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2016年6月7日 (火) 22:56時点における版

石川 大我
いしかわ たいが
生年月日 (1974-07-03) 1974年7月3日(50歳)
出生地 日本の旗 日本東京都豊島区西巣鴨
出身校 明治学院大学法学部
所属政党 社会民主党
称号 法学士
公式サイト 豊島区議会議員 石川大我(いしかわ・たいが)のサイト

当選回数 2回
在任期間 2011年4月24日 - 2014年12月2日
2015年4月27日 -
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石川 大我(いしかわ たいが、1974年7月3日 - )は、日本性的少数者LGBT人権活動家、エッセイスト、政治家特定非営利活動法人(NPO法人)ピアフレンズ代表理事。千葉県人権施策推進委員会委員(2009年-)。豊島区議会議員(2011年-2014年、2015年-)。

来歴

東京都豊島区西巣鴨に生まれる。豊島区立朝日小学校、豊島区立朝日中学校(現豊島区立巣鴨北中学校)卒業。明治学院大学法学部卒業。インターネットの世界で初めて自分以外の同性愛者を知る。2000年(平成12年)4月から「すこたん企画」に参加し、「高橋タイガ」名で同性愛に関する情報を提供する講演活動等を始める。2002年(平成14年)より石川大我として活動。2004年(平成16年)に同団体での活動を終了。現在は「ピアフレンズ」という当事者向けのイベントを主宰している。2009年(平成21年)7月、ピアフレンズはNPO法人として登記、石川は代表理事に就任した。その後、参議院議員福島瑞穂の秘書を務めた[1]

著書に「ボクの彼氏はどこにいる?」(講談社ISBN 4062114097)、共著に「同性愛って何?」(緑風出版、ISBN 4846102203)がある。また、「ボクの彼氏はどこにいる?」に加筆部分を加えた文庫版が2009年3月に発売された。

石川のLGBT解放運動の視点に対しては、賛否両論あり、批判派としては杉山貴士日本共産党支持のLGBTアクティビストらがいる。

2006年(平成18年)8月の東京レズビアン&ゲイパレードで、国会議員として唯一参加した社会民主党衆議院議員保坂展人とともに行進。保坂は自らのブログにおいて石川らに参加を呼びかけられたと書いている。

2006年11月には「Youth talk about JAPAN」というシンポジウムに、レズビアンであることを公表している当時大阪府議であった尾辻かな子と、社会民主党党首・福島瑞穂と共に参加した。福島とは社民党の機関紙「月刊社民」で対談した[2]

2007年(平成19年)4月東京都知事選挙において、浅野史郎の応援演説を渋谷にて行なった。

2007年8月の東京プライドパレード[3]において、社民党党首・福島瑞穂、そして前年に引き続き参加した社民党衆議院議員の保坂展人らと共に行進した。この時も石川らが、福島、保坂両名のパレード参加を企画し、呼びかけたと保坂は自らのブログに書いている。このことは、日本において、政党党首がいわゆる「プライドパレード」に参加したのは初めてであったため、イギリスの当事者メディアなどがこれを報道し話題となった。

2008年(平成20年)からNHK教育テレビ「ハートをつなごう」(ゲイ/レズビアン編・LGBT編)に出演している。

2010年(平成22年)より始まったセクシュアルマイノリティを正しく理解する週間[4]5月16日〜)実行委員会の代表を務める。この週間を内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室や法務省人権擁護局が後援していることもあり、5月17日より3日間に渡って始まった電話相談・「セクシュアルマイノリティホットライン」(18:00〜20:00)にも、福島瑞穂が内閣府特命担当大臣として自ら電話口に出て相談員として相談に応じた。

2011年(平成23年)4月24日投開票の東京都豊島区議会議員選挙に社会民主党公認で出馬、1615票を獲得して定数36人の内31位で当選した。これにより、同日中野区議に当選した石坂わたると共に、日本において初めて公職に選出されたオープン・ゲイとなった。

2013年9月25日、7月の参議院選挙における大敗の責任を取る形で辞任した福島党首の後任を決める党首選挙への立候補を表明[5]。立候補に必要な党員200名の推薦署名を集め、もう一つの立候補要件である東京都連からの推薦も同月26日に得られたことで正式に立候補した[6]。同年10月12、13日に投票が行われ、翌14日の開票の結果、吉田忠智が9986票を獲得して新党首に選出された。一方の石川は2239票を獲得したものの、及ばなかった[7]

