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「ジェイン・アン・クレンツ」の版間の差分

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{{Infobox 作家
'''ジェイン・アン・クレンツ'''('''Jayne Ann Castle Krentz'''、 [[1948年]][[3月28日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[小説家]]。
| name = ジェイン・アン・クレンツ<br />Jayne Ann Castle Krentz
| image = <!--写真、肖像画等のファイル名-->
| image_size = <!--画像サイズ-->
| caption = <!--画像説明-->
| pseudonym = ジェイン・キャッスル (Jayne Castle)<br />ジェイン・テイラー (Jayne Taylor)<br />ジェイン・ベントレー (Jayne Bentley)<br />ステファニー・ジェイムズ (Stephanie James)<br />アマンダ・グラス (Amanda Glass)<br />アマンダ・クイック (Amanda Quick)
| birth_name = ジェイン・キャッスル (Jayne Castle)
| birth_date = {{生年月日と年齢|1948|3|28}}
| birth_place = {{Flagicon|USA}} [[カリフォルニア州]][[:en:Cobb, California|コブ]]
| death_date = <!--{{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}}-->
| death_place = <!--死亡地-->
| resting_place = <!--墓地、埋葬地-->
| occupation = 小説家
| language = [[英語]]
| nationality = {{USA}}
| education = <!--受けた教育、習得した博士号など-->
| alma_mater = [[カリフォルニア大学サンタクルーズ校]]<br />[[サンノゼ州立大学]]
| period = [[1979年]] -
| genre = [[恋愛小説|ロマンス]]、SFロマンス、歴史ロマンス
| subject = <!--全執筆対象、主題(ノンフィクション作家の場合)-->
| movement = <!--作家に関連した、もしくは関わった文学運動-->
| religion = <!--信仰する宗教-->
| notable_works = <!--代表作-->
| spouse = フランク・クレンツ (Frank Krentz)
| partner = <!--結婚していない仕事のパートナー(親族など)-->
| children = <!--子供の人数を記入。子供の中に著名な人物がいればその名前を記入する-->
| relations = <!--親族。その中に著名な人物がいれば記入する-->
| influences = <!--影響を受けた作家名-->
| influenced = <!--影響を与えた作家名-->
| awards = <!--主な受賞歴-->
| debut_works = 『やさしい海賊』
| signature = <!--署名・サイン-->
| website = http://www.krentz-quick.com
}}
'''ジェイン・アン・クレンツ'''('''Jayne Ann Castle Krentz'''、 [[1948年]][[3月28日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[恋愛小説|ロマンス小説]]作家。


多くのペンネームを持つ作家で、以下はすべて彼女のペンネームである。'''ジェイン・キャッスル'''( ''Jayne Castle'' )、'''ジェイン・テイラー'''( ''Jayne Taylor'' )、'''ジェイン・ベントレー'''( ''Jayne Bentley'' )、'''ステファニー・ジェイムズ'''( ''Stephanie James'' )、'''アマンダ・グラス'''( ''Amanda Glass'' )、'''アマンダ・クイック'''( ''Amanda Quick'' )全ペンネームを合わせると[[2007年]]現在で120以上の作品を発表している。
'''ジェイン・キャッスル'''(''Jayne Castle'' )、'''ジェイン・テイラー'''(''Jayne Taylor'' )、'''ジェイン・ベントレー'''(''Jayne Bentley'' )、'''ステファニー・ジェイムズ'''(''Stephanie James'' )、'''アマンダ・グラス'''(''Amanda Glass'' )、'''アマンダ・クイック'''(''Amanda Quick'' ) の6つのペンネームを持ち、全ペンネームを合わせると[[2007年]]現在で120以上の作品を発表している。現在はその内3つを主に使用しており、現在の名前であるジェイン・アン・クレンツ名義で現代ロマンス・サスペンスを、アマンダ・クイック名義で歴史ロマンス・サスペンスを、結婚前の名前で未来を舞台としたSFロマンスを執筆している。


[[カリフォルニア州]]生まれ。[[カリフォルニア大学サンタクルーズ校]]、[[サンノゼ州立大学]]でそれぞれ[[歴史]]の[[学位]]と[[図書館学]]の[[修士号]]を取得。現在は[[シアトル]]に在住。
[[カリフォルニア州]]生まれ。[[カリフォルニア大学サンタクルーズ校]]、[[サンノゼ州立大学]]でそれぞれ[[歴史]]の[[学位]]と[[図書館学]]の[[修士号]]を取得。現在は[[シアトル]]に在住。


== 作品リスト ==
== 経歴 ==
=== ジェインキャッスル名義 ===
=== 生い立ち私生活 ===
[[1948年]][[3月28日]]、[[カリフォルニア州]][[:en:Cobb, California|コブ]]に生まれる<ref name="webster">{{cite web |author=Dan Webster |title=Jayne Ann Krentz |publisher=SpokesmanReview.com |date=2004-01-07 |url=http://www.spokesmanreview.com/interactive/bookclub/interviews/interview.asp?IntID=17 |accessdate=2007-07-26}}</ref>。兄弟が2人おり、母アルバータにより10歳ごろまで同州の{{仮リンク|ボレゴ・スプリングス|en|Borrego Springs, California}}で育つ。
* 緑の瞳のアマリリス - [[ハヤカワ文庫]]SF([[早川書房]]、[[和爾桃子]]訳、[[2007年]])
** 書籍の著者表記は'''ジェイン・アン・クレンツ'''だが、著作権表記は ''Jayne Ann Krentz writing as Jayne Castle'' となっている。


[[1970年]]、[[カリフォルニア大学サンタクルーズ校]] (UCSC) で歴史の学位を取得<ref name="mckenna"/>したものの、就職の役に立たないことに気づき、[[サンノゼ州立大学]]で図書館学の修士号を取得した。卒業後、サンノゼ在学中に知り合ったエンジニアのフランク・クレンツと結婚。[[カリブ海]]の[[ヴァージン諸島]]へ越し、小学校の図書館員として1年間働いたが、後にその時のことを「キャリアとして失敗だった」と述べている<ref name="webster"/>。司書の仕事は好きだが、小学校で子供たちに教えることを求められる仕事は好きではないと気付き、[[デューク大学]]の図書館へ転職した<ref name="webster"/>。後に、夫と共に[[ワシントン州]][[シアトル]]で暮らし始める。
=== ジェイン・テイラー名義 ===


図書館にお金をかけることには寛大で、蔵書をより多く購入できるようUCSCの図書館にキャッスル・ヒューマニティ基金を設立し、シアトル地区の15の小学校の図書館予算にと寄付をした。また、[[ワシントン大学 (ワシントン州)|ワシントン大学]]の公開プログラムで作家養成講座の諮問会議のメンバーでもある<ref name="mckenna">{{cite web |author=Barbara McKenna |title=USC alumna and best-selling romance novelist establishes library endowment |date=1997-02-03 |url=http://www.ucsc.edu/oncampus/currents/97-02-03/krentz.htm|publisher=University of Southern California Currents |accessdate=2007-07-26}}</ref><ref name="white"/>。
=== ジェイン・ベントレー名義 ===


