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2016年11月11日 (金) 00:14時点における版

じょう みちる
城 みちる
本名 城谷 晃太郎
生年月日 (1957-11-18) 1957年11月18日(67歳)
出生地 日本の旗 日本広島県安芸郡音戸町(現・呉市
国籍 日本
身長 173cm
血液型 A型
職業 歌手タレント
活動期間 1973年 - 1976年
1985年 - 現在[1]
配偶者 山本けいこ
備考
以上の情報は『城みちる』人物情報 - NAVER人物検索[リンク切れ]を元にしている。
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城 みちる(じょう みちる、1957年11月18日 - )は、日本歌手タレント。本名は城谷 晃太郎(じょうやこうたろう)。現在、おもに広島で活躍している。

来歴・人物

広島県安芸郡音戸町(現呉市)出身。音戸町は呉市から海を隔ててすぐの倉橋島にあり、城谷家は江戸期には、両替商として浅野藩藩札を扱っていた[2]明治になってから造り酒屋郵便局・電報局を始めて、父親の代で電器店を開いた。実家は八百坪の土地に、築二百年を越える木造建築で、二階は全てで百畳あり、六つの部屋がで仕切られていたという。裏山から引いた水を使い、現在も島で一軒だけ、水道契約をしていないという[2]

武田学園呉高校(現武田高校)→明治大学付属中野高校定時制→堀越高等学校卒業→駒澤大学中退。

1972年昭和47年)中学三年の時、「スター誕生!」の広島県予選で本選出場に残り、翌1973年(昭和48年)「スター誕生!」第7回のチャンピオンとなる。芸能事務所社長長良じゅんの自宅に1年間下宿[1]。同年『イルカにのった少年』東芝EMIより[補足 1]歌手デビューした。デビュー曲の曲名を決めたのも長良で、鑑賞していた映画に出てきた『沈没船船首のイルカに乗った少年の像』より曲名が決まった[1]

『イルカにのった少年』は50万枚の大ヒット[2]。童顔で細見のルックス、歌唱力で、一躍トップアイドルになる[2]1975年(昭和50年)の沖縄海洋博では、日本代表として歌唱した[2]。10枚のシングルレコードを出し20歳で引退(芸能活動休止)。その後駒澤大学に入学したが中退。歌手活動は高校3年間だけで、その後は大学に行って家業を継ぐという父との約束通り、帰郷して1981年(昭和56年)から長い間、実家の電器店を経営[補足 2]した。

人気絶頂時に伊藤咲子と交際し、それをお互い認めたため人気を落としたといわれる[2]。当時のアイドルも、みんな恋愛はしていたが、アイドル同士というのは無かったので、大きく取り上げられたのではないかと話している[2]。伊藤とは4年くらい交際し、城の引退後もしばらく付き合っていたという[2]。24歳の時、一般の女性と結婚するが1年で離婚。

1986年(昭和61年)、長良に誘われビートたけしと会食。ビートたけしは「イルカにのった少年はどこに消えた?」などと、城を漫才のネタに使っていたので、一言文句でもと思ったが、ビートたけしから「来月から始まる番組(「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」)に出ないか」と出演依頼があり[1][2]、悩んだ末、芸能界に復帰した[3]。芸能活動再開後はタレントとしても幅を広げ「しあわせ家族計画」や、懐メロ特集など多数のテレビ番組に出演している。

現夫人は地元広島でリポーター業などを行う山本けいこ[補足 3]で、1991年(平成3年)に結婚した[4]。近年は夫婦で全国ネットのバラエティ番組に出演することもある。 娘は広島市の専用劇場を拠点に活動するアイドルグループひろしまMAPLE★Sのメンバー城谷るりであり[5]、2016年4月20に呉市文化ホールステージで父娘初共演を果たした[6]

現在、老人ホームを中心とした施設への慰問コンサートを実施しており[7]、特番での懐メロ特集等以外は、ほとんどが地方での仕事である。

ちびまる子ちゃん」のクラスメート、山根君が城みちるの大ファンで有名である。そのことを「秘密のケンミンSHOW」のコーナー「辞令は突然に…」second season 〜奥様はさすらいの女子アナ編〜 で本人自ら発言したことがある。

出演

現在

過去

テレビドラマ

バラエティ

アニメ

情報番組

ディスコグラフィ

シングル

  • イルカにのった少年/真珠色の涙(1973年12月20日)
  • 君はエンジェル/角笛を吹く少年(1974年4月5日)
  • 君がまぶしい/みどり色の風(1974年6月20日)
  • 星空への誓い/緑の館(1974年8月20日)
  • チルチルみちる/情熱(1974年11月20日)
  • 大人への階段/一瞬の出来事(1975年3月5日)
  • 真夏の太陽/君だけを愛す(1975年6月5日)
  • サンゴ礁の娘/その時が来た(1975年7月20日)
  • 風のない日/ギターを弾くのはもうやめよう(1975年10月5日)
  • あの娘年下何年生/泣いちゃおうか泣いちゃおうか(1976年4月20日)
  • ファーストサムライ(1993年4月21日)※ビクターエンタテインメントよりリリース

