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2016年10月17日 (月) 13:02時点における版

奥田 美和子
出生名 奥田 美和子
別名 奥田 みわ
生誕 (1982-02-13) 1982年2月13日(42歳)
出身地 日本の旗 鳥取県米子市
ジャンル J-POPロック
職業 歌手
レーベル Sony Records(2000年)
DefSTAR RECORDS(2000年 - 2001年)
BMG JAPAN(2003年 - 2008年)
Brainchild’s Music(2008年 - 2009年)
Cocoon/音倉レコード(2009年)
日本クラウン(2012年 - 2013年)
音倉レコード(2014年 - )
共同作業者 大江千里(2000年)
柳美里(2003年 - 2005年)
菊地英昭(2008年 - 2009年)
天野月(2014年 - )
公式サイト http://www.okudamiwako.com/

奥田 美和子(おくだ みわこ、1982年2月13日 - )は、日本女性歌手。本名同じ。鳥取県米子市出身。2008年から2011年まで奥田みわ名義で活動していた。血液型はAB型。身長156.5cm。左利き。

人物

  • 幼稚園の頃より歌手を志すようになる。幼い頃は自己顕示欲が強い一方で、他人とコミュニケーションを取ることが得意ではなかったという。
  • 趣味は、格闘技観戦、カラオケ、運動。
  • 好きな食べ物は、焼肉、チーズ系、梅系、海藻物、噛みごたえのある物。
  • 噛みごたえのない物に興味がない、辛い物が苦手。
  • 好きな色は青。
  • 子供の頃の夢は、歌手、獣医さん、学校の先生、ムツゴロウさん。 作文で「ムツゴロウさんみたいになり、地元 大山に王国を作りたい」と書いたくらい動物が好き。
  • 歌手で、同じく鳥取県米子市出身の熊谷尚武(元KUMACHI)、同じ山陰地区出身で同学年にあたり 同じく研音に所属していた星村麻衣(奥田は鳥取県米子市出身、星村は島根県松江市出身)、同い年であり(同じ1982年2月生まれ)同じく研音およびデフスターレコーズに所属していた鈴木ゆき(元YeLLOW Generation)、同じく研音に所属していた月の203号室、同じく鳥取県米子市出身の大黒美和子(旧芸名 大黒裕貴、黒木梨花)とは、同い年という事もあり(ただし奥田の方が早生まれのため1学年上)また、本名が同じ“美和子”ということもあり、上京前から共に良き友 良きライバルとして歌手を目指していた。上京して10年以上となる現在も、食事やカラオケに行く仲。
ちなみに、奥田は大黒を「みわちゃん」と呼び、大黒は奥田を「みわこちゃん」と呼び、奥田は2008年から2011年まで「奥田みわ」名義で活動していたため、当時の芸名とは逆である。
他に、事務所やレコード会社は違うが傳田真央、俳優で同じく研音に所属していた蓼沼千晶・岩下貴子・石川伸一郎、音楽プロデューサーの戸倉弘智・松浦晃久等とは親交がある。
  • 好きな言葉「ありがとう」
  • 尊敬する人は家族。

略歴

6月22日には、デビューから実に約5年4ヶ月をかけて初のアルバム「二人」を発売する。
6月29日に初のライブ出演を果たした後は、ライブ出演も積極的に行うようになる。
  • 2006年8月30日、8枚目のシングル「BORN」を発売。この作品より柳美里プロデュースを離れ、自身でも作詞など楽曲制作に携わるようになる。
  • 8枚のシングルと2枚のアルバムをリリースし、同年をもって所属事務所である研音との契約を終了する。
以降は主にオフィシャルサイト上の日記の更新に活動をとどめるようになり、2008年3月31日にオフィシャルサイトの日記上でサイトの閉鎖(BMG JAPANとの契約終了)を告知し、一時活動休止する。
  • 2008年、アーティスト名を“奥田みわ”名義に改名。
THE YELLOW MONKEYのギタリスト菊地英昭がプロデュース&コラボレーションする120%自由な解放プロジェクト『brainchild's』の第一弾フィーチャリングボーカルとして12月3日にシングル「Buster」を発表し、音楽活動を再開する。
  • 2009年には音倉レコードのバックアップの下で、改名後初の単独作品となるDVD付シングル「君の手」を発売。
  • “奥田みわ”名義でコンピレーションなどを含め、3枚のシングル、1枚のアルバム、配信限定曲をリリース。
  • 2011年2月23日、自身初のベストアルバム「GOLDEN☆BEST 奥田美和子」を発売。ゴールデン☆ベストシリーズの1つであるが、選曲には奥田自身が携わり、公式サイトやブログにて告知を行うなど、非公認(所謂、レコード会社による企画盤)ではなく公式ベストアルバムとして発表される[3]
  • 2012年、アーティスト名を“奥田美和子”に戻し、日本クラウンに移籍。2月8日に初のカバー曲人生に乾杯を!」を発売。フリーライブやインストアライブでサイン会や握手会などを積極的に行うようになる。
  • 2013年11月9日、音倉レコード主催のイベント『音の倉ep4』にゲストで出演。デビュー前から顔見知りだった天野月と約13年振りに再会を果たし、お互いリスペクトしていた事を明かす。
ちなみに、『音の倉ep4』に出演した理由として、イベントを主催する音倉レコードの社長である戸倉弘智が、16年前に奥田をデビューさせるために行ったプレゼンオーディションの日時と同じ日だったからと語っている[4]
12月1日に期間限定ユニット『奥田美和子と天野月』としての活動開始を発表する。