2014年(平成26年)12月14日投開票の第47回衆議院議員総選挙では比例東京ブロックの社民党単独1位候補として立候補した[8][9][10][11]が、及ばなかった[12]。これにともない豊島区議会議員を失職した。

2015年4月の第18回統一地方選挙として行われる豊島区議会議員選挙に社民党公認で出馬し[13]、数36人の内20位で当選し再選[14]

主張

  • 日本でも同性婚を認めるべき、とする。「LGBTであっても、同性婚ではなくてパートナー法があればいいんじゃないかという人もいるし、制度がなくても二人で生きていけばいいという人もいるし、パートナーを求めずに一人で生活をしたいという人もいます。そして、同性婚をしたいという人もいる。みなさんの希望が尊重され、それにフィットする法制度がある、というのが理想だと思います。」と述べる[15]。選択的夫婦別姓制度導入にも同じ理由で賛同する。[要出典]

家族

父親は『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』の主演であった元俳優の石川博[1][16]

著書

共著

  • 『同性愛って何?』(緑風出版ISBN 4846102203
  • 『セクシュアルマイノリティをめぐる学校教育と支援〜エンパワメントにつながるネットワークの構築にむけて』(加藤慶・渡辺大輔編著/尾辻かな子ほか著)社団法人日本図書館協会選定図書(開成出版、2010年、ISBN 9784876034284
  • 『セクシュアルマイノリティをめぐる学校教育と支援・増補版〜エンパワメントにつながるネットワークの構築にむけて』(加藤慶・渡辺大輔編著/尾辻かな子ほか著)社団法人日本図書館協会選定図書(開成出版、2012年)

出演

脚注

  1. ^ a b 石川大我プロフィール”. 石川大我(いしかわ・たいが)公式サイト. 2015年7月19日閲覧。
  2. ^ YOUTH TALK これからのパートナーシップ”. YouTube (2011年10月14日). 2015年7月19日閲覧。
  3. ^ 第6回東京プライドパレード2007”. YouTube (2011年10月14日). 2015年7月19日閲覧。
  4. ^ LGBT-week of LGBT-week”. WordPress. 2015年7月19日閲覧。
  5. ^ “社民党:党首選に区議が出馬表明 福島前党首の元秘書”. 毎日新聞. (2013年9月25日). オリジナルの2013年9月28日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130928041024/http://mainichi.jp/select/news/20130925k0000e010250000c.html 2013年9月26日閲覧。 
  6. ^ “社民党首、初の選挙戦=27日告示、2氏出馬へ”. 時事ドットコム. (2013年9月26日). http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2013092601034 2013年9月26日閲覧。 [リンク切れ]
  7. ^ “社民党党首選、吉田忠智氏が若手振り切り新代表に”. 産経新聞. (2013年10月14日). http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131014/stt13101415230001-n1.htm 2013年10月14日閲覧。 
  8. ^ “社民、比例1位に同性愛公表の石川氏擁立”. 朝日新聞. (2014年11月27日). http://www.asahi.com/articles/ASGCV7J3YGCVUTFK02K.html 2014年11月27日閲覧。 
  9. ^ 本人のTwitterにおける2014年11月26日の発言
  10. ^ 社民党予定候補者”. 社民党公式サイト. 2015年7月19日閲覧。
  11. ^ “【比例代表】東京ブロック 社民”. NHK. http://www3.nhk.or.jp/senkyo/#hmb_0508 2014年12月3日閲覧。 [リンク切れ]
  12. ^ “比例区開票速報:東京ブロック(定数17)”. 朝日新聞. (2014年12月15日). http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/kaihyo/B05.html#TKJZX000005 2014年12月15日閲覧。 
  13. ^ 2015年統一自治体選挙公認決定”. 社民党東京都連合. 2015年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月19日閲覧。
  14. ^ “NHK統一地方選開票速報-豊島区議選”. NHK. http://www3.nhk.or.jp/senkyo/#skh_4916_63 2015年4月27日閲覧。 [リンク切れ]
  15. ^ なぜ同性婚が必要とされているのか (津田大介の「メディアの現場」vol.76 より)”. 津田大介公式サイト (2013年5月10日). 2015年7月19日閲覧。
  16. ^ ひし美ゆり子のTwitterにおける2014年12月9日の発言

外部リンク