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2016年6月8日 (水) 05:47時点における版
柳家 小ゑん(やなぎや こえん)は、落語家の柳家小さん系の名。これまでに柳家小ゑんを名乗った落語家は5人存在する。
- (1861年4月8日 - 1915年11月26日)本名、上田(後に山田、市川を経て山本)権次郎。建具職上田八五郎の倅。10歳で初代談洲楼燕枝の門下に入り小燕から小燕枝、1877年、8年頃に錦枝、同10年代後半に3代目柳家小さんの門下でさん枝から同20年代後半に枝之助(枝の助)、明治20年代末に三遊派にて初代三遊亭圓右の門下で右鶴、1896年に3代目柳家小さんの門下で小ゑんとなった。大正に入り歌舞伎の囃子方に転向し、望月長兵衛と名乗ったという。渾名(あだな)は体をむずむずさせて落語を演じた事から「むず権」。
- 後の8代目柳家小三治。真打昇進まで名乗る。
- 後の7代目立川談志。二つ目の時に名乗る。
- 後の6代目柳家小さん。同じく二つ目の時に名乗る。
- 本名、富田実。本項にて詳述。
当代柳家小ゑん
柳家 小ゑん | |
本名 | 富田 実 |
---|---|
生年月日 | 1953年9月15日(71歳) |
出身地 | 日本・東京都目黒区 |
師匠 | 5代目柳家小さん |
名跡 | 1. 柳家みのる(1975年) 2. 柳家みの助(1975年 - 1979年) 3. 柳家小ゑん(1979年 - ) |
出囃子 | ぎっちょんちょん |
活動期間 | 1975年 - |
所属 | 落語協会 |
柳家 小ゑん(1953年9月15日 - )は、東京都目黒区出身の落語家。落語協会所属。本名、富田 実(とみた みのる)。出囃子は「ぎっちょんちょん」。
天文ファンとしても知られており、『天文ガイド』に「星空川柳」を連載しているほか、各地のプラネタリウムにて「星空寄席」を行ったり、星空の解説を行っている[1]。また小惑星の「小ゑん」は柳家小ゑんにちなんで名付けられた。江戸の言葉遊び「雑俳」にも造詣が深く、一方で新作落語にも取り組む。 タレントの関根勤とは小学生時代の同級生で、互いに相手を笑わせようと日々物真似などに興じていた。
略歴
- 1975年1月 - 武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電子通信工学科中退後、5代目柳家小さんに入門し、「柳家みのる」となる。
- 同年12月 - みの助と改名。
- 1979年5月 - 二つ目に昇進し、小ゑんと改名。
- 1986年9月 - 真打昇進。
出演
- お台場寄席DOUGA(フジテレビ無料動画サイト「見参楽(みさんが!)」)
参考文献
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X
- 古今東西噺家紳士録
脚注
- ^ CD紹介のインフォメーションより。
外部リンク
- ヴェンタインレコード・柳家小ゑん - 公式HP
- 落語協会 芸人紹介