柳美里との関係

  • 奥田と柳の交流は、奥田が2001年にDefSTAR RECORDSとの契約を解消し、音楽活動を休止していた最中、2002年に柳原作の小説『命』を読んで感銘を受けたところから始まる。
  • 当初は、奥田の当時の所属事務所であった研音側が、小説『命』四部作を担当していた小学館のスタッフを通して柳にプロデュース企画の依頼を出していた。しかし、当時 柳は子育てをしながら朝日新聞紙上で『8月の果て』を執筆しており、現状が精一杯であったために企画に目を通すことなく断ったという。その後、奥田が柳のもとへ自分のこれまでの経歴と歌への思いを綴った手紙を送ったことから、柳は手紙の内容に心を動かされプロデュースを決意する。柳はプロデュースを決意するにあたり、「(手紙の内容を読んで)互いの喪失感が似ていると思った」ということが動機であるとし、「私は書くしかないし、奥田美和子は唄うしかない」とコメントしている[7]
  • 2人が初めて対面したのは2002年7月22日横浜ランドマークスタジオにてである[8]。そこで奥田はカバー曲数曲を披露してみせたという。
  • 柳は、楽曲制作を全て詞先(歌詞を先に書き、後に曲をつける手法)で行った。作詞の工程としては、まず奥田が自分で片付けられなかった過去を柳宛ての手紙またはメールで送り、次にそこから柳が感じたイメージを「奥田さんへの返信[9]」として歌詞にするというものであった。
特に、4枚目の両A面シングル「はばたいて鳥は消える」は、これまでに奥田が送った実体験が書かれた手紙の全てが凝縮されたものだと奥田自身は語っている[10]
柳はこの方針を貫き、奥田に対する主観的なイメージを持たないように、あくまで客観視した捉え方でプロデュースを行うために、あえてプライベートでは会わないようにしたという。

音楽性

  • 大江千里プロデュースの下で発表した楽曲はいずれも叙情的なポップス主体のものであった(デビュー曲「しずく」では曲中に“語り”も取り入れている)が、柳美里プロデュース以降の作品ではバンドサウンドを取り入れたロック主体のものや、ピアノストリングスを起用したバラードを多く発表した。
  • 奥田自身はデビューから柳プロデュース時までは楽曲制作に直接携わることはなかったが、2006年発表の「love you」においてmarhyとの作詞共作を行って以降、自らも作詞に携わるようになる。
  • ビジュアル面では、2003年発表の「青空の果て」から2004年発表の「夢」まで、露出を避けたプロモーション活動を行った。当時はアーティスト写真は前髪で表情を隠し、PVでは表情が分からないように撮影された。
「夢」以降はジャケット写真やPV出演において徐々に明らかにして行ったが、テレビやライブ出演等でビジュアルを前面に出して行ったのは2005年発表の「雨と夢のあとに」からである。
これに関しては、「まず歌を聴いてもらいたいという思いがあった」と、自らの歌唱と柳の歌詞を重視した結果、ビジュアル面が後退していったと語っている[11]

ディスコグラフィー

奥田美和子名義

シングル

発売日 タイトル 規格品番
1st 2000年2月2日 しずく DFCZ-1015
2nd 2000年6月21日 tsu-ki DFCZ-1021
3rd 2003年11月5日 青空の果て BVCR-19612
4th 2004年3月3日 歌う理由/はばたいて鳥は消える BVCR-19619
5th 2004年9月22日 BVCR-19634
6th 2005年5月25日 雨と夢のあとに BVCR-19646
7th 2005年9月7日 ぼくが生きていたこと BVCR-19657
8th 2006年8月30日 BORN/love you BVCR-19978
9th 2012年2月8日 人生に乾杯を!/for you… CRCN-1593
10th 2014年10月8日 ここにいる 配信限定

