コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「伊吹唯」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
ぴろし (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:ポップ歌手のカテゴリ修正依頼 - log
138行目: 138行目:


{{DEFAULTSORT:いぶき ゆい}}
{{DEFAULTSORT:いぶき ゆい}}
[[category:日本の歌手]]
[[category:日本のポップ歌手]]
[[category:日本のシンガーソングライター]]
[[category:日本のシンガーソングライター]]
[[Category:日本のストリート出身ミュージシャン]]
[[Category:日本のストリート出身ミュージシャン]]

2016年11月6日 (日) 08:19時点における版

伊吹 唯(いぶき ゆい)
出生名 伊吹 唯
生誕 (1985-06-14) 1985年6月14日(39歳)・長野県
出身地 日本の旗 日本神奈川県
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器 キーボード
活動期間 2005年
レーベル SHEER label2005年 -2010年Birthday Eve2010年-2014年
公式サイト 伊吹唯 Official Blog(オフィシャルブログ)

伊吹唯(いぶき ゆい、1985年6月14日 - )は、日本シンガーソングライター。本名伊吹唯。長野県生まれ、神奈川県出身。身長163cm、血液型B型。音楽グループ「Claiomh Solais~クラウソラス~」のメンバー。

プロフィール

命、心、故郷などをテーマに歌うシンガーソングライター。クリアな声を活かした独特の繊細なメロディラインと、等身大の素直な気持ちをまっすぐに届ける歌詞が特徴である。4歳からピアノを弾いていたが音楽大学付属の中学校に入学し一旦辞め、「ダンス体操部」なる部活でダンスと新体操に打ち込むことになる。高校時代はダンススクールとボイストレーニングを行う。同校の高校、大学と進学し、大学では声楽学科を卒業する。最終的に小さい頃から楽しんでいた「歌」一本に絞る事を決め、シアーミュージックアーツボーカルスクール新宿校に入校、同時にピアノの練習も再開する。

大学一年時に、シアーミュージックアーツのスクールオーディションに応募し最優秀賞を獲得、立石賢司プロデュースにより、本格的な作詞作曲を手がけるようになる。彼女がリリースしたCD(後述)の多数は彼女の作詞作曲であるが、一部の曲は立石が楽曲を提供していた。5thシングル(後述)より、外部のアレンジャーとしてB'zZARD等の編曲を手がけてきた明石昌夫がメンバーに加わった。CDデビュー後も歌手と大学生の二足の草鞋をこなして、2008年3月に大学を卒業、「プロのシンガーソングライター」として生きる道を進んだ。

2010年5月から日本武道館公演への挑戦(後述)を自己に課したが及ばず、2011年5月22日に自身のブログ更新を停止、2011年6月14日に行われたバースデー&レコ発ライブで再び活動を開始。

2013年3月3日より「伊吹唯」から「さとなか唯」、2014年4月1日より「伊吹唯」に名前を戻す等紆余曲折がある。

音楽活動

ソロ活動期

かつての彼女の音楽活動は大きく分けて3つに分かれていた。 1つは「レコ発ライブ」への出演。もう一つはショッピングモールやCDショップ等で行われるイベントでのミニコンサート。そして音楽活動の中核である路上ライブである(詳細は後述)。これらの活動等を通してファンとの交流を築きながら音楽活動を続けている。路上ライブでの出会いをきっかけとしたイベントやAM/FMラジオへの出演、TV・雑誌等の取材が増えた時期もあった。また、"YUI BLOG"(Blog)を通しての情報発信も活発に行っていた。

また、ライブ活動も2007年11月14日にはShibuya O-Eastでのコンサート「シアー大音楽祭」(SHEER label主催)に出演。2010年にBirthday Eve移籍後も彼女の目標でもある日本武道館でのコンサート(詳細は後述)に向けて、着々と実績を積み上げていた。

レコ発ライブ

デビュー当時、所属していたSHEER LABEL主催の定期ライブ。このライブは毎月行われ、その月にSHEER LabelからCDをリリースしたアーティストをメインにした構成を取っていた。このライブでは主にバンド構成で歌っていたため、どちらかというとCD収録に近い形で曲を聴くことができた。また、路上ライブでは聴くことができないカバー曲を必ず1曲歌っている等、彼女なりの工夫が見られた。

イベントへの参加

不定期(年間5~10回)程度、ショッピングモールなどでのミニコンサートを行っていた。ここでは主にアコースティックなアレンジで曲を聴くことができた。CDの売上と共に、イベントのゲストとして歌う機会もあった。