=== 作家としてのキャリア ===
=== ステファニー・ジェイムズ名義 ===
==== 初期 ====
デューク大学で働くかたわら、SFロマンス小説の要素を持った作品を書き始める。6年に渡って原稿を送り、リジェクトされ続けた<ref name="webster"/>。何度か止めようと思ったが、すでに「(書くことが)衝動」になっていた<ref name="white"/>。その間に、航空宇宙関連の仕事をする夫の都合でシアトルへ転居した。


==== ペンネームとジャンル ====
=== ジェイン・アン・クレンツ名義 ===
書き続けていた結果、[[1979年]]に処女作『やさしい海賊』(原題:''"Gentle Pirate"'' )の出版が決まる<ref name="webster"/>。当時は現代ロマンスが多く出ていたので、同作とそれに続く作品群もロマンス系のカテゴリで出版された。その後は、出版社も単発の現代ロマンスを出し始め、クレンツもその路線にシフトしていった<ref name="arr">{{cite web |title=Interview with Jayne Ann Krentz |publisher=A Romance Review |url=http://www.aromancereview.com/interviews/jayneannkrentz.phtml |date=2006-01 |accessdate=2007-07-26}}</ref>。


『やさしい海賊』は、ジェイン・キャッスル(''Jayne Castle'' )名義でリリースされた。(同作を出した)出版社がその名前を使えるという契約だったため、別の出版社へ移籍した後の10年間は、新しい作品に自分の名前を使うことが出来なかった。このことから、ジェイン・テイラー(''Jayne Taylor'' )、ジェイン・ベントレー(''Jayne Bentley'' )、ステファニー・ジェイムズ(''Stephanie James'' )、アマンダ・グラス(''Amanda Glass'' )、アマンダ・クイック(''Amanda Quick'' )など多くのペンネームを持つことになった。[[1980年代]]半ばまでは、現代ロマンスものは全て結婚後の名であるジェイン・アン・クレンツ名義で上梓していた<ref name="webster"/>。
=== アマンダ・グラス名義 ===


[[1986年]]に上梓した''"Sweet Starfire"'' は、ロマンスと[[サイエンス・フィクション|SF]]要素を組み合わせた、独立銀河を舞台としたクラシカルな作品である。[[1987年]]、異世界で展開する2作目となるSFロマンスものの''"Crystal Flame"'' を上梓<ref name="gelsomino">{{cite web |author=Tara Gelsomino |title=Review of Smoke in Mirrors |url=http://www.romantictimes.com/books_review.php?cameo=1&book=14972 |publisher=Romantic Times |year=2002 |accessdate=2007-07-26 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20071004201147/http://www.romantictimes.com/books_review.php?cameo=1&book=14972|archivedate=2007-10-04}}</ref>。これらの作品が成功したことで、ユーモラスな展開をする歴史ロマンスを書いてみようという気になり、アマンダ・クイック名義で執筆した<ref name="gelsomino"/>。
=== アマンダ・クイック名義 ===

[[1996年]]、パラノーマルなロマンティック・サスペンス作品に取りかかる。誰もが[[超能力]]を持つ遠い未来を舞台に、人々が結婚相手を自分で選ばずに紹介所を利用するそれらの作品は、旧姓であるジェイン・キャッスル名義で刊行された。クレンツの作品では、解くべき謎や倒すべき悪党が存在するのが慣例である<ref name="amaryllis">{{cite web |author=Jayne Ann Krentz |title=Cameo/Exceprt from Amaryllis |publisher=Romantic Times |year=1996 |accessdate=2007-07-26 |url=http://www.romantictimes.com/books_review.php?cameo=1&book=2080 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20071004231644/http://www.romantictimes.com/books_review.php?cameo=1&book=2080 |archivedate=2007-10-04}}</ref>。

「サイキック」は、クレンツの作品に通ずるテーマでもある。[[2006年]]に始まった「アーケイン・ソサエティ シリーズ」(原題:''"Arcane Society"'' )は、歴史ものにはアマンダ・クイック、現代ものにはジェイン・アン・クレンツ、未来ものにはジェイン・キャッスルと、名前が使い分けられている。シリーズは、どのヒーローもヒロインもそれぞれのサイキックの力を持っており、主人公らが力を使えるようになるまでの物語でもある<ref name="levy">{{cite web |author=Faygie Levy |title=Review of White Lies |publisher=Romantic Times |url=http://www.romantictimes.com/books_review.php?cameo=1&book=30940 |year=2007 |accessdate=2007-07-26 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20071005015722/http://www.romantictimes.com/books_review.php?cameo=1&book=30940 |archivedate=2007-10-05}}</ref>。クレンツの作品のヒーローはいつも強く果断な「最優位の雄」であり、ヒロインであっても同様の傾向が見られる<ref name="samuel">{{cite web |author=Barbara Samuel |title=Versatile Jayne Ann Krentz creates past, present, and future of romance|publisher=Book Page |url=http://www.bookpage.com/0702bp/jayne_ann_krentz.html |date=February 2007 |accessdate=2007-07-26}}</ref>。

==== 世間への認知 ====
クレンツは120冊以上の作品を上梓しており、その内32作が『[[ニューヨーク・タイムズ]]』のベストセラー・リストにランクインした。2007年時点で、2300万部以上が発行されている<ref name="white">{{cite web |author=Claire E. White |title=Conversation with Jayne Ann Krentz |publisher=Writers Write |date=2003-01 |url=http://www.writerswrite.com/journal/dec02/krentz.htm |accessdate=2007-07-25}}</ref>。

『ガラスのりんご』(原題:''The Waiting Game'' )は、2001年に映像化された。

賞も多く受賞しており、ロマンティック・タイムズのレビュアー・チョイス賞には22回ノミネートされ、[[1995年]]に『曇り時々ラテ』(原題:''"Trust Me"'' )で受賞、[[2004年]]にも『夢見の旅人』(原題:''"Falling Awake"'' )で受賞した<ref name="rt">{{cite web |title=Author Profile: Jayne Ann Krentz |publisher=Romantic Times |url=http://www.romantictimes.com/authors_profile.php?author=251 |accessdate=2007-07-26 |year=2007 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20071004210836/http://www.romantictimes.com/authors_profile.php?author=251 |archivedate=2007-10-04}}</ref>。また、同賞のキャリア賞も受賞している<ref name="rt"/>。
<!--
An outspoken advocate of the merits of romantic fiction, Krentz maintains that "[p]opular fiction encapsulates and reinforces many of our most fundamental cultural values. Romance is among the most enduring because it addresses the values of family and human emotional bonds." To help educate the public about the genre she became the editor of and a contributor to ''Dangerous Men and Adventurous Women: Romance Writers on the Appeal of the Romance'', a non-fiction essay collection that won the prestigious Susan Koppelman Award for Feminist Studies.<ref name="white"/> Krentz was the inspiration for, and first recipient of, the ''Romantic Times'' Jane Austen Award, created to "honor those in the romance community who have significantly impacted our genre."<ref name="pennames">{{cite web|title=Pen Names|year=1997|publisher=Romantic Times|url=http://www.romantictimes.com/authors_tip.php?tip=76|accessdate=2007-07-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20071004231712/http://www.romantictimes.com/authors_tip.php?tip=76|archivedate=2007-10-04}}</ref>-->

