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2016年6月7日 (火) 22:56時点における版
伊集院 松治 | |
---|---|
生誕 |
1893年4月21日 日本 東京府麹町区四番町 |
死没 |
1944年5月24日(51歳没) イギリス植民地ボルネオ島西方 |
所属組織 | 大日本帝国海軍 |
軍歴 | 1916 - 1944 |
最終階級 | 海軍中将 |
伊集院 松治(いじゅういん まつじ、1893年(明治26年)4月21日 - 1944年(昭和19年)5月24日)は、日本の海軍軍人、華族。最終階級は海軍中将。男爵。
略歴
東京府麹町区(現東京都千代田区)出身。旧制東京高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)より海軍兵学校43期入校。席次は入校時100名中93番、卒業時96名92番。伊集院五郎元帥は父、大野竹二海軍少将は弟。
年譜
- 1893年(明治26年)4月21日- 東京府麹町区四番町(現在の東京都千代田区)生
- 1907年(明治40年)4月1日- 東京高等師範学校附属中学校(現在の筑波大学附属中学校・高等学校)入学
- 1911年(明治44年)3月31日- 東京高等師範学校附属中学校卒業
- 9月9日- 海軍兵学校入校
- 1915年(大正4年)12月16日- 海軍兵学校卒業 海軍少尉候補生・装甲巡洋艦「磐手」乗組・練習艦隊近海航海出発 佐世保~仁川~旅順~大連~鎮海~舞鶴~鳥羽方面巡航
- 1916年(大正5年)4月3日- 帰着
- 1917年(大正6年)10月10日- 装甲巡洋艦「常磐」乗組
- 1918年(大正7年)11月9日- 横須賀鎮守府附
- 12月1日- 海軍水雷学校普通科学生
- 1919年(大正8年)5月23日- 海軍砲術学校普通科学生
- 1920年(大正9年)12月1日- 3等駆逐艦「有明」乗組
- 1921年(大正10年)1月31日- 当主伊集院五郎死去に依り男爵家襲爵
- 12月1日- 任 海軍大尉・海軍水雷学校高等科第21期学生
- 1922年(大正11年)11月30日- 海軍水雷学校高等科修了
- 12月1日- 第2駆逐隊乗組
- 1924年(大正13年)12月1日- 海軍潜水学校乙種学生
- 1925年(大正14年)4月1日- 呂号51潜水艦乗組
- 1926年(大正15年)6月30日- 練習艦隊遠洋航海出発 上海~香港~シンガポール~コロンボ~アデン~ポートサイド~コンスタンチノープル~アテネ~ナポリ~ツーロン~マルセイユ~バルセロナ~ビゼルダ~マルタ~アレキサンドリア~ジブチ~モンバサ~コロンボ~バタヴィア~マニラ方面巡航
- 1927年(昭和2年)1月17日- 帰着
- 1月20日- 海軍兵学校教官兼監事
- 1928年(昭和3年)12月10日- 任 海軍少佐
- 1929年(昭和4年)9月5日- 2等駆逐艦「蓮」駆逐艦長
- 1931年(昭和6年)12月1日- 1等駆逐艦「澤風」駆逐艦長
- 1932年(昭和7年)12月1日- 伏見宮博義王 皇族附武官 兼第8駆逐隊附
- 1933年(昭和8年)10月10日- 免 第8駆逐隊附 兼 海軍大学校附
- 11月1日- 1等駆逐艦「夕月」駆逐艦長
- 1934年(昭和9年)11月1日- 1等駆逐艦「雷」駆逐艦長
- 1935年(昭和10年)11月21日- 軽巡洋艦「阿武隈」副長
- 1936年(昭和11年)11月2日- 舞鶴要港部水雷参謀
- 1938年(昭和13年)11月15日- 任 海軍大佐
- 1939年(昭和14年)11月15日- 第8駆逐隊司令
- 1940年(昭和15年)10月15日- 軽巡洋艦「那珂」艦長
- 1941年(昭和16年)8月11日- 重巡洋艦「愛宕」艦長
- 1942年(昭和17年)12月1日- 横須賀鎮守府附
- 1943年(昭和18年)7月7日- 第三水雷戦隊司令官
- 11月1日- 任 海軍少将
- 11月2日- ブーゲンビル島沖海戦 乗艦「川内」は撃沈されたが、潜水艦により救助され生還。
- 12月16日- 軍令部出仕
- 1944年(昭和19年)3月7日- 臨時 海上護衛総隊司令部附
参考文献
- 戦史叢書・第46巻 海上護衛戦 (防衛庁防衛研修所戦史部編・朝雲新聞社)
- 高松宮日記(細川護貞・阿川弘之・大井篤・豊田隈雄編・中央公論新社) ISBN 4-12-490040-6 C0320
- 高木惣吉日記と情報・上下巻(みすず書房) ISBN 4-622-03506-5 C3031
- 日本陸海軍の制度・組織・人事(日本近代史料研究会編・東京大学出版会)
- 海軍兵学校沿革・第2巻(海軍兵学校刊)
- 海軍兵学校出身者名簿(小野崎誠編・海軍兵学校出身者名簿作成委員会)