アルバム

  • イルカにのった少年/城みちるファースト・アルバム(1974年3月5日)
    • SIDE A
      • イルカにのった少年
      • 個人授業
      • 真珠色の涙
      • 銀河をはしる少年
      • 叫びたくなるよ
      • 心の旅
    • SIDE B
      • あなたへの愛
      • あてのない旅
      • 美しすぎて
      • 口笛の街角
      • 魅力のマーチ
      • あの素晴らしい愛をもう一度
  • 君がまぶしい/みちるプレゼントII(1974年9月5日)
    • SIDE A
      • 君がまぶしい
      • 君は妖精
      • みどり色の風
      • 気ずいたら恋
      • 角笛を吹く少年
      • 君はエンジェル
    • SIDE B
      • カレンダー・ガール
      • ダイアナ
      • ハロー・メリー・ルー
      • 悲しき天使
      • カリフォルニアの青い空
      • 愛するハーモニー
  • みちるプレゼントIII(1974年12月1日)
    • SIDE A
      • 青い鳥
      • 夢見るひと
      • 星を数えて
      • りんごの木の下で
      • 少女と白い馬
      • 楽しくやろうよ
    • SIDE B
      • オー・キャロル
      • カラーに口紅
      • 君はわが運命
      • 恋の片道切符
      • I NEED YOUR LOVE TONIGHT
      • 渚のデイト
  • みちるの青春/大人への階段(1975年3月5日)
    • SIDE A
      • 大人への階段
      • 一瞬の出来事
      • ふれあい
      • 帰らざる日のために
      • よろしく哀愁
    • SIDE B
      • 若者たち
      • 愛の泉
      • 青年は荒野をめざす
      • あなたの心に
      • 君は今青春
  • 新しい旅立ち(1975年12月1日)
    • SIDE A
      • 風のない日
      • サボテンの花
      • 岬めぐり
      • 精霊流し
      • 22才の別れ
      • ギターを弾くのはもうやめよう
    • SIDE B
      • 人生を語らず
      • 我が良き友よ
      • シクラメンのかほり
      • 小さな街のプラタナス
      • 東へ西へ
      • 夕立
  • BIG ARTIST BEST COLLECTION 城みちる(1994年12月7日)
  • 城みちる GOLDEN☆BEST(2002年6月19日)
    • イルカにのった少年
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:高田弘/歌:城みちる
    • 銀河をはしる少年
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • 叫びたくなるよ
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • あてのない旅
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • 口笛の街角
      • 作詞:松井真佐子/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • 君はエンジェル
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • 君がまぶしい
      • 作詞:千家和也/作曲:林あきら/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • 君は妖精
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • 気づいたら恋
      • 作詞:杉さとみ/作曲:林あきら/編曲:竜崎孝路/歌:城みちる
    • 星空への誓い
      • 作詞:有馬三恵子/作曲:すぎやまこういち/編曲:すぎやまこういち/歌:城みちる
    • チルチルみちる
      • 作詞:川口文/作曲:すぎやまこういち/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • 青い鳥
      • 作詞:たかたかし/作曲:牛車茂/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • 夢見るひと
      • 作詞:有馬三恵子/作曲:すぎやまこういち/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • 星を数えて
      • 作詞:増永直子/作曲:森田公一/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • りんごの木の下で
      • 作詞:有馬三恵子/作曲:すぎやまこういち/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • 少女と白い馬
      • 作詞:増永直子/作曲:森田公一/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • 楽しくやろうよ
      • 作詞:たかたかし/作曲:牛車茂/編曲:あかのたちお/歌:城みちる
    • サンゴ礁の娘
      • 作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:高田弘/歌:城みちる
  • NEW BEST1500(2005年8月24日)

補足

  1. ^ 実家が東芝チェーンストアーだったこともある。
  2. ^ イルカに乗った少年の銅像がある。
  3. ^ 山本敬子、城谷けいことも。1966年12月20日 - 。『ひろしま満点ママ!!』金曜リポーター(隔週)や『くれ情報ステーション』などのレギュラー番組を持っている。公式サイトブログ1ブログ2

脚注

  1. ^ a b c d 『私の師 歌手 城 みちるさん 自然に気配り思いやり』 - 中国新聞 2012年5月28日 15ページ
  2. ^ a b c d e f g h i 「新 家の履歴書」『週刊文春』2013年5月23日号、p.94-97
  3. ^ 「'70〜'80年代アイドル"あの人はいま"」『週刊現代』2012年5月19日号、p.61
  4. ^ プロフィール - 山本けいこ 公式サイト
  5. ^ 57歳になった城みちる「娘は地元広島のご当地アイドルです」|週刊女性PRIME [シュージョプライム YOUのココロ刺激する]
  6. ^ “『イルカに乗った少年 城みちる』アイドル引退と恋愛、広島の実家や娘の画像 (page 2)”. Middle Edge(ミドルエッジ). (2016年4月25日). https://middle-edge.jp/articles/8Eeym?page=2 2016年5月9日閲覧。 
  7. ^ 赤穂民報|「イルカに乗った少年」城みちるさんが慰問 - 赤穂民報 2008年07月29日
  8. ^ サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ”. 日本アニメーション. 2016年5月17日閲覧。

関連項目

外部リンク