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'''北海道のラーメン'''(ほっかいどうのらーめん)は、[[北海道]]各地における麺料理[[ラーメン]]について記述する。 |
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== 北海道 |
== 北海道4大ラーメン == |
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; [[札幌ラーメン]]([[札幌市]]) |
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: 中国からの料理人が作るあっさりとした塩味の汁麺に始まったが、戦後に満州からの引揚者らによってこってりとした醤油味となり、永らく醤油ラーメンが広く主流であった。だが後に味噌ラーメンが考案されると、これが一躍人気となり全国的に知られ、今や札幌ラーメンの代名詞となった。味噌ラーメンは、濃厚な辛口の味噌に[[ニンニク]]を用いる。大量のラードとニンニクで炒めた具材の野菜類をスープと一緒に煮込み、それを味噌で溶いたスープを器に注ぎ、麺を入れてから炒め煮込んだ具を盛りつけるというスタイルのものが多い。麺は加水率がかなり高く、コシがある。味噌味以外の醤油味、塩味も大抵の店で出されているが、他の地方と比べるとやや塩辛さが強く寒冷地の土地柄もありカロリー摂取を目的に比較的多めのラードを使用する。観光客向けの店を中心に、[[トウモロコシ]]や[[バター]]を載せることも多い。 |
: 中国からの料理人が作るあっさりとした塩味の汁麺に始まったが、戦後に満州からの引揚者らによってこってりとした醤油味となり、永らく醤油ラーメンが広く主流であった。だが後に味噌ラーメンが考案されると、これが一躍人気となり全国的に知られ、今や札幌ラーメンの代名詞となった。味噌ラーメンは、濃厚な辛口の味噌に[[ニンニク]]を用いる。大量のラードとニンニクで炒めた具材の野菜類をスープと一緒に煮込み、それを味噌で溶いたスープを器に注ぎ、麺を入れてから炒め煮込んだ具を盛りつけるというスタイルのものが多い。麺は加水率がかなり高く、コシがある。味噌味以外の醤油味、塩味も大抵の店で出されているが、他の地方と比べるとやや塩辛さが強く寒冷地の土地柄もありカロリー摂取を目的に比較的多めのラードを使用する。観光客向けの店を中心に、[[トウモロコシ]]や[[バター]]を載せることも多い。 |
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: 国内でも相当に長い歴史を持つラーメンの一つと言われ、函館では単にラーメンというと塩ラーメンのことを指すことが多い。器の底まで透き通るほど透明な塩味のあっさりとしたスープである。豚骨がベースとなっており、そこに塩で味付けする。麺は、他の北海道のラーメンとは異なり、細ストレート麺が多い。 |
: 国内でも相当に長い歴史を持つラーメンの一つと言われ、函館では単にラーメンというと塩ラーメンのことを指すことが多い。器の底まで透き通るほど透明な塩味のあっさりとしたスープである。豚骨がベースとなっており、そこに塩で味付けする。麺は、他の北海道のラーメンとは異なり、細ストレート麺が多い。 |
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;[[室蘭カレーラーメン]]([[室蘭市]]) |
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:1970年代前半が発祥期とされる。スパイス感と甘さのバランスを調整し幅広い年代に好まれる味付けである。麺は太縮れ麺が多い。トッピングはチャーシュー・わかめ・もやし等である。 |
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== その他のご当地ラーメン == |
== その他のご当地ラーメン == |
2015年5月17日 (日) 21:34時点における版
