「顕性」の版間の差分
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#転送 [[優性の法則]] |
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'''優性'''(ゆうせい)は[[メンデル]]が発見した[[メンデルの法則|遺伝の法則]]の内、[[優性の法則]]に使われている。 |
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ある[[対立形質]]に着目し、その[[純系]]の親世代Pにおいて[[交雑]]して出来た[[一遺伝子雑種]]に現れる[[形質]]を'''優性'''もしくは'''優性形質'''、現れない形質を[[劣性]]もしくは'''劣性形質'''と呼ぶ。 |
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優性、劣性は「優れている、劣っている」という意味で使われていないことに注意すべきである。上記のようにこの2つの優劣は単に[[表現型]]としてその形を表す際の力関係のことである。したがって個々の性質の優劣とは関わりない。たとえば[[品種改良]]の際などは優れていると認められる形質は往々にして劣性である。しかし、[[優生学]]のように、この言葉をそのまま優れた形質の意味に使う例もある。このような場合、それは[[遺伝学]]の用語とは全く異なるものである。 |
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==例== |
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エンドウの種子の「優性、劣性」 |
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[[エンドウ]]の対立形質として種子の形が'''丸い'''ものと'''しわ'''になったものがある。ただし、丸いものとしわのものの中間の形はないものとする。 |
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親世代として純系の'''丸い'''エンドウと純系の'''しわ'''エンドウを交雑し、[[雑種第一代]]の一遺伝子雑種の種子を得ることが出来た。この雑種の種子の形質はすべて'''丸い'''形質であった。 |
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したがって、丸い形質が'''優性形質'''で、しわ形質は'''劣性形質'''であると考えられる。 |
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この例は厳密ではないので、[[優性の法則]]を参照してもらいたい。 |
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{{Biosci-stub}} |
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{{DEFAULTSORT:ゆうせい}} |
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[[Category:遺伝学]] |
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[[ca:Codominància]] |
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[[hu:Autoszomális domináns öröklődés]] |
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[[it:Ereditarietà autosomica dominante]] |
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[[lv:Kodominance]] |
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[[no:Dominant og recessiv arv]] |
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[[pl:Allel kodominujący]] |
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[[pt:Codominância]] |
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[[sr:Аутозомно-доминантно наслеђивање]] |
2016年3月12日 (土) 14:43時点における版
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