== 作品リスト ==
=== 小説 ===
※ 名義略称:'''JC'''=ジェイン・キャッスル、'''JB'''=ジェイン・ベントレー、'''JT'''=ジェイン・テイラー、'''SJ'''=ステファニー・ジェイムズ、'''JAK'''=ジェイン・アン・クレンツ、'''AG'''=アマンダ・グラス、'''AQ'''=アマンダ・クイック
{|class="wikitable sortable" style="font-size:small"
|-
!名<br />義||邦題||原題||シリーズ||刊行年月<br />{{Flagicon|USA}}||刊行年月<br />{{Flagicon|Japan}}||訳者||出版社||ジャンル||備考
|-
|JC|| ||''Vintage of Surrender''||||1979年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|JC||やさしい海賊||''Gentle Pirate''||||1979年{{0}}1月||1985年{{0}}2月||杉野さつき||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JC|| ||''Queen of Hearts''||||1979年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|JB|| ||''A Moment Past Midnight''||||1979年{{0}}3月||||||||ロマンス||
|-
|JB|| ||''Maiden of the Morning''||||1979年{{0}}4月||||||||ロマンス||
|-
|JB|| ||''Turning Toward Home''||||1979年{{0}}5月||||||||ロマンス||
|-
|JT|| ||''Whirlwind Courtship''||||1980年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|JB|| ||''Hired Husband''||||1981年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|JB|| ||''Sabrina's Scheme''||||1981年{{0}}2月||||||||ロマンス||
|-
|JC|| ||''Wagered Weekend''||||1981年{{0}}6月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||偽りの花嫁||''A Passionate Business''||||1981年{{0}}4月||1984年{{0}}6月||西田映子||サンリオ||ロマンス||
|-
|JC|| ||''Right of Possession''||||1981年{{0}}8月||||||||ロマンス||
|-
|JC|| ||''Bargain with the Devil''||||1981年{{0}}9月||||||||ロマンス||
|-
|JC|| ||''A Man's Protection''||||1982年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|JC|| ||''Relentless Adversary''||||1982年{{0}}2月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||熱く長い夜の誘惑||rowspan="2"|''Dangerous Magic''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1982年{{0}}4月||1983年12月||木村みどり||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1">原書及び旧訳はステファニー・ジェイムズ名義だが、新訳版はジェイン・アン・クレンツ名義。</ref>
|-
|JAK||ボスへの復讐||2007年{{0}}7月||加納三由季||ハーレクイン
|-
|JC|| ||''Affair of Risk''||||1982年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||ロッキーの熱い想い||rowspan="2"|''Corporate Affair''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1982年{{0}}5月||1982年11月||百合すずゑ||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||湖畔の情熱||2009年{{0}}6月||早川麻百合||ハーレクイン
|-
|JC|| ||''A Negotiated Surrender''||||1982年{{0}}6月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||ぬすまれた心||''Stormy Challenge''||||1982年{{0}}7月||1983年10月||須田比呂美||サンリオ||ロマンス||
|-
|SJ||冷めない愛||rowspan="2"|''Velvet Touch''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1982年{{0}}8月||1983年{{0}}2月||柏木里美||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||愛を叶える島||2009年{{0}}7月||古沢絵里||ハーレクイン
|-
|JC|| ||''Power Play''||||1982年{{0}}1月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||愛にかわるとき||rowspan="2"|''Lover in Pursuit''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1982年10月||1983年{{0}}1月||近藤亜沙美||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||波の数だけ愛して||2009年{{0}}9月||仁島いずる||ハーレクイン
|-
|JC|| ||''Spellbound''||||1982年{{0}}6月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||よみがえったロマンス||rowspan="2"|''Renaissance Man''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1982年11月||1983年{{0}}4月||汐見翔||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||ルネサンスに恋して||2009年11月||長田乃莉子||ハーレクイン
|-
|SJ||恋はむこうみず||rowspan="2"|''Reckless Passion''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1982年12月||1983年{{0}}5月||宇関幸子||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||仮面紳士の誘惑||2010年{{0}}1月||杉本ユミ||ハーレクイン
|-
|SJ||愛を買います||rowspan="2"|''Price of Surrender''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年{{0}}1月||1983年{{0}}7月||和泉れい||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||甘美な代償||2010年{{0}}5月||早川麻百合||ハーレクイン
|-
|SJ||愛の扉を開けて||rowspan="2"|''Affair of Honor''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年{{0}}3月||1983年10月||森忠子||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||愛にそむく人||2007年{{0}}9月||本山ヒロミ||ハーレクイン
|-
|JC|| ||''Conflict of Interest''||||1983年{{0}}3月||||||||ロマンス||
|-
|SJ||甘くよりそう影||''To Tame the Hunter''||||1983年{{0}}4月||1984年11月||千葉薫||サンリオ||ロマンス||
|-
|SJ||愛のかけひき||rowspan="2"|''Gamemaster''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年{{0}}5月||1983年12月||東谷真知子||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||夜明けまでは信じて||2010年{{0}}8月||仁島いずる||ハーレクイン
|-
|SJ||rowspan="2"|甘く危険な島||rowspan="2"|''Serpent in Paradise''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年{{0}}8月||1984年{{0}}6月||鹿沼まさみ||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie2">原書及び旧訳版はステファニー・ジェイムズ名義だが、2013年に再版された原書及び新訳版はジェイン・アン・クレンツ名義。</ref>
|-
|JAK||2006年{{0}}4月||霜月桂||ハーレクイン
|-
|SJ||スリリングな夜||rowspan="2"|''The Silver Snare''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年{{0}}9月||1984年{{0}}5月||東条ゆかり||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||船上のゲーム||2010年11月||杉本ユミ||ハーレクイン
|-
|SJ||もうひとつの愛||rowspan="2"|''Raven's Prey''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年11月||1984年{{0}}8月||東海林ゆかり||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie2" />
|-
|JAK||闇の狩人||2008年10月||長田乃莉子||ハーレクイン
|-
|SJ||乱れる想い||''Battle Prize''||||1983年11月||1984年{{0}}9月||鈴谷まり||サンリオ||ロマンス||
|-
|SJ||哀しみのサブリナ||rowspan="2"|''Body Guard''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1983年12月||1984年{{0}}6月||亀井杏子||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||熱帯夜の蝶||2011年{{0}}2月||瀧川紫乃||ハーレクイン
|-
|SJ||恋のとりひき||rowspan="2"|''Gambler's Woman''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1984年{{0}}2月||1984年{{0}}8月||東谷真知子||サンリオ||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|<ref group="注" name="stephanie1" />
|-
|JAK||恋はコインの表裏||2011年{{0}}9月||木内重子||ハーレクイン
|-
|SJ||ロマンシング・ドリーム||''Fabulous Beast''||Colter 1||1984年{{0}}4月||1985年{{0}}1月||青山遼子||サンリオ||||
|-
|JAK||不安な関係||''Uneasy Alliance''||||1984年{{0}}5月||1985年12月||高田恵子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|SJ||魔術師の夜||''Night of the Magician''||||1984年{{0}}7月||1985年{{0}}4月||若林玲子||サンリオ||ロマンス||
