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2016年10月19日 (水) 12:24時点における版
デイヴ・バーソロミュー | |
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生誕 | 1920年12月24日 |
出身地 | 米国ルイジアナ州エドガー |
ジャンル |
ジャズ R&B ロックンロール |
職業 |
トランペッター バンドリーダー 作曲家 編曲家 |
担当楽器 | トランペット |
活動期間 | 1947年 〜 現在 |
レーベル | インペリアル・レコード他 |
共同作業者 | ファッツ・ドミノ |
デイヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew、1920年12月24日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州エドガー出身のミュージシャン、バンドリーダー、作曲家、編曲家。1950年代以降のニューオーリンズ音楽の形成に大きく貢献した。
概略
バーソロミューは、リズム・アンド・ブルース、ビッグバンド、スウィング・ジャズ、ロックンロール、ニューオーリンズ・ジャズ、ディキシーランド・ジャズなど数多くの音楽ジャンルで活躍した。彼の曲をレコーディングしたミュージシャンアーティストは数多いが、中でもファッツ・ドミノとのパートナーシップが彼のキャリアの中でも特筆すべき成功を収めている。1950年代の半ばに、彼らはインペリアル・レコードの下で、"I'm in Love Again"、"Blue Monday"、"I'm Walkin'"など40曲以上のヒット曲を世に送り出し、そのうち"Goin' Home"と"Ain't That a Shame"など複数の曲がビルボードR&Bチャートの1位に輝いている。[1] 彼は、ソングライターの殿堂、並びにロックの殿堂入りを果たしている。[2]
来歴
バーソロミューが最初に覚えた楽器はチューバであったが、のちにトランペットが彼のメインの楽器となった。彼のプロのキャリアは、ニューオーリンズでアルヴィン"レッド"タイラー、アール・パーマー、リー・アレンらがメンバーに入ったバンドを結成したところから始まっている。
1947年、デラックス・レコードで彼は初のレコーディングを経験するが、会社は倒産してしまい殆ど話題にはならずに終わった。1949年に彼はルー・チャッドのインペリアル・レコードの下で、編曲家、バンドリーダー、およびタレント・スカウトとして活動するようになった。ここで、彼がプロデュースしたアール・キング、トミー・リッジリー、ロバート・パーカー、フランキー・フォード、クリス・ケナー、スマイリー・ルイス、シャーリー&リー、ファッツ・ドミノといったアーティスト達から、数々のヒットが生まれたのである。彼は、有名な"Blueberry Hill"を含むファッツ・ドミノのヒット曲の多くにおいて編曲を担当した。1960年代半ばに彼はインペリアルを離れ、自分のレーベル、ブロードムア・レコード (彼が住んでいたニューオーリンズのブロードムア地域に因んで名付けられたもの) を含むいくつかのレーベルを転々とした。[3]
2004年現在、彼はミュージシャンとして現役で活動しており、自己名義のレコーディングもリリースしている。彼は、充分に裕福であるにも関わらず、未だにプリザベーション・ホールに出演してトラディショナル・ジャズをプレイしている。
功績
バーソロミューは、1950年代に強い影響力を発揮したニューオーリンズ・サウンドの形成に大きな役割を果たした。特に、ジャンプ・ブルースやビッグバンド・スウィングがリズム・アンド・ブルース、ロックンロールに発展していく過程で主動的な役割を担った。[3]
またバーソロミューは、ロイド・プライスの"Lawdy Miss Clawdy"、スマイリー・ルイスの"I Hear You Knocking"、"One Night"、シャーリー&リーの"Let the Good Times Roll"など歴史に残るヒット曲のプロデュースを手がけている。
注釈
- ^ “プレイリー・ホーム・コンパニオン”. PBS. 2007年6月12日閲覧。
- ^ “デイヴ・バーソロミュー”. 2007年6月12日閲覧。
- ^ a b “デイヴ・バーソロミュー - 非演奏家受賞者”. ロックの殿堂. 2007年6月12日閲覧。