旅路(1960年)朝日放送テレビドラマ「商魂」主題歌
- 花ひととき(1961年)
- 青年の樹(1961年)週刊明星連載、東京放送テレビ連続ドラマ同名主題歌
- 異国の丘(1961年)
- 竹山逸郎が1948年にヒットさせた曲のカバー。
- 涯なき旅路(1962年)
- 新潟国体の歌(1962年) 安西愛子とのデュエット(委託盤)
- 昭栄製紙株式会社 社歌(1962年)(委託盤)
- この日のために(1962年) 安西愛子とのデュエット(1964年東京オリンピックの選定歌)
- よみがえる青春(1963年)
- 君ありて恋は悲しく(1963年)
- 洞爺湖畔の夕月に(1963年)委託盤であったが、ヒットによりレギュラー盤として発売される
- 若い日本(1963年) 安西愛子とのデュエット(国民の歌作成委員会選定)
- みどりの河(1964年)吉永小百合とのデュエット
- 八丈ごしゃめん花(1964年)三沢あけみとのデュエット
- 僕らは模範運転手(1964年)(委託盤)
- 新港ばやし(1964年)(委託盤)
- 信濃川(1964年) 安西愛子とのデュエット(委託盤)
- 住友銀行行歌(1965年)川崎静子とのデュエット(委託盤)
- 月よりの使者(1966年8月) 香山美子とのデュエット
- 天と地と・天上の笛(1968年)海音寺潮五郎原作「天と地と」より
- のぞみあらたに(1968年)総理府制定、明治百年頌歌
- 北方領土の歌
- とけろ港よ(1979年)
- 雨の潮来・雨情橋/旅の酒場で(1980年)
- ちぎれ雲/高瀬川旅情(スケッチ)(1982年)
- 恋ねぐら/おじさんの赤ちょうちん(1984年)
- 若き血に燃えて(1984年)「福澤諭吉」より
NHK紅白歌合戦出場歴
- 第6回 (1955年12月31日、産経ホール) 『落葉しぐれ』
- 第8回 (1957年12月31日、東京宝塚劇場) 『あゝダムの町』
- 第9回 (1958年12月31日、新宿コマ劇場) 『街燈』
- 第10回 (1959年12月31日、東京宝塚劇場) 『踊子』
- 第11回 (1960年12月31日、日本劇場(日劇)) 『流転』
- 第12回 (1961年12月31日、東京宝塚劇場) 『恋しても愛さない』
- 第13回 (1962年12月31日、東京宝塚劇場) 『別れては昨日の人ぞ』
- 第14回 (1963年12月31日、東京宝塚劇場) 『こころの灯』
- このうち、第6回・第8回・第9回・第10回は三浦の歌のラジオ中継の音声が現存し、第14回は三浦の歌唱映像が現存する。
- 第14回は『思い出の紅白歌合戦』(NHK-BS2)で、三浦の歌唱映像も含め全編が再放送されている。
- 第10回は2009年4月29日放送のNHK-FM『今日は一日“戦後歌謡”三昧』の中で、三浦の歌の音声も含め全編の音声が再放送された(音声はモノラル)。尚、この当時は異性コーラスは不可であったため、女性コーラスの部分は少年コーラスがついた。
- 第9回の三浦の歌の音声も、2010年4月29日放送の(前年に続き2度目の)NHK-FM『今日は一日“戦後歌謡”三昧』の中で紹介された(音声はモノラル)。
主な出演
映画
TV
- 笑っていいとも(1983年10月 - 1984年9月※火曜日担当)
- 月曜ドラマランド 意地悪ばあさん GO!GO!!ハワイの巻(1984年10月22日、フジテレビ)
CM
関連項目
外部リンク
- 三浦 洸一 - ビクターエンタテインメント公式サイト