|-
|JC|| ||''Double Dealing''||||1984年{{0}}7月||||||||||
|-
|JAK||愛と打算と||''Call It Destiny''||||1984年{{0}}8月||1986年12月||小西あつ子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|SJ||真夜中のキャシー||''Nightwalker''||||1984年{{0}}9月||1985年{{0}}7月||若林玲子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Ghost of a Chance''||||1984年11月||||||||||
|-
|rowspan="2"|JAK||走れレガシー||rowspan="2"|''Legacy''||rowspan="2"| ||rowspan="2"|1984年12月||1985年10月||rowspan="2"|小泉あがた||rowspan="2"|ハーレクイン||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|
|-
|悲しみを駆け抜けて||2009年{{0}}5月
|-
|SJ||ふるえて眠れ||''The Devil to Pay''||Colter 2||1985年{{0}}2月||1985年12月||若林玲子||ハーレクイン||||
|-
|JAK|| ||''Man With a Past''||||1985年{{0}}3月||||||||||
|-
|JAK||ガラスのりんご||''The Waiting Game''||||1985年{{0}}5月||1986年10月||間中恵子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|SJ||恋人たちの方程式||''Wizard''||||1985年{{0}}6月||1986年{{0}}5月||三宅初江||ハーレクイン||ロマンス||<ref group="注">原書及び旧版はステファニー・ジェイムズ名義だが、2011年に再版された邦訳の新版はジェイン・アン・クレンツ名義。</ref>
|-
|JC|| ||''Trading Secrets''||||1985年{{0}}7月||||||||||
|-
|JAK||ばらと魔女||''Witchcraft''||||1985年{{0}}9月||1987年{{0}}1月||中山美都子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|SJ||ラブ・アイランド||''Golden Goddess''||||1985年10月||1987年{{0}}4月||本郷裕子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||運命のいたずら||''Twist of Fate''||||1986年{{0}}1月||1987年{{0}}2月||細郷妙子||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|JAK||疑惑のコラージュ||''True Colors''||||1986年{{0}}2月||1987年{{0}}6月||高田恵子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|SJ||田園セレナーデ||''Cautious Lover''||||1986年{{0}}3月||1987年{{0}}2月||早川玲||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Sweet Starfire''||Lost Colony 1||1986年{{0}}3月||||||||SFロマンス||
|-
|SJ||エメラルドの炎||''Green Fire''||||1986年{{0}}5月||1988年{{0}}1月||宇津美悠||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||週末を待って||''The Ties That Bind''||||1986年{{0}}6月||1988年{{0}}1月||里見蓉子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JC|| ||''The Desperate Game''||グィネヴィア・ジョーンズ 1||1986年{{0}}1月||||||||ミステリ||
|-
|JC|| ||''The Chilling Deception''||グィネヴィア・ジョーンズ 2||1986年{{0}}8月||||||||ミステリ||
|-
|JC|| ||''The Sinister Touch''||グィネヴィア・ジョーンズ 3||1986年{{0}}9月||||||||ミステリ||
|-
|SJ||情事という名の罰||''Second Wife''||||1986年10月||2008年{{0}}5月||高山恵||ハーレクイン||ロマンス||<ref group="注" name="stephanie3">原書はステファニー・ジェイムズ名義だが、邦訳はジェイン・アン・クレンツ名義。</ref>
|-
|JAK||燃えつきてから||''Between the Lines''||||1986年10月||1988年10月||山根三沙||ハーレクイン||ロマンス||
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|JC|| ||''The Fatal Fortune''||グィネヴィア・ジョーンズ 4||1986年12月||||||||ミステリ||
|-
|JAK|| ||''Crystal Flame''||Lost Colony 2||1986年12月||||||||SFロマンス||
|-
|SJ||メキシコの熱い恋||''The Challoner Bride''||||1987年{{0}}1月||1988年10月||宮崎あけみ||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||誇り高き御曹子||''The Family Way''||||1987年{{0}}5月||2007年{{0}}1月||仁嶋いずる||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||緑のポルシェ||''The Main Attraction''||||1987年{{0}}3月||1989年{{0}}2月||小西あつ子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||チャンスに賭けて||''The Chance of a Lifetime''||||1987年{{0}}4月||1989年{{0}}9月||久原寛子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|SJ||連れ戻された婚約者||''Saxon's Lady''||||1987年{{0}}5月||2008年{{0}}7月||山口絵夢||ハーレクイン||ロマンス||<ref group="注" name="stephanie3" />
|-
|JAK||薄情な花婿||''Test of Time''||||1987年{{0}}6月||2008年{{0}}2月||堺谷ますみ||ハーレクイン||ロマンス||
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|JAK||珊瑚礁のキス||''A Coral Kiss''||||1987年{{0}}7月||2007年{{0}}2月||村山美雪||竹書房||現代ロマンス||
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|JAK|| ||''Midnight Jewels''||||1987年11月||||||||現代ロマンス||
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|JAK||情熱の花||''Full Bloom''||||1988年{{0}}1月||1995年{{0}}5月||片山真紀||ハーレクイン||ロマンス||
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|JAK|| ||''Gift of Gold''||Gift 1||1988年{{0}}7月||||||||パラノーマル||
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|JAK||恋のお守り||''Joy''||||1988年{{0}}7月||1990年{{0}}5月||真田都||ハーレクイン||ロマンス||
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|rowspan="2"|JAK||ドリームズ 前編 よみがえった伝説||rowspan="2"|''Dream, Part One''||rowspan="2"|チェインド・レディの伝説 1||rowspan="2"|1988年{{0}}8月||1990年10月||rowspan="2"|高田恵子||rowspan="2"|ハーレクイン||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|
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|紅の夢にとらわれて||2008年12月
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|rowspan="2"|JAK||ドリームズ 後編 伝説を超えて||rowspan="2"|''Dream, Part Two''||rowspan="2"|チェインド・レディの伝説 2||rowspan="2"|1988年{{0}}8月||1990年11月||rowspan="2"|高田恵子||rowspan="2"|ハーレクイン||rowspan="2"|ロマンス||rowspan="2"|
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|ほどけた夢の鎖||2009年{{0}}1月
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|JAK|| ||''Gift of Fire''||Gift 2||1989年{{0}}1月||||||||パラノーマル||
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|JAK||涙の相続人||''A Woman's Touch''||||1989年{{0}}3月||2007年{{0}}3月||森山りつ子||ハーレクイン||ロマンス||
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|AG|| ||''Shield's Lady''||Lost Colony 3||1989年{{0}}7月||||||||||<ref group="注">1996年の再版はジェイン・アン・クレンツ名義。</ref>
|-
|JAK||ダイナマイト・レディ||''Lady's Choice''||||1989年10月||1992年{{0}}4月||山根三沙||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||夢に見た海賊||''The Pirate''||ロマンス・メーカー 1||1990年{{0}}2月||1991年{{0}}5月||吉本ミキ||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Golden Chance''||||1990年{{0}}3月||||||||現代ロマンス||
|-
|AQ||エメラルドグリーンの誘惑||''Seduction''||||1990年{{0}}4月||2002年{{0}}8月||中谷ハルナ||ヴィレッジブックス<br />ソニー・マガジンズ||歴史ロマンス||
|-
|JAK||宝さがしの夜||''The Adventurer''||ロマンス・メーカー 2||1990年{{0}}5月||1991年{{0}}6月||真田都||ハーレクイン||ロマンス||
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|JAK||西部の掟||''The Cowboy''||ロマンス・メーカー 3||1990年{{0}}6月||1991年{{0}}7月||山根三沙||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Surrender''||||1990年{{0}}9月||||||||歴史ロマンス||