路上ライブ

彼女の活動の中心となっている路上ライブの初期の特徴は「短期間(約3ヵ月~6ヵ月)で集中的に路上ライブを実施し、目標数のCDを手売りする」事。

2ndシングル「Feather」は、「3ヶ月連続路上ライブでCD販売3,000枚」を目標として、新宿南口を中心に路上ライブを実施し(2007年1月27日~4月26日)、実働51日間で2,000枚以上(路上ライブでは1,830枚)を販売したが、実施日数の関係で、目標には届かなかった。

2007年6月8日に発売した3rdシングル「こころをこえて」で、再度3ヶ月連続路上ライブ(2007年6月9日~2007年9月27日)でのCD販売3,000枚に挑戦し、2007年9月27日(実働85日目)に販売枚数が3,000枚に到達、目標を達成した。

2007年11月9日に発売した4thシングル「星に願いを…~あなたは空を見上げてますか?~」では、「全国路上ライブツアー」と題し、6ヵ月間で全国を回り7,000枚のCDを手売りする目標のもと、精力的に全国各地を回った。実施期間は、ツアーに携行する日数・枚数を掲示するホワイトボードの記述より「180日目まで(最終的には6月1日まで)」であった。九州路上ツアー中の2008年2月28日、熊本県において右足の甲を負傷し、一時帰京静養(3月8日復帰)を余儀なくされるなど様々なトラブルも発生した。しかし、ツアー後半では、一時期伸び悩んでいた売上枚数が1日あたり100枚を超える日も出るようになり、最終日の6月1日には126枚の自己新記録を達成し、最終的な販売枚数は5,800枚まで達した。目標は達成できなかったものの、全国28都府県で歌った。

そして、2008年6月11日発売予定の5thシングル「だからここで歌っている/言えなかった気持ち」において、6月11日より「日本全国路上ライブの旅、第二章」を実行することとなった。今回はライブ日数のみをカウントし、前回到達しなかった「6ヵ月(180日)間で7,000枚のCDを手売りし、同時に47都道府県全てで路上ライブをする」という目標に再度挑戦。5thシングルの路上ライブ中、PS2ソフト「カヌチ 白き翼の章」の主題歌/エンディングのタイアップの話が決まり、9月24日に6thシングル(後述)としてリリースされた。この6thシングルは初めて「CDショップでのみ販売」となり、大手レコード店でのインディーズCDの事前予約枚数ランキングで1位を記録した。このタイアップも路上ライブでの彼女の歌声を聞いたソフト開発メンバーとの出会いによって決まったものである。

2010年から2011年頃は都内では品川駅、渋谷駅、地方では浜松市名古屋市の駅周辺で路上ライブを行うことが多かった。2013年2月、10thアルバム「ニライカナイ」が伊吹唯としての最後のアルバムとなった。

彼女の路上ライブではキーボードを使った弾き語りスタイルとなるため、CD収録曲を歌う場合でもアレンジが大幅に異なる。そしてCD未収録曲や旧作シングルの曲、オフコース中島みゆき宮崎駿作品のカバー曲も歌う。また、直前まで歌う曲を決めないため、一度として、曲順が同じになる事がないのも特徴である。一方で、一部の熱烈なファンが路上を取り巻くために、一般の聴衆が入りづらいという批判もある。

日本武道館公演への挑戦

2010年5月20日から2011年5月20日の一年間で15,000人のファン会員(「伊吹唯サポーターズファミリー」)を集めることに挑戦し、達成したら武道館にワンマンライブの予約を入れるというプロジェクトを実行[1]。最終的に13,902人に達したが、目標の15,000人には及ばなかった。2011年11月19日から1年間、再挑戦を試みたが及ばず。2013年3月3日「さとなか唯」に改名するとともに、2014年3月に日本武道館公演が実現する予定であった。 2013年12月26日、武道館公演中止の決定をうけ、翌日の自身のブログで「日本武道館公演に関しての大切なお知らせと、お伝えしたいこと。」 と題し、「私の夢は、夢のまま終わりました」と自身の言葉で公表。 理由は所属事務所BirthdayEveが経営困難となり倒産したこと。チケット購入者には事務所より手紙が一通届いたのみで返金もされない、その他サイトなどでのお詫びは一切無い。 その対応に一番悩んだのはアーティスト本人であった様で、事務所が完全に片付いた後はブログで、何も聞かされていなかった当時のつらい様子を語った。 彼女は今でも誰かのためにと歌を歌い続けいている。

