コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「Rei (シンガーソングライター)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:ポップ歌手のカテゴリ修正依頼 - log
176行目: 176行目:
{{デフォルトソート:れい}}
{{デフォルトソート:れい}}
[[Category:日本のシンガーソングライター]]
[[Category:日本のシンガーソングライター]]
[[Category:日本のポップ歌手]]
[[Category:ソニー・ミュージックアーティスツ]]
[[Category:ソニー・ミュージックアーティスツ]]
[[Category:兵庫県出身の人物]]
[[Category:兵庫県出身の人物]]

2016年11月6日 (日) 13:23時点における版

Rei
生誕 (1993-02-05) 1993年2月5日(31歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県伊丹市
ジャンル J-POPBlues
職業 シンガーソングライターギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 2011年 -
レーベル ENNDISC(2014年10月 - )
SPACE SHOWER MUSIC2015年11月 - )
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
共同作業者 長岡亮介
公式サイト Rei OFFICIAL WEBSITE
著名使用楽器
Gibson LG-2
Rickenbacker 330
Fender Duo-Sonic II
Gibson ES-225

Rei [注 1](レイ、1993年2月5日 - )は、日本シンガーソングライターギタリスト

経歴・人物

兵庫県伊丹市で生まれ、幼少期をフランスとニューヨークで過ごす[1]。アメリカで4歳よりクラシックギターを始め、そのきっかけはテレビ番組でギターを弾いている女性を見たことであった。アメリカの学校ではビッグバンドに所属しエレキギターを弾いていたが、そこでデューク・エリントンなどのジャズ・ブルーズに初めて出会う。帰国後は大阪のインターナショナルスクールに入学。クラシックギターに専念しプロを目指していたが、小学校3~4年の時に同級生に誘われてロックバンドを組み、60年代ロックのカバーのほか、オリジナル曲の宅録と演奏を行っていた[2]。その時エリック・クラプトンからクリーム、そしてそのルーツにさかのぼり、それを機にブルーズに傾倒することになる。バンドの傍ら大阪のブルーズ・コミュニティとも関わりを持ち、「課外活動のような形」で弾き語りを始める[2]。神戸の音楽学校を経て17歳でソニー・ミュージックアーティスツと契約、それを機に上京した[2]。2014年10月にライブ会場限定でミニアルバム「BLU」を発売開始。2015年2月4日全国リリースとなる[3]

血液型B型。造形美としてのデザインが美しいので、60年代の国産の軽トラが好きである[1]真空管にこだわりを持ち、使用アンプが全て真空管アンプであるだけでなく、真空管の収集もしている[3][4][5]。軽トラのミニカーや真空管のコレクションの写真は、自身のInstagramに掲載している[6]。特技は英語だが[4]、小学校4年生ぐらいまでは日本語がきれいに話せなくてコンプレックスを感じていた[7]。イラストも得意で、アルバムのアートワークやホームページのデザインは自ら手掛けている[5]。フィルムカメラにもこだわりがあり、事務所の先輩として交流のあるBase Ball Bearの「シリーズ“三十一”」のアーティスト写真を撮影した[8]

音楽性

ブルーズやクラシック音楽など古い音楽に多大な影響を受けているが、焼き直しでは意味が無いと考えている[1]。好きなミュージシャンはブルーズではJohnny Winter、Blind Blake、JB Lenoir、Blind Lemon Jefferson、James Cotton、Hot Tuna、Big Bill Broonzy、クラシックではLeo Brouwer、ポップスではJeff Lang、BECKペトロールズ、など[1][3][7]。自身のアルバム「BLU」はブルーズを基調としながらも、ロックンロール、ラグタイム、ポップス、インストゥルメンタルまで幅広いスタイルの楽曲を収録している。「例えばBECKのように、自分の名前がジャンル名のようになっている人」が目指すところに近いと思っている[7]。歌詞は英語が主体だが日本語の歌詞については、阿久悠山崎まさよし呉田軽穂の影響を受けている[1]。日本的なものからの影響については、「私にとってのthis is japanは、ミニマリズム。『一色』『一音』『一言』シンプルなもので、大きな世界を表現したい」と述べている[9]。アルバムBLUを共同プロデュースした長岡亮介はReiの音楽を「その小さな身体で大昔の音と現在の音、そして彼女自身の音を行き来する」と評している[3]