|-
|AQ||夢見る赤毛の妖精||''Scandal''||||1991年{{0}}2月||2015年{{0}}3月||高橋恭美子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Silver Linings''||||1991年{{0}}3月||||||||現代ロマンス||
|-
|JAK||花嫁を追いかけて||''To Wild To Wed?''||||1991年{{0}}3月||1993年{{0}}5月||高田恵子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||花嫁はおかんむり||''The Wedding Night''||||1991年10月||1993年10月||高田恵子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK||めぐりあえた愛に||''Sweet Fortune''||||1991年11月||2010年{{0}}4月||細郷妙子||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Rendezvous''||||1991年12月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JAK||お願い、探偵さん||''The Private Eye''||||1992年{{0}}1月||1995年{{0}}1月||高田恵子||ハーレクイン||ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Perfect Partners''||||1992年{{0}}4月||||||||現代ロマンス||
|-
|AQ||満ち潮の誘惑||''Ravished''||||1992年{{0}}7月||2008年{{0}}9月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JAK||愛と運命にさまよい||''Family Man''||||1992年10月||2011年{{0}}1月||琴葉かいら||ハーレクイン||現代ロマンス||
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|AQ||誓いの口づけはヴェールの下で||''Reckless''||||1992年12月||2017年{{0}}6月||旦紀子||竹書房||歴史ロマンス||
|-
|JAK||億千の愛の静寂<small>(しじま)</small>に||''Wildest Hearts''||||1993年{{0}}4月||2012年{{0}}4月||長田乃莉子||ハーレクイン||現代ロマンス||
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|AQ||金色の目の堕天使||''Dangerous''||||1993年{{0}}5月||2014年{{0}}8月||中谷ハルナ||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|AQ||隻眼のガーディアン||''Deception''||||1993年{{0}}7月||2004年{{0}}7月||中谷ハルナ||ソニー・マガジンズ||歴史ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Hidden Talents''||||1993年10月||||||||現代ロマンス||
|-
|AQ||香り舞う島に呼ばれて||''Desire''||||1993年12月||2011年{{0}}3月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JAK||愛の遺産||''Grand Passion''||||1994年{{0}}1月||1995年12月||[[菅野彰子]]||角川書店||現代ロマンス||
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|AQ||レディ・スターライト||''Mistress''||||1994年{{0}}7月||2010年{{0}}4月||猪俣美江子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
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|JAK||曇り時々ラテ||''Trust Me''||||1995年{{0}}2月||2002年12月||中村三千恵||[[二見書房]]||現代ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Connecting Rooms''||||1995年{{0}}3月||||||||||中編<br /><ref group="注">1995年のアンソロジー''"Everlasting Love"''、及び1998年の''"Hearts Desire"''に収録された。</ref>
|-
|AQ||黒衣の騎士との夜に||''Mystique''||||1995年{{0}}7月||2006年11月||中谷ハルナ||ヴィレッジブックス<br />ソニー・マガジンズ||歴史ロマンス||
|-
|JAK||優しい週末||''Absolutely, Positively''||||1996年{{0}}2月||2003年{{0}}6月||中村三千恵||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||時のかけらを紡いで||''Mischief''||||1996年{{0}}7月||2016年{{0}}1月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JC||緑の瞳のアマリリス||''Amaryllis''||カーテン・ワールド {{0}}1<br />セント・ヘレンズ 1||1996年10月||2007年{{0}}9月||[[和爾桃子]]||[[早川書房]]||SFロマンス||<ref group="注" name="castle">原書はジェイン・キャッスル名義だが、邦訳はジェイン・アン・クレンツ名義。</ref>
|-
|JAK||ささやく水||''Deep Waters''||||1997年{{0}}2月||2002年{{0}}6月||中村三千恵||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||告白はスイートピーの前で||''Affair''||||1997年{{0}}6月||2012年{{0}}4月||中谷ハルナ||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
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|JC|| ||''Zinnia''||カーテン・ワールド {{0}}2<br />セント・ヘレンズ 2||1997年{{0}}6月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||ガラスのかけらたち||''Sharp Edges''||||1998年{{0}}2月||2004年12月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||禁断のリング||''With This Ring''||Vanza 1||1998年{{0}}4月||2000年{{0}}7月||[[実川元子]]||[[WAVE出版]]||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''Orchid''||カーテン・ワールド {{0}}3<br />セント・ヘレンズ 3||1998年{{0}}5月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK|| ||''Flash''||||1998年10月||||||||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''I Thee Wed''||Vanza 2||1999年{{0}}4月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JAK||愛は砂漠の水のように||''Eye of the Beholder''||||1999年{{0}}5月||2007年{{0}}5月||村井愛||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|JC|| ||''Bridal Jitters''||カーテン・ワールド {{0}}4<br />Harmony: Ghost Hunter 1||1999年10月||||||||SFロマンス||中編<br /><ref group="注">アンソロジー''"Charmed"'' に収録。</ref>
|-
|JAK||ダークカラーな夜もあれば||''Soft Focus''||||1999年12月||2007年{{0}}3月||岡本千晶||原書房||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Wicked Widow''||Vanza 3||2000年{{0}}4月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JAK||渚と吐息のコンチェルト||''Eclipse Bay''||Eclipse Bay 1||2000年{{0}}6月||2013年{{0}}8月||琴葉かいら||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|JC||星のかけらを奏でて||''After Dark''||カーテン・ワールド {{0}}5<br />Harmony: Ghost Hunter 2||2000年{{0}}9月||2012年{{0}}8月||石原未奈子||[[竹書房]]||SFロマンス||<ref group="注" name="castle" />
|-
|JAK||迷子の大人たち||''Lost & Found''||||2001年{{0}}1月||2003年12月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||そっと愛をささやく夜は||''Slightly Shady''||Lake & March 1||2001年{{0}}4月||2017年{{0}}3月||安藤由紀子||二見書房||歴史ロマンス||
|-
|JAK||情熱と戸惑いのエンゲージ||''Dawn in Eclipse Bay''||Eclipse Bay 2||2001年{{0}}9月||2015年{{0}}3月||琴葉かいら||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|JAK||鏡のラビリンス||''Smoke in Mirrors''||||2002年{{0}}1月||2005年12月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Summer in Eclipse Bay''||Eclipse Bay 3||2002年{{0}}4月||||||||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Don't Look Back''||Lake & March 2||2002年{{0}}5月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JAK||黄昏に眠る記憶||''Light in Shadow''||Whispering Springs 1||2003年{{0}}1月||2007年12月||水月遥||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Late for the Wedding''||Lake & March 3||2003年{{0}}4月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JAK||月夜に咲く孤独||''Truth or Dare''||Whispering Springs 2||2003年12月||2008年{{0}}5月||水月遥||ハーレクイン||現代ロマンス||
|-
