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2016年10月19日 (水) 11:46時点における版

Courtney Barnett
基本情報
生誕 1988年(35 - 36歳)
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリア メルボルン
ジャンル オルタナティヴ・ロック[1]
インディー・ロック[1]
グランジ[2]
ガレージロック[3]
担当楽器 ボーカル
ギター
レーベル オーストラリアの旗 MilK! Records
日本の旗 Traffic
アメリカ合衆国の旗 マム・アンド・ポップ・ミュージック
公式サイト www.courtneybarnett.com.au

コートニー・バーネット: Courtney Barnett1988年[4][5] - )は、オーストラリアの女性シンガーソングライター[6][5]メルボルン出身[6][5]

略歴

オーストラリアタスマニア州に生まれる[4]。学生時代に学校の友人とロックバンドを組み、タスマニア大学ではアート写真を学びながら友人と2人でカヴァーバンドを組む[7]。その後ソロでの活動や他のバンドのセカンド・ギタリストとして参加[7]。後にメルボルンに移住し、ライブハウスでアルバイトをしながらバンド「Rapid Transit」にギタリストとして在籍[7]。Rapid Transitを脱退後、ザ・ダンディ・ウォーホルズのドラマーでもあるブレント・デボアが中心となっているバンド「Immigrant Union(イミグラント・ユニオン)」に参加[7]

2012年にレーベルMilK! Recordsを設立し、デビューEP『I’ve got a friend called Emily Ferris』を発売し、続いてセカンドEP『How To Carve A Carrot Into A Rose』を発売[4]。楽曲「Avant Gardener」はピッチフォーク・メディアでベスト・ニュー・トラック[4]ローリング・ストーンで「2013年ベスト・ソング100曲」に選出される[4]。2014年には2枚のEPを1枚にまとめた『The Double EP: A Sea of Split Peas』を発売し[4]、同年のコーチェラ・フェスティバルに出演[8][3]。また、NMEで「2014年最重要新人アーティスト14組」に選ばれる[4]

2015年3月18日、デビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』を発売[4]。同アルバムのアートワークも自身で手掛けた[4]。また、ローリング・ストーン誌の選ぶ2015年前半のベストアルバム45枚に選出される[9]。3月19日にはサウス・バイ・サウスウエストに出演[10]

特色

左利きのエレキギターを演奏しながら抒情的な詩を歌うスタイルはしばしばカート・コバーンと比較され[4]リリシスト、ギター・ヒロインと紹介される事が多い[6][11][8][12]アコースティック・ギターピックで弾くサウンドを嫌がった経緯からエレキギターでもピックを使わずに指でピッキングしている[13]。影響を受けたアーティストはボブ・ディランジョナサン・リッチマンデヴィッド・ボウイPJ ハーヴェイパティ・スミスなど[7]

楽曲「Pedestrian at Best」はピッチフォーク・メディアにて「ニルヴァーナの『サーヴ・ザ・サーヴァンツ』とキンクスの『ユー・リアリー・ガット・ミー』の中間のようなサウンド」、「アーティスト初期におけるロック・ソングの傑作」と評され[4]ペイヴメント1960年代のボブ・ディラン、バーズを引き合いにされる[4]

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

EP

  • I've Got a Friend Called Emily Ferris(2012年)
  • How to Carve a Carrot into a Rose(2013年)
  • The Double EP: A Sea of Split Peas(2014年)

シングル

  • History Eraser(2013年)
  • Pedestrian at Best(2015年)

出典

  1. ^ a b Courtney Barnett” (英語). オールミュージック. 2015年7月31日閲覧。
  2. ^ Best Grunge Show: Courtney Barnett” (英語). ローリング・ストーン (2015年6月15日). 2015年7月31日閲覧。
  3. ^ a b Courtney Barnett Signs to Mom + Pop, Playing Coachella (Exclusive)” (英語). ビルボード (2014年2月11日). 2015年7月31日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l Courtney Barnett”. Traffic株式会社 (2015年2月2日). 2015年7月31日閲覧。
  5. ^ a b c コートニー・バーネット”. CDJournal 音楽出版社. 2015年7月31日閲覧。
  6. ^ a b c Courtney Barnett”. 株式会社スマッシュ. 2015年7月31日閲覧。
  7. ^ a b c d e 日本との意外な共通点とは? 2010年代最高のリリシスト、コートニー・バーネットのルーツを紐解くインタビュー”. AMP(アンプ) (2015年3月18日). 2015年7月31日閲覧。
  8. ^ a b Courtney Barnett デビュー前から世界中で大騒ぎの噂のオルタナ女子!左利きのギター・ヒロインで新世代のベスト・リリシストのデビュー作は3/18発売!日本語字幕付きMV公開!”. Traffic株式会社 (2015年2月16日). 2015年7月31日閲覧。
  9. ^ 45 Best Albums of 2015 So Far” (英語). ローリング・ストーン (2015年6月16日). 2015年7月31日閲覧。
  10. ^ Courtney Barnett” (英語). サウス・バイ・サウスウエスト. 2015年7月31日閲覧。
  11. ^ Courtney Barnett まとめ。噂の左利きギター女子、コートニー・バーネット。 「今年最も聴くべきデビュー作」と世界中が大騒ぎ!”. Traffic株式会社 (2015年6月11日). 2015年7月31日閲覧。
  12. ^ 新世代ギター・ヒロイン、 コートニー・バーネット”. タワーレコード (2015年3月16日). 2015年7月31日閲覧。
  13. ^ Courtney Barnett: The New Sensation” (英語). Premier Guitar (2015年4月30日). 2015年7月31日閲覧。

外部リンク