「二葉百合子」の版間の差分
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2016年11月10日 (木) 17:11時点における版
二葉 百合子 | |
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ファイル:二葉百合子-浪花節一代-番付S37.png | |
基本情報 | |
出生名 | 二葉 百合子 |
別名 | 大村 百合子(本名) |
生誕 | 1931年6月23日(93歳) |
出身地 | 日本 東京府南綾瀬町堀切 |
ジャンル | 演歌・浪曲 |
職業 | 歌手・浪曲師 |
活動期間 | 1934年 - 2011年 |
レーベル | キングレコード |
二葉 百合子(ふたば ゆりこ、、1931年6月23日 - )は、日本の元演歌歌手・浪曲師。日本浪曲協会名誉顧問。本名、大村 百合子[1](おおむら ゆりこ、旧姓・二葉)。
人物
東京都葛飾区堀切生まれ。浪曲師の父・東若武蔵に師事し、3歳で浪曲師として初舞台。関東節を女流ながらこなす稀な存在として、名を上げる。1957年には『女国定』でレコードデビューし、間奏に浪曲の台詞を入れる「歌謡浪曲」を確立させた。1970年文化庁芸術祭賞優秀賞受賞。事実をもとに作られ、菊池章子が歌ってヒットさせた「岸壁の母」(作詞:藤田まさと、作曲:平川浪竜)を1972年に台詞入りでカヴァーし大ヒットさせたことで特に有名。1976年には同曲で日本レコード大賞の審査員会選奨賞、日本有線大賞の有線ヒット賞を受賞し第27回NHK紅白歌合戦に出場した。他のヒット曲に「九段の母」(戦前の塩まさるのカヴァー)・「関東一本〆」がある。
母物・股旅物を得意とし、和服で純和風な演歌を歌う。母の感情のこもった歌声に涙を誘われる人も多い。その歌声は古稀を過ぎ芸能生活75年を迎えても健在であり、昔と変わらない姿を見せた。
2010年3月17日、記者会見を行い、翌2011年3月の東京公演を最後に現役を引退すると発表[2]。2011年3月6日にNHKホールにて最終公演を行い、77年間の芸能生活に終止符を打った[3]。今後は後進の育成に携わる。
2014年3月29日にNHK放送された『第20回家族で選ぶにっぽんの歌』にて引退から3年ぶりに一夜限りの復活を果たし、翌年の2015年8月8日にNHKで放送された『思い出のメロディー』にて2度目の復活を果たした。
テレビ番組
- 夜のヒットスタジオ(フジテレビ)
- 夜明けの刑事 第84話「危うし!岸壁の母」(1976年、TBS ※本人役で出演)
- 年忘れにっぽんの歌(テレビ東京)
- あなたが聴きたい 歌の4時間スペシャル 年忘れ緊急特別編(TBS)2008年12月25日
- NHK歌謡コンサート(NHK総合)
- 思い出のメロディー(NHK総合)2015年8月8日
- 歌謡チャリティーコンサート(NHK総合)
- スタジオパークからこんにちは(NHK総合)
- BS日本のうた(NHK BS2)
- シブヤらいぶ館「演歌一本勝負」(NHK BS2)
- 渋谷らいぶステージ(NHK BS2)
- 家族で選ぶにっぽんの歌(NHK総合)2011年5月5日※引退前テレビ最終出演、2014年3月29日
他、数々の歌番組に出演。
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
1976年(昭和51年)/第27回 | 初 | 岸壁の母 | 20/24 | 加山雄三 |
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
弟子
かつての弟子
受賞
関連項目
外部リンク
脚註
- ^ a b “芦田淳さんら4028人 秋の叙勲”. 共同通信 (2006年11月2日). 2013年2月16日閲覧。
- ^ “二葉百合子が引退会見「上げた幕下ろす」”. 日刊スポーツ. (2010年3月17日) 2011年3月6日閲覧。
- ^ “二葉百合子さんが最後のコンサート=東京”. 朝日新聞. (2011年3月6日) 2011年3月6日閲覧。