|JC||星のかけらを紡いで||''After Glow''||カーテン・ワールド {{0}}6<br />Harmony: Ghost Hunter 3||2004年{{0}}2月||2013年{{0}}5月||石原未奈子||竹書房||SFロマンス||<ref group="注" name="castle" />
|-
|AQ||雇われた婚約者||''The Paid Companion''||||2004年{{0}}5月||2006年{{0}}5月||高田恵子||ソニー・マガジンズ||歴史ロマンス||
|-
|JAK|| ||''No Going Back''||||2004年{{0}}7月||||||||現代ロマンス||
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|JAK||夢見の旅人||''Falling Awake''||||2004年11月||2007年{{0}}6月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
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|AQ||真夜中まで待って||''Wait Until Midnight''||||2005年{{0}}1月||2007年{{0}}9月||高田恵子||ソニー・マガジンズ<br />ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
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|AQ||炎の古城をあとに||''Lie by Moonlight''||Vanza 4||2005年{{0}}6月||2009年10月||高田恵子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JAK||すべての夜は長く||''All Night Long''||||2006年{{0}}1月||2008年{{0}}4月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||運命のオーラに包まれて||''Second Sight''||アーケイン・ソサエティ {{0}}1||2006年{{0}}5月||2009年{{0}}5月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
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|JC|| ||''Ghost Hunter''||カーテン・ワールド {{0}}7<br />Harmony: Ghost Hunter 4||2006年{{0}}5月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||許される嘘||''White Lies''||アーケイン・ソサエティ {{0}}2||2007年{{0}}1月||2009年{{0}}1月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
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|AQ||首飾りが月光にきらめく||''The River Knows''||||2007年{{0}}4月||2009年{{0}}1月||高田恵子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''Silver Master''||カーテン・ワールド {{0}}8<br />Harmony: Ghost Hunter 5||2007年{{0}}8月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||消せない想い||''Sizzle and Burn''||アーケイン・ソサエティ {{0}}3||2008年{{0}}1月||2009年10月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
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|AQ||オーロラ・ストーンに誘われて||''The Third Circle''||アーケイン・ソサエティ {{0}}4||2008年{{0}}4月||2011年{{0}}7月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
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|JC|| ||''Dark Light''||カーテン・ワールド {{0}}9<br />Harmony: Ghost Hunter 6||2008年{{0}}8月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||楽園に響くソプラノ||''Running Hot''||アーケイン・ソサエティ {{0}}5||2008年12月||2010年{{0}}6月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||<ref group="注">Eclipse Bayシリーズとつながる。</ref>
|-
|AQ||禁じられた秘薬を求めて||''The Perfect Poison''||アーケイン・ソサエティ {{0}}6||2009年{{0}}4月||2013年{{0}}2月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''Obsidian Prey''||カーテン・ワールド 10<br />Harmony: Ghost Hunter 7||2009年{{0}}8月||||||||SFロマンス||<ref group="注">アーケイン・ソサエティ シリーズとつながる。</ref>
|-
|JC||夢を焦がす炎||''Fired Up''||アーケイン・ソサエティ {{0}}7<br />Dreamlight 1||2009年12月||2011年{{0}}2月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||<ref group="注" name="castle" />
|-
|AQ||虹色のランプの伝説||''Burning Lamp''||アーケイン・ソサエティ {{0}}8<br />Dreamlight 2||2010年{{0}}4月||2013年10月||高橋佳奈子||ヴィレッジブックス||歴史ロマンス||
|-
|JC||ミッドナイト・クリスタル||''Midnight Crystal''||アーケイン・ソサエティ {{0}}9<br />Dreamlight 3||2010年{{0}}8月||2014年{{0}}9月||[[法村理絵]]||ヴィレッジブックス||SFロマンス||
|-
|JAK||霧に包まれた街||''In Too Deep''||アーケイン・ソサエティ 10<br />Looking Glass 1||2010年12月||2012年{{0}}7月||中西和美||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Quicksilver''||アーケイン・ソサエティ 11<br />Looking Glass 2||2011年{{0}}4月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''Canyons of Night''||アーケイン・ソサエティ 12<br />Looking Glass 3||2011年{{0}}8月||||||||SFロマンス||<ref group="注">''"Rainshadow Island"'' と関連</ref>
|-
|JAK|| ||''The Scargill Cove Case Files''||アーケイン・ソサエティ {{0}}9.5<br />Looking Glass 5||2011年12月||||||||現代ロマンス||
|-
|JAK||フェニックスに唇が触れる||''Copper Beach''||Dark Legacy 1||2012年{{0}}1月||2013年{{0}}5月||[[高橋恭美子]]||ヴィレッジブックス||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''Crystal Gardens''||Ladies of Lantern Street 1||2012年{{0}}4月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''The Lost Night''||カーテン・ワールド 11<br />Harmony: Rainshadow 1||2012年{{0}}9月||||||||SFロマンス||<ref group="注">''"Crystal Gardens"'' につながる。</ref>
|-
|JAK||琥珀色の光のなかを||''Dream Eyes''||Dark Legacy 2||2013年{{0}}1月||2015年{{0}}1月||高橋恭美子||ヴィレッジブックス||現代ロマンス||
|-
|AQ|| ||''The Mystery Woman''||Ladies of Lantern Street 2||2013年{{0}}4月||||||||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''Deception Cove''||カーテン・ワールド 12<br />Harmony: Rainshadow 2||2013年{{0}}8月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||この恋が運命なら||''River Road''||||2014年{{0}}1月||2014年11月||寺尾まち子||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||約束のルビーは闇に輝く||''Otherwise Engaged''||Ladies of Lantern Street 3||2014年{{0}}4月||2015年{{0}}8月||高橋佳奈子||竹書房||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''The Hot Zone''||カーテン・ワールド 13<br />Harmony: Rainshadow 3||2014年{{0}}8月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||眠れない夜の秘密||''Trust No One''||||2015年{{0}}1月||2015年11月||喜須海理子||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||その言葉に愛をのせて||''Garden of Lies''||||2015年{{0}}4月||2016年{{0}}2月||安藤由紀子||二見書房||歴史ロマンス||
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|JC|| ||''Siren's Call''||カーテン・ワールド 14<br />Harmony: Rainshadow 4||2015年{{0}}7月||||||||SFロマンス||
|-
|JAK||夜の記憶は密やかに||''Secret Sisters''||||2015年12月||2016年{{0}}7月||安藤由紀子||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||恋の始まりは謎に満ちて||'''Til Death Do Us Part''||||2016年{{0}}4月||2016年11月||安藤由紀子||二見書房||歴史ロマンス||
|-
|JC|| ||''Illusion Town''||||2016年{{0}}7月||||||||||
|-
|JAK||ときめきは永遠の謎||''When All the Girls Have Gone''||||2016年11月||2017年{{0}}8月||安藤由紀子||二見書房||現代ロマンス||
|-
|AQ||胸の鼓動が溶けあう夜に||''The Girl Who Knew Too Much''||||2017年{{0}}5月||2017年12月||安藤由紀子||二見書房||歴史ロマンス||
|-
|JAK|| ||''Promise Not to Tell''||||2018年{{0}}1月||||||||||
|-
!名義||邦題||原題||シリーズ||刊行年月<br />{{Flagicon|USA}}||刊行年月<br />{{Flagicon|Japan}}||訳者||出版社||ジャンル||備考
|}

