コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「F-01A」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Tribot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
147行目: 147行目:
[[Category:携帯電話端末 (富士通)]]
[[Category:携帯電話端末 (富士通)]]
[[Category:国際ローミング対応機種]]
[[Category:国際ローミング対応機種]]
[[Category:Bluetooth搭載機器]]
[[Category:防水機種]]
[[Category:防水機種]]

2016年9月29日 (木) 11:14時点における版

NTTドコモ docomo PRIME series F-01A
キャリア NTTドコモ
製造 富士通
発売日 2008年11月19日
概要
OS Symbian OS + MOAP(S)
CPU SH-Mobile G3
音声通信方式 3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G:800MHz、850MHz、1.7GHz2GHz)
(2G:900MHz、1800Mhz、1900MHz)
データ通信方式 3GFOMAHSDPA
2GEDGE
形状 2軸回転
サイズ 111 × 50 × 17.5 mm
質量 約142 g
連続通話時間 約230分(音声電話時・3G)
約100分(テレビ電話時)
約220分(音声電話時・GSM)
連続待受時間 約620時間(静止時・3G)
約310時間(静止時・GSM)
外部メモリ microSD
(2GBまで・ドコモ発表)
microSDHC
(8GBまで・ドコモ発表)
日本語入力 ATOK+APOT
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
Bluetooth あり
放送受信機能 ワンセグ対応
(連続最長視聴時間310分)ダビング10対応
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
(スーパーファインIPS)
解像度 フルワイドVGA
(480×864ドット
サイズ 3.2インチ
表示色数 16,777,216色
サブディスプレイ
方式 有機EL
解像度 174×64ドット
サイズ 1.4インチ
表示色数 1色
メインカメラ
画素数・方式 約520万画素CMOS
機能 AF
手ぶれ補正機能
顔認識
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
シアン
ブラック
ローズ
シャンパン
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

docomo PRIME series F-01A(ドコモ プライム シリーズ エフ ゼロ いち エー)は、富士通によって開発された、NTTドコモ第三世代携帯電話(FOMA)端末である。docomo PRIME seriesの端末。

概要

富士通製のプライムシリーズ第1弾。「ハイスペック×防水」をキャッチコピーとして採用している。機能はF906iをベースにスペックアップしているが、従来の「ヨコモーション」のスイング型では防水に対応できない事から、画面回転機構はF706iで採用されたオーソドックスな回転2軸型に落ち着いた。防水対応携帯電話では、世界初となるフルワイドVGA液晶を搭載し、「防水ケータイ≠ハイスペック」という従来のイメージを払拭している。また、富士通製の携帯電話では、F900iT以来、4年ぶりとなるBluetoothスマートフォンであるF1100を除く)とタッチパネルを採用している。ただし、タッチパネルは横画面時の一部の操作のみにしか使えないが、フルブラウザでタッチパネルによる文字入力が出来る。このタッチパネルによる文字入力は2タッチ方式を踏襲したものになっている。

メインカメラはF906iよりもスペックアップした約520万画素で、らくらくホンプレミアムで採用された「フルオートフォーカス」機能、また顔認識機能などを搭載。ただし、F706i同様、インカメラが廃止されている。

また、Fシリーズの伝統である指紋センサーにも新たに防水対応のものが採用され、同社製に限らず防水ケータイとして初めてこれを搭載した。なお、従来ドコモで指紋センサーといえば富士通のみだったが、今回同時に発表されたSH-01ASH-03Aにも『光TOUCH CRUISER』を利用した指紋センサーが搭載され、Fシリーズ以外では初の搭載となる。

サーチキーも搭載している。iモード、フルブラウザ、電話帳、辞書(国語、英和、和英)、メール、地図に対応している

なお、microSDHCメモリーカードについては、公式には8GBまでのカードに対応しているが、16GBカードの認識も確認されている[1]

ドコモの新サービスでは、iコンシェルiウィジェットiアプリオンラインの全てに対応している。

これまでの富士通の防水携帯電話は機能が絞れられた旧7シリーズばかりで、また富士通の旧9シリーズの端末も、実力の高さにも関わらず、販売台数でやや苦戦する事が多かったようである。しかし、当端末はハイスペック端末で防水を実現した事が幅広いユーザーから高く評価されており、旧9シリーズ時代には販売台数で差をつけられる事が多かったP、SH、N90Xiμシリーズを抜いている[2][3]

2009年の夏モデルより、同社携帯電話のイメージキャラクターが瑛太に変わったため[4]、本機種は木村拓哉がイメージキャラクターを務めた最後の富士通製ドコモ端末となった[5]。なお、彼を含めてSMAPメンバー全員は2009年からソフトバンクモバイルのイメージキャラクターを務めている。

主な対応サービス
タッチパネル FOMAハイスピード7.2Mbps Bluetooth DCMX/おサイフケータイ
iアプリオンライン/地図アプリ 直感ゲーム[6]/メガiアプリ iウィジェット マチキャラ/iコンシェル
ホームU/ポケットU GPS/ケータイお探し デコメール/デコメ絵文字/デコメアニメ iチャネル
着もじ/プッシュトーク テレビ電話/キャラ電 電話帳お預かりサービス フルブラウザ
おまかせロック/バイオ認証 外部メモリーへiモードコンテンツ移行/ユーザーデータ一括バックアップ トルカ iC通信/iCお引越しサービス
きせかえツール/ダイレクトメニュー バーコードリーダ/名刺リーダ 2in1[7] エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新
GSM/3Gローミング(WORLD WING) 着うたフル/うた・ホーダイ Music&Videoチャネル/ビデオクリップ デジタルオーディオプレーヤー(AAC)(WMA)

歴史

不具合

  • 2008年12月24日に以下の不具合の修正が行われた。
    • カメラを起動しようとすると「回復できないエラーが発生したため終了します」というエラーが表示され、電源をOFFするまでカメラが起動できない。
  • 2009年2月10日に以下の不具合の修正が行われた。
    • サーチキーなどの文字入力画面で、特定の文字を入力すると、再起動する場合がある。
    • 省電力モードを設定した状態で、デジタルオーディオプレーヤーで音楽を連続再生すると、稀に電源断となる場合がある。
  • 2009年3月26日に以下の不具合の修正が行われた。
    • 圏外から圏内に移動しても、稀に圏外表示のままとなる場合がある。

脚注

  1. ^ PRIMEシリーズの“ここ”が知りたい:16GバイトのmicroSDHCは使える? -- 「F-01A」「N-01A」「P-01A」「SH-01A」It Media+D Mobile
  2. ^ 携帯販売ランキング(12月8日〜12月14日):順位の変動、やや穏やかに -- 総合ランキングは9割がドコモ端末 (1/4) IT Media+D Mobile
  3. ^ NTTドコモ端末売れ筋ランキング(12月11日〜12月17日)ケータイ Watch
  4. ^ 過去に「DoCoMo2.0」のCMキャラクターとして出演経験がある。
  5. ^ FMVのイメージキャラクターは引き続き彼が務めていたが、2010年夏モデル(ESPRIMOとLIFEBOOK)からはそちらも唐沢寿明柴咲コウが担当。
  6. ^ サブカメラを備えていないため「体を動かす」は非対応。
  7. ^ BモードのメールはWebメールとなる。

外部リンク