アルバム

発売日 タイトル 規格品番
1st 2005年6月22日 二人 BVCR-11071
2nd 2006年9月6日 君を想う (CD+DVD)
君を想う
BVCR-18073 ~ BVCR-18074(初回限定盤)
BVCR-11091(通常盤)
Best 2011年2月23日 GOLDEN☆BEST 奥田美和子 MHCL-1857

奥田みわ名義

シングル

発売日 タイトル 規格品番
1st 2009年2月25日 君の手 (CD+DVD) COCO-0001
コンピレーション 2009年7月7日 COCOON EP (CD+DVD)
  • CD
    1. 菊地美幸「fade.」
    2. 奥田みわ「キミだけに」
    3. 東川遥 「三日月」
    4. mayu「忘却の果て」
  • DVD
    1. 奥田みわ「キミだけに」PV
    2. 菊地美幸「fade.」PV
    3. mayu「忘却の果て」PV
    4. 東川遥 「三日月」PV
COCO-0003

brainchild's参加作品

発売日 タイトル 規格品番
1stシングル 2008年12月3日 Buster BMC-1001
1stアルバム 2009年9月9日 brainchild's BMP-2001

奥田美和子と天野月名義

発売日 タイトル 規格品番
1stシングル 2014年2月12日 無限 (CD+DVD) KURA-0050(通常盤)
KURA-0051(限定盤)

タイアップ

曲名 タイアップ
しずく フジテレビ系アニメ『GTO』エンディングテーマ
tsu-ki TBS系音楽番組『CDTV』2000年6月度エンディングテーマ
青空の果て TBS系ドラマ『ヤンキー母校に帰る』主題歌
全国東宝系公開ホラー映画感染』主題歌
雨と夢のあとに テレビ朝日系ドラマ『雨と夢のあとに』主題歌
演劇集団キャラメルボックス2006サマーツアー『雨と夢のあとに』主題歌
ぼくが生きていたこと ワイズポリシー配給映画『殴者』主題歌
BORN WOWOW開局15周年記念アニメ『シュヴァリエ』オープニングテーマ
love you テレビ東京系バラエティ番組『いきなり結婚生活』エンディングテーマ
人生に乾杯を! 神楽酒造『本格麦焼酎 ひむかのくろうま』CMソング
ハワイホノルル AM 1210 Kzoo Radio『Get Athlete the way to London』オープニングテーマ
for you... ハワイ・ホノルル AM 1210 Kzoo Radio『Get Athlete the way to London』エンディングテーマ
無限 TBS系情報番組『エン活!』2014年2月.3月度オープニングテーマ

関連項目

出典・脚注

  1. ^ Yahoo!オークション (2005年7月8日). “奥田美和子さんインタビュー Vol.1”. Guitar Labo. 2008年10月6日閲覧。
  2. ^ 奥田美和子インタビュー”. La Valse de Miri. 2008年10月6日閲覧。
  3. ^ なお、作品はソニー・ミュージックダイレクトより発売される。Sony RecordsおよびDefSTAR RECORDS所属時に発表した楽曲とBMG JAPAN所属時に発表した楽曲が収録されているが、2009年にBMG JAPANがアリオラジャパンとしてSMEに統合され、楽曲の版権が全てSME側にあるためである。
  4. ^ 奥田美和子オフィシャルブログ Powered by Ameba(2013年11月11日)より。
  5. ^ “奥田美和子、婚約と妊娠を同時に報告/芸能/”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2015年12月4日). http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/12/04/0008619524.shtml 2015年12月4日閲覧。 
  6. ^ “「ヤンキー母校に帰る」主題歌を歌った奥田美和子がママに「幸せいっぱい」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年4月9日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/09/kiji/K20160409012372680.html 2016年4月10日閲覧。 
  7. ^ テレビ朝日系『ミュージックステーション』2005年5月27日放送回VTRコメントより。
  8. ^ アルバム『二人』ブックレット記載柳美里のコメントより。
  9. ^ シングル「青空の果て」帯記載柳美里のコメントより。
  10. ^ 平賀哲雄. “『奥田美和子』SPECIAL INTERVIEW”. hotexpress music magazine. 2008年10月6日閲覧。
  11. ^ Yahoo!オークション (2005年7月22日). “奥田美和子さんインタビュー Vol.2”. Guitar Labo. 2009年4月23日閲覧。

外部リンク