=== ノンフィクション ===
* ''Dangerous Men and Adventurous Women: Romance Writers on the Appeal of the Romance'' (1996)

== 日本での漫画化 ==
;ジェイン・アン・クレンツ名義
:* 鏡のラビリンス(2010年、宙出版、全1巻、作画:宮本果林)
:* ダークカラーな夜もあれば(2013年、宙出版、全1巻、作画:狩野真央)
:* 曇り時々ラテ(2013年、宙出版、全1巻、作画:橋本多佳子)
:* ガラスのかけらたち(2014年、宙出版、全1巻、作画:橋本多佳子)
:* 迷子の大人たち(2014年、宙出版、全1巻、作画:狩野真央)

== 出典・脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
27行目: 493行目:
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2023年4月28日 (金) 05:06時点における最新版

ジェイン・アン・クレンツ
Jayne Ann Castle Krentz
ペンネーム ジェイン・キャッスル (Jayne Castle)
ジェイン・テイラー (Jayne Taylor)
ジェイン・ベントレー (Jayne Bentley)
ステファニー・ジェイムズ (Stephanie James)
アマンダ・グラス (Amanda Glass)
アマンダ・クイック (Amanda Quick)
誕生 ジェイン・キャッスル (Jayne Castle)
(1948-03-28) 1948年3月28日(76歳)
アメリカ合衆国の旗 カリフォルニア州コブ
職業 小説家
言語 英語
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
最終学歴 カリフォルニア大学サンタクルーズ校
サンノゼ州立大学
活動期間 1979年 -
ジャンル ロマンス、SFロマンス、歴史ロマンス
デビュー作 『やさしい海賊』
配偶者 フランク・クレンツ (Frank Krentz)
公式サイト http://www.krentz-quick.com
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

ジェイン・アン・クレンツJayne Ann Castle Krentz1948年3月28日 - )は、アメリカ合衆国ロマンス小説作家。

ジェイン・キャッスル(Jayne Castle )、ジェイン・テイラー(Jayne Taylor )、ジェイン・ベントレー(Jayne Bentley )、ステファニー・ジェイムズ(Stephanie James )、アマンダ・グラス(Amanda Glass )、アマンダ・クイック(Amanda Quick ) の6つのペンネームを持ち、全ペンネームを合わせると2007年現在で120以上の作品を発表している。現在はその内3つを主に使用しており、現在の名前であるジェイン・アン・クレンツ名義で現代ロマンス・サスペンスを、アマンダ・クイック名義で歴史ロマンス・サスペンスを、結婚前の名前で未来を舞台としたSFロマンスを執筆している。

カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校サンノゼ州立大学でそれぞれ歴史学位図書館学修士号を取得。現在はシアトルに在住。

経歴

[編集]

生い立ち・私生活

[編集]

1948年3月28日カリフォルニア州コブに生まれる[1]。兄弟が2人おり、母アルバータにより10歳ごろまで同州のボレゴ・スプリングス英語版で育つ。

1970年カリフォルニア大学サンタクルーズ校 (UCSC) で歴史の学位を取得[2]したものの、就職の役に立たないことに気づき、サンノゼ州立大学で図書館学の修士号を取得した。卒業後、サンノゼ在学中に知り合ったエンジニアのフランク・クレンツと結婚。カリブ海ヴァージン諸島へ越し、小学校の図書館員として1年間働いたが、後にその時のことを「キャリアとして失敗だった」と述べている[1]。司書の仕事は好きだが、小学校で子供たちに教えることを求められる仕事は好きではないと気付き、デューク大学の図書館へ転職した[1]。後に、夫と共にワシントン州シアトルで暮らし始める。

図書館にお金をかけることには寛大で、蔵書をより多く購入できるようUCSCの図書館にキャッスル・ヒューマニティ基金を設立し、シアトル地区の15の小学校の図書館予算にと寄付をした。また、ワシントン大学の公開プログラムで作家養成講座の諮問会議のメンバーでもある[2][3]

作家としてのキャリア

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初期

[編集]

デューク大学で働くかたわら、SFロマンス小説の要素を持った作品を書き始める。6年に渡って原稿を送り、リジェクトされ続けた[1]。何度か止めようと思ったが、すでに「(書くことが)衝動」になっていた[3]。その間に、航空宇宙関連の仕事をする夫の都合でシアトルへ転居した。

ペンネームとジャンル

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書き続けていた結果、1979年に処女作『やさしい海賊』(原題:"Gentle Pirate" )の出版が決まる[1]。当時は現代ロマンスが多く出ていたので、同作とそれに続く作品群もロマンス系のカテゴリで出版された。その後は、出版社も単発の現代ロマンスを出し始め、クレンツもその路線にシフトしていった[4]

『やさしい海賊』は、ジェイン・キャッスル(Jayne Castle )名義でリリースされた。(同作を出した)出版社がその名前を使えるという契約だったため、別の出版社へ移籍した後の10年間は、新しい作品に自分の名前を使うことが出来なかった。このことから、ジェイン・テイラー(Jayne Taylor )、ジェイン・ベントレー(Jayne Bentley )、ステファニー・ジェイムズ(Stephanie James )、アマンダ・グラス(Amanda Glass )、アマンダ・クイック(Amanda Quick )など多くのペンネームを持つことになった。1980年代半ばまでは、現代ロマンスものは全て結婚後の名であるジェイン・アン・クレンツ名義で上梓していた[1]

1986年に上梓した"Sweet Starfire" は、ロマンスとSF要素を組み合わせた、独立銀河を舞台としたクラシカルな作品である。1987年、異世界で展開する2作目となるSFロマンスものの"Crystal Flame" を上梓[5]。これらの作品が成功したことで、ユーモラスな展開をする歴史ロマンスを書いてみようという気になり、アマンダ・クイック名義で執筆した[5]