パフォーマンス

ライブでの演奏スタイルは単独での弾き語りが多く、ギター演奏はフィンガーピッキングとサムピックを用いたカッティングを使い分けている[7]。愛用しているギターはGibson LG-2(56年製)、Fender Duo-Sonic II(66年製)、Gibson ES-225などである[1][7]。アコースティックギターを演奏する際も、エレキギターの様にペダルやギターアンプを通して鳴らしている[7]。レコーディングではラップスティール、ベースギター、キーボードも演奏する[5]。ライブでオリジナル曲を演奏する時は、スライドバーを用いたボトルネック奏法や大胆なアドリブ演奏を加えて、かなり違ったアレンジになっている。ラジオで共演したピーター・バラカンは「このリズム感とパワーはどこから湧いてくるのか」と評している[3][10]

ディスコグラフィ

アルバム

# リリース日 タイトル チャート
オリコン
販売形態 規格品番 MV 備考
最高
順位
登場
回数
  ENNDISC
1 2015年2月4日 BLU CD ENCD-27 BLACK BANANA ミニアルバム
 SPACE SHOWER MUSIC
2 2015年11月4日 UNO CD DDCB-12401 JUMP ミニアルバム

メディア出演

ラジオ

  • 2014年4月20日 -「InterFM 24hr LIVE RADIO!」生出演・演奏 InterFM
  • 2014年9月22日 -「BARAKAN MORNING」生出演・演奏 InterFM BGM「Today!」・ジングル「Pete's Muffin」を書下ろしている[11])。
  • 2014年11月18日 -「THE DAVE FROMM SHOW」生出演・演奏 InterFM
  • 2014年12月17日 -「谷五郎のこころにきくラジオ」生出演・演奏 ラジオ関西
  • 2014年12月17日 -「Kiss Music Presenter」生出演・演奏 KISS-FM神戸
  • 2014年12月22日 -「今夜もオトパラ!」生出演・演奏 ニッポン放送
  • 2014年12月31日 -「THE DAVE FROMM SHOW」生出演・演奏 InterFM
  • 2015年2月9日 -「THE DAVE FROMM SHOW」生出演・演奏 InterFM
  • 2015年2月15日 -「BARAKAN BEAT」生出演・演奏 InterFM
  • 2015年3月19日 -「片平里菜 カタコトラジオ」生出演・演奏 FM横浜
  • 2015年3月22日 -「HELLO WORLD J-WAVE SESSION STUDIO LIVE」生出演・演奏 J-WAVE
  • 2015年3月27日 -「TOKYO REAL-EYES」生出演・演奏 J-WAVE
  • 2015年4月9日 -「リッスン?~Live 4 Life~」生出演・演奏 文化放送 パーソナリティ:佐々木優佳里(AKB48
  • 2015年4月12日 -「Olympic TOKIO HOT 100」生出演 J-WAVE
  • 2015年4月17日 -「SPURT! FRIDAY」生出演・演奏 エフエム京都
  • 2015年4月22日 -「Yokohama Music Award」スタジオライブ FM横浜
  • 2015年4月25日 -「WEEKEND-FOR-REST」スタジオライブ FM802
  • 2015年5月7日 -「News Delivery」生出演・演奏 FM山口
  • 2015年6月20日 -「Love On Music]」生出演・演奏 InterFM パーソナリティ:佐藤タイジ
  • 2015年7月24日 -「THE DAVE FROMM SHOW」生出演・演奏 at FUJI ROCK FESTIVAL '15 InterFM
  • 2015年7月29日 -「with」生出演・演奏 FM NORTH WAVE
  • 2015年8月15日 -「ウィークエンドサンシャイン」生出演・演奏 NHK-FM

雑誌

  • ギター・マガジン - 「OPENING ACT」インタビュー記事(2015年2月号)
  • MUSICA - 「新春恒例ニューカマー特集」紹介記事(2015年2月号)
  • ローリング・ストーン日本版 - 「Rock & Roll」インタビュー記事(2015年3月号)
  • ギター・マガジン - コラム「Rei's Reiny Monday」連載(2016年3月号~)

インターネット

  • 2015年2月18日 -「蜜ナマ~今、伝えたいことがあるんだスペシャル!!」
  • 2015年3月18日 -「ロック兄弟#120」
  • 2015年4月8日 -「ロック兄弟#121 R-BROS.FEST 2015~夜桜満開篇SP」

