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2016年6月8日 (水) 03:58時点における版

野又穫
生誕 (1955-10-16) 1955年10月16日(69歳)
東京都目黒区
国籍 日本の旗 日本
公式サイト official website
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野又 穫(のまた みのる、1955年10月16日 - )は日本美術家女子美術大学教授

来歴

東京都出身。1986年に佐賀町エキジビットスペース(1983-2000年 東京都江東区、主宰:小池一子)において初の個展を開催。実在しない建造物を、絵画として独自の視点から描き続けている。

1996年に本名を「稔」から「穫」へ改める。1991年に出版した画集「NOMATA - Standing Still」(発行:ゲイン)は「野又稔」での著作。「穣」は誤り。

経歴

  • 1955年 - 目黒区の染物屋に生まれる。
  • 1975年 - 東京芸術大学美術学部入学。形成デザインを専攻。
  • 1978年 - 安宅賞受賞。
  • 1979年 - 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。マッキャンエリクソン博報堂へ入社しアートディレクターを務める。
  • 1984年 - マッキャンエリクソン博報堂を退職し独立。
  • 1995年 - 第45回(平成6年度) 芸術選奨新人賞美術部門受賞(文化庁)。
  • 2007年 - 第17回(平成18年度)タカシマヤ美術賞受賞(タカシマヤ文化基金)。
  • 2014年 - 女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻教授。

主な個展

  • 1986年 - "STILL" - 静かな庭園 -(佐賀町エキジビットスペース、東京)
  • 1988年 - "ARCADIA" - 永遠の風景 -(佐賀町エキジビットスペース、東京)
  • 1990年 - "PICTURESQUE"- ピクチュアレスク-(西武百貨店渋谷店 美術画廊、東京)
  • 1995年 - 「野又穫の空想建築」(リアス・アーク美術館、宮城県)
  • 1997年 -「風見の地」-WINDSCAPE-(西武百貨店池袋店 アートフォーラム、東京)
  • 1999年 - 「野又穫の空想建築」(ギャラリーたむら、広島)
  • 2004年 - "POINTS OF VIEW" - 視線の変遷 - (西武百貨店池袋店 アートフォーラム、東京)
  • 2004年 - 「カンヴァスに立つ建築」- Architecture on Canvas -(東京オペラシティアートギャラリー
  • 2006年 - 野又穫作品展 Visions 1993-2005(ギャラリー1、東京)
  • 2007年 - "Light Structures"(ギャラリーたむら、広島)
  • 2008年 - "SKYGLOW 光景"(新宿髙島屋美術画廊、東京)
  • 2008年 - "SKYGLOW 遠景"(髙島屋東京店美術画廊X、東京)
  • 2009年 - 「映遠」(ギャラリーたむら、広島)
  • 2010年 - 「もうひとつの場所ー野又穫のランドスケープ」(群馬県立近代美術館)
  • 2012年 -野又穫展「blue construction」(佐賀町アーカイブ)

その他

  • 1993年 - ニュー目黒名<画>座(目黒区美術館
  • 1999年 - 収蔵品展001 寺田コレクション秀作展Part 1(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2000年 - 収蔵品展004「心象の領域:寺田コレクションにみる幻想的な具象」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2001年 - 銀座資生堂ビルの内部空間のための6点の絵画(ROCCO) 制作
  • 2002年 - 収蔵品展011「彼方へ - 寺田コレクションより」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2003年 - 収蔵品展016「建築の見える風景 - 寺田コレクションより」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2004年 - 「世田谷美術展 2004」(世田谷美術館
  • 2005年 - 「ユートピアを探しにー想像力の彼方へー」(新潟県立万代島美術館
  • 2005年 - ヒルトンプラザ大阪 イースト 壁画用絵画「香林」制作
  • 2006年 - パークハイアット東京 ニューヨークグリルのための20点の絵画「メトロポリス」制作
  • 2006年 - 「世田谷美術展 2006」(世田谷美術館)
  • 2007年 - 「土から生まれるもの」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2007年 - 「こことそこの間」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2010年 - 「幻想の回廊」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2010年 - 「建築家 白井晟一 精神と空間」(群馬県立近代美術館)
  • 2010年 - 「現代の美術 Ⅱ」(群馬県立近代美術館)
  • 2012年 - 「現代の美術 Ⅳ」(群馬県立近代美術館)
  • 2012年 -「『私』を知るための問い」(東京オペラシティアートギャラリー)
  • 2011年 - 「ブラインド・サイトー盲視の知覚」(MA2 ギャラリー)
  • 2013年 - 「空想の建築ーピラネージから野又穫へー」(町田市立国際版画美術館

出版物

  • 1991年 - 画集"NOMATA - Standing Still"(発行:ゲイン)
  • 1995年 - 「野又穫の空想建築」(リアス ・ アーク美術館における回顧展図録)
  • 1995年 - 2005年 「文學界」(文藝春秋刊)表紙画 
  • 1997年 - CD-ROM " MINORU NOMATA - Paintings 1986-1996" 制作(発行:エムエスディ ジャパン)
  • 1997年 - 画集"NOMATA PAINTINGS"(発行:トレヴィル)
  • 2004年 - 画集"Points of View - 視線の変遷 -"(発行:東京書籍
  • 2010年 - 画集"ALTERNATIVE SIGHTS - もうひとつの場所" (発行:青幻舎)
  • 2012年 - "Minoru Nomata blue construction - work in progress January-August 2011" (発行:佐賀町アーカイブ)
  • 2013年 - ドローイング集"ELEMENTS あちら、こちら、かけら"(発行:青幻舎)
  • 2013年 - 「空想の建築ーピラネージから野又穫へー展」図録(発行:エクスナレッジ