北海道のラーメン(ほっかいどうのらーめん)は、北海道各地における麺料理ラーメンについて記述する。
北海道4大ラーメン
- 札幌ラーメン(札幌市)
- 中国からの料理人が作るあっさりとした塩味の汁麺に始まったが、戦後に満州からの引揚者らによってこってりとした醤油味となり、永らく醤油ラーメンが広く主流であった。だが後に味噌ラーメンが考案されると、これが一躍人気となり全国的に知られ、今や札幌ラーメンの代名詞となった。味噌ラーメンは、濃厚な辛口の味噌にニンニクを用いる。大量のラードとニンニクで炒めた具材の野菜類をスープと一緒に煮込み、それを味噌で溶いたスープを器に注ぎ、麺を入れてから炒め煮込んだ具を盛りつけるというスタイルのものが多い。麺は加水率がかなり高く、コシがある。味噌味以外の醤油味、塩味も大抵の店で出されているが、他の地方と比べるとやや塩辛さが強く寒冷地の土地柄もありカロリー摂取を目的に比較的多めのラードを使用する。観光客向けの店を中心に、トウモロコシやバターを載せることも多い。
- 旭川ラーメン(旭川市)
- 魚介類と豚骨、鶏ガラなどで出汁を取ったスープに醤油を合わせる。寒冷地であるため、ラーメンの熱が逃げないように脂で蓋をするような意味合いでかなり高温になるまで焦がしたラードをスープに使用するが、味は淡泊。麺は細めの縮れ麺で加水率が低いため、スープによく絡む。味噌味仕立ての物は、コクと甘みが主張する独特な味で、札幌の味噌味とは異なる。
- 函館ラーメン(函館市)
- 国内でも相当に長い歴史を持つラーメンの一つと言われ、函館では単にラーメンというと塩ラーメンのことを指すことが多い。器の底まで透き通るほど透明な塩味のあっさりとしたスープである。豚骨がベースとなっており、そこに塩で味付けする。麺は、他の北海道のラーメンとは異なり、細ストレート麺が多い。
- 室蘭カレーラーメン(室蘭市)
- 1970年代前半が発祥期とされる。スパイス感と甘さのバランスを調整し幅広い年代に好まれる味付けである。麺は太縮れ麺が多い。トッピングはチャーシュー・わかめ・もやし等である。
その他のご当地ラーメン
- 上川ラーメン(上川町)
- 地獄ラーメン(北広島市)
- 唐辛子味噌と唐辛子粉を加えた辛いラーメン。
- 釧路ラーメン(釧路市)
- 鰹出汁をベースに、昆布、煮干しなどの魚介類、豚骨、鶏ガラなどを合わせすっきりとした醤油ラーメン。麺は極細の縮れ麺で、加水率が高い。
- スープカレーラーメン(札幌市)
- スープカレーとラーメンを融合したもの。
- 滝川ラーメン(滝川市)
- 特産の合鴨を使用した合鴨ラーメン。出汁に、合鴨のがらを使用し、風味を活かす薄味のあっさりした塩ラーメン。
- 弟子屈ラーメン(弟子屈町)
- カレーラーメン・室蘭カレーラーメン(苫小牧市・室蘭市)
- カレーとラーメンを融合したもの。ちぢれ麺と、チャーシュー、野菜やワカメなどが特徴となっている。
- 中標津ミルキーラーメン(中標津町)
- 室蘭ラーメン(室蘭市)
- スープは地元特産の根昆布、鰹節をベースにした醤油味に、太めの縮れ麺を用いたもので、味は淡泊な醤油ラーメン。
- オホーツク干貝柱塩ラーメン(オホーツク海沿岸地域)
- 稚内市・猿払村・枝幸町・雄武町・興部町・紋別市・北見市・網走市
- 天ぷらラーメン(後志地方の一部地域)
- 塩味又は醤油味のあっさりしたスープにエビの天ぷらをのせたラーメン。岩内町では、1950年代から前浜で捕れた魚介類を使ったかき揚げをラーメンにのせて供されていたが、1980年代からより見映えのするエビの天ぷらがのせられるようになり、この地域に定着した。岩内町、共和町、古平町、倶知安町などで、ラーメン専門店ではなく、レストランや食堂などで提供されている。
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ギャラリー
主なテーマパーク
主な店舗
主な製麺企業
- インスタントラーメン
その他
- 冷やしラーメン - 北海道では、冷やし中華のことを「冷やしラーメン」と呼ばれる。
- ラーメンサラダ - 北海道札幌市で誕生。ラーメンの麺と野菜サラダを融合した冷製のサラダ。冷やしラーメンとは異なるタレを和えた麺がメインのサラダ。