タイアップ

  • 「Long Way to Go」 -「三越伊勢丹キャンペーン:これがわたしのthis is japan」[9]
  • 「POTATO」 - NHK-FMミュージックライン」2015年10・11月度オープニング・テーマ曲

主なライブ

  • 2004年11月2日 - "What's THE BLUES?" MINAMI BLUES NIGHT Supported by THE BLUES Movie Project
  • 2005年3月30日 - 「ライトニング・イン・ア・ボトル」公開記念ライブ
  • 2011年10月16日 - MINAMI WHEEL 2011
  • 2012年10月13日 - MINAMI WHEEL 2012
  • 2014年5月28日 - InterFM presents Shimokitazawa SOUND CRUSING 2014
  • 2014年5月31日 - SMA SHOWCASE 2014
  • 2014年10月11日 - MINAMI WHEEL 2014
  • 2014年10月12日 - BEATRAM 2014
  • 2014年10月17-23日 - Stanley Smith Japan Tour 2014
  • 2014年10月25日 - Peter Barakan’s Live Magic 2014
  • 2014年10月26日 - TOYOSU JUNCTION 2014
  • 2014年12月30日 - Scott And Rivers Japan Tour 2014
  • 2015年3月3日 - SMA presents 春の紅桃歌合戦~ひなまつりスペシャル~
  • 2015年3月8-18日 - "BLU" Release TOUR SPRING CRUISING
  • 2015年3月14日 - TOKYO GUITAR JAMBOREE 2015
  • 2015年3月21-22日 - SANUKI ROCK COLOSSEUM~BUSTA CUP 6th round~
  • 2015年3月26日 - R-BROS.FEST 2015
  • 2015年4月3日 - Release Live "BLU" at TOWER RECORDS CAFÉ SHIBUYA
  • 2015年4月19日 - トアロード・アコースティック・フェスティバル2015
  • 2015年5月17日 - 第4回 パンダ音楽祭
  • 2015年5月23日 - H-D X Gibson Brands BAR InterFM公開収録 in HARLEY-DAVIDSON BLUE SKY HEAVEN at FUJI SPEEDWAY
  • 2015年5月30日 - InterFM presents Shimokitazawa SOUND CRUSING 2015
  • 2015年6月6日 - SAKAE SP-RING 2015
  • 2015年7月24日 - FUJI ROCK FESTIVAL '15
  • 2015年8月2日 - オハラ☆ブレイク '15夏
  • 2015年8月15日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO
  • 2016年3月4-5日 - Jakarta International Java Jazz Festival 2016 in Jakarta, Indonesia 東京スカパラダイスオーケストラと共演
  • 2016年3月18日 - SXSW Music Festival 2016 in Austin, Texas, United States
  • 2016年6月1日 - ジャパン・ソサエティー 2016 Annual Dinner in New York, New York, United States

受賞・ノミネート歴 [4]

  • Queens College Cultural Heritage Competition 1999 審査員賞
  • 第3回大阪国際音楽コンクール インファント部門 金賞
  • 第36回日本ギターコンクール 高校生部門 金賞
  • ソニー・ミュージックアーティスツ主催 第1回コトビキ・オーディション ファイナリスト
  • 「UNO」 - ミュージック・ジャケット大賞2016 ノミネート作品

脚注

注釈

  1. ^ 本名は非公開。

出典

  1. ^ a b c d e f "Rei ~レイ~ Interview & Playlist|MUSICSHELF|[1]" (Interview). Interviewed by 内本順一. {{cite interview}}: |title=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  2. ^ a b c ローリング・ストーン日本版 2015年3月号7-8頁
  3. ^ a b c d e Rei OFFICIAL WEBSITE
  4. ^ a b c What’s SMA?、エムオン・エンタテイメント、2014年4月発行、58頁
  5. ^ a b c アルバム「BLU」ライナーノーツ
  6. ^ Rei (@guita_rei) Instagram
  7. ^ a b c d e f ギター・マガジン、リットーミュージック、2015年2月号、170頁
  8. ^ Base Ball Bear 公式サイト
  9. ^ a b 6万人の“日本”キャンペーン三越伊勢丹でスタート。Rei、Scott&Riversが音楽でサポート|FASHION HEADLINE|[2]
  10. ^ Peter Barakan's LIVE MAGIC! 公式パンフレット 10頁
  11. ^ Rei on Twitter Twitter.com 2014年9月25日閲覧

外部リンク