テレビ東京『ドライブ A GO!GO!』タイアップ

 2012年4月より、エンディングテーマに採用された。

音楽グループ「はなもも」の結成・活動期

2014年10月1日、Kado Junとともに音楽グループ「はなもも」結成。 2014年11月3日、大阪でのMBSラジオ秋まつりにてデュオとして初のお披露目。 2014年12月23日、新宿の関交協ハーモニックホールにて初ライブ。

音楽グループ「Claiomh Solais~クラウソラス~」への改名・活動期

2015年7月1日、Kado Junとのグループを「Claiomh Solais~クラウソラス~」と改名。(6月27日ブログ開始)

人物・エピソード

  • 自宅で「ラブリ」という犬を飼っており、とにかく猫かわいがりしている。性格が猫に似ているとのこと。[1]
  • 一度ライブを始めるとギリギリの時間まで徹底的に粘る(彼女曰く「ねばねば」)ため、最終電車にすら間に合わなかったことがある。
  • 路上ライブでの差し入れが非常に多いため、差し入れだらけ(「伊吹地蔵」)になることもしばしばある。
  • 中島みゆきのファンでもある。

ディスコグラフィー

CDシングル

  • Clover (2005年1月30日 SHEER-002 3曲入り:現在完売)

CDシングル(maxiシングル)

  • Feather (2007年1月26日 SLCI-005 7曲入り)
  • こころをこえて (2007年6月8日 SLCI-020 7曲入り)
  • 星に願いを…~あなたは空を見上げてますか?~ (2007年11月9日 SLCI-034 7曲入り)
  • だからここで歌っている/言えなかった気持ち(2008年6月11日 SLCI-048 7曲入り)
  • White Wing(2008年9月24日 SLCI-057 7曲入り)「カヌチ 白き翼の章」※主題歌/エンディングテーマとして初タイアップ
  • 永遠の空(2009年4月29日 SHCL-086 5曲入り)「カヌチ 黒き翼の章」※主題歌
  • 東京(2009年7月15日 SHCL-095 5曲入り)
  • NEWS~テロのNEWSが流れた時、私はあなたが好きでした~/BEST FRIEND(2009年10月21日 SHCL-098 5曲入り)
  • 二人はずっと 素敵な恋をしていました(2010年1月27日 SHCL-104 5曲入り)
  • ただいま おかえり (2010年4月18日発売 BEPR-004 6曲入り)
  • The Story 1 (2010年7月11日発売 BEPR-012 6曲入り)
  • The Story 2 (2010年7月11日発売 BEPR-013 6曲入り)
  • Snow night(2014年12月23日発売 3曲入り)「はなもも」1stシングル

CDアルバム

  • この空の下で(2009年6月10日 SHCL-094 15曲入り)
  • ACOUSTIC1 -2005~2010 アコースティック作品集-(2010年4月18日 BEPR-005 14曲入り)
  • ACOUSTIC2 -2005~2010 アコースティック作品集-(2011年1月28日 BEPR-023 14曲入り)
  • この風の中で(2011年6月14日 BEPR-032 13曲入り)
  • Login~あなた神様に似ている~(2011年11月20日 BEPR-038 12曲入り)
  • Login~あなたの心に入り込むパスワードを教えてください~(2012年2月26日 BEPR-041 17曲入り)
  • セコイアの木(2012年4月27日 BEPR-049 12曲入り)
  • ポラリスの森(2012年8月7日 BEPR-061 10曲入り)
  • ユイマールの泉(2012年11月10日 BEPR-069 10曲入り)
  • UMI(2012年12月6日 BEPR-073 5曲入り)
  • ニライカナイ(2013年2月2日 BEPR-080 10曲入り)
  • 哀歌(2013年7月8日 BEPR-096 10曲入り)

関連項目

  • 立石賢司:彼女の元プロデューサー。元所属会社の元代表取締役だった。
  • 明石昌夫:5thシングルよりアレンジで参加。ビーイング系シンガーを多数手がける。
  • 宮崎奈穂子:元同レーベルのシンガー。彼女と同じく弾き語り路上ライブで歌っていた。
  • Kado Jun:元同レーベルのシンガー。彼女と同じく弾き語り路上ライブで歌っていた。はなもものメンバー。

出典

外部リンク