1996年、パラノーマルなロマンティック・サスペンス作品に取りかかる。誰もが超能力を持つ遠い未来を舞台に、人々が結婚相手を自分で選ばずに紹介所を利用するそれらの作品は、旧姓であるジェイン・キャッスル名義で刊行された。クレンツの作品では、解くべき謎や倒すべき悪党が存在するのが慣例である[6]

「サイキック」は、クレンツの作品に通ずるテーマでもある。2006年に始まった「アーケイン・ソサエティ シリーズ」(原題:"Arcane Society" )は、歴史ものにはアマンダ・クイック、現代ものにはジェイン・アン・クレンツ、未来ものにはジェイン・キャッスルと、名前が使い分けられている。シリーズは、どのヒーローもヒロインもそれぞれのサイキックの力を持っており、主人公らが力を使えるようになるまでの物語でもある[7]。クレンツの作品のヒーローはいつも強く果断な「最優位の雄」であり、ヒロインであっても同様の傾向が見られる[8]

世間への認知

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クレンツは120冊以上の作品を上梓しており、その内32作が『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストにランクインした。2007年時点で、2300万部以上が発行されている[3]

『ガラスのりんご』(原題:The Waiting Game )は、2001年に映像化された。

賞も多く受賞しており、ロマンティック・タイムズのレビュアー・チョイス賞には22回ノミネートされ、1995年に『曇り時々ラテ』(原題:"Trust Me" )で受賞、2004年にも『夢見の旅人』(原題:"Falling Awake" )で受賞した[9]。また、同賞のキャリア賞も受賞している[9]

作品リスト

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小説

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※ 名義略称:JC=ジェイン・キャッスル、JB=ジェイン・ベントレー、JT=ジェイン・テイラー、SJ=ステファニー・ジェイムズ、JAK=ジェイン・アン・クレンツ、AG=アマンダ・グラス、AQ=アマンダ・クイック


邦題 原題 シリーズ 刊行年月
アメリカ合衆国の旗
刊行年月
日本の旗
訳者 出版社 ジャンル 備考
JC Vintage of Surrender 1979年01月 ロマンス
JC やさしい海賊 Gentle Pirate 1979年01月 1985年02月 杉野さつき ハーレクイン ロマンス
JC Queen of Hearts 1979年01月 ロマンス
JB A Moment Past Midnight 1979年03月 ロマンス
JB Maiden of the Morning 1979年04月 ロマンス
JB Turning Toward Home 1979年05月 ロマンス
JT Whirlwind Courtship 1980年01月 ロマンス
JB Hired Husband 1981年01月 ロマンス
JB Sabrina's Scheme 1981年02月 ロマンス
JC Wagered Weekend 1981年06月 ロマンス
SJ 偽りの花嫁 A Passionate Business 1981年04月 1984年06月 西田映子 サンリオ ロマンス
JC Right of Possession 1981年08月 ロマンス
JC Bargain with the Devil 1981年09月 ロマンス
JC A Man's Protection 1982年01月 ロマンス
JC Relentless Adversary 1982年02月 ロマンス
SJ 熱く長い夜の誘惑 Dangerous Magic 1982年04月 1983年12月 木村みどり サンリオ ロマンス [注 1]
JAK ボスへの復讐 2007年07月 加納三由季 ハーレクイン
JC Affair of Risk 1982年01月 ロマンス
SJ ロッキーの熱い想い Corporate Affair 1982年05月 1982年11月 百合すずゑ サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 湖畔の情熱 2009年06月 早川麻百合 ハーレクイン
JC A Negotiated Surrender 1982年06月 ロマンス
SJ ぬすまれた心 Stormy Challenge 1982年07月 1983年10月 須田比呂美 サンリオ ロマンス
SJ 冷めない愛 Velvet Touch 1982年08月 1983年02月 柏木里美 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 愛を叶える島 2009年07月 古沢絵里 ハーレクイン
JC Power Play 1982年01月 ロマンス
SJ 愛にかわるとき Lover in Pursuit 1982年10月 1983年01月 近藤亜沙美 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 波の数だけ愛して 2009年09月 仁島いずる ハーレクイン
JC Spellbound 1982年06月 ロマンス
SJ よみがえったロマンス Renaissance Man 1982年11月 1983年04月 汐見翔 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK ルネサンスに恋して 2009年11月 長田乃莉子 ハーレクイン
SJ 恋はむこうみず Reckless Passion 1982年12月 1983年05月 宇関幸子 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 仮面紳士の誘惑 2010年01月 杉本ユミ ハーレクイン
SJ 愛を買います Price of Surrender 1983年01月 1983年07月 和泉れい サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 甘美な代償 2010年05月 早川麻百合 ハーレクイン
SJ 愛の扉を開けて Affair of Honor 1983年03月 1983年10月 森忠子 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 愛にそむく人 2007年09月 本山ヒロミ ハーレクイン
JC Conflict of Interest 1983年03月 ロマンス
SJ 甘くよりそう影 To Tame the Hunter 1983年04月 1984年11月 千葉薫 サンリオ ロマンス
SJ 愛のかけひき Gamemaster 1983年05月 1983年12月 東谷真知子 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 夜明けまでは信じて 2010年08月 仁島いずる ハーレクイン
SJ 甘く危険な島 Serpent in Paradise 1983年08月 1984年06月 鹿沼まさみ サンリオ ロマンス [注 2]
JAK 2006年04月 霜月桂 ハーレクイン
SJ スリリングな夜 The Silver Snare 1983年09月 1984年05月 東条ゆかり サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 船上のゲーム 2010年11月 杉本ユミ ハーレクイン
SJ もうひとつの愛 Raven's Prey 1983年11月 1984年08月 東海林ゆかり サンリオ ロマンス [注 2]
JAK 闇の狩人 2008年10月 長田乃莉子 ハーレクイン
SJ 乱れる想い Battle Prize 1983年11月 1984年09月 鈴谷まり サンリオ ロマンス
SJ 哀しみのサブリナ Body Guard 1983年12月 1984年06月 亀井杏子 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 熱帯夜の蝶 2011年02月 瀧川紫乃 ハーレクイン
SJ 恋のとりひき Gambler's Woman 1984年02月 1984年08月 東谷真知子 サンリオ ロマンス [注 1]
JAK 恋はコインの表裏 2011年09月 木内重子 ハーレクイン
SJ ロマンシング・ドリーム Fabulous Beast Colter 1 1984年04月 1985年01月 青山遼子 サンリオ
JAK 不安な関係 Uneasy Alliance 1984年05月 1985年12月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
SJ 魔術師の夜 Night of the Magician 1984年07月 1985年04月 若林玲子 サンリオ ロマンス
JC Double Dealing 1984年07月
JAK 愛と打算と Call It Destiny 1984年08月 1986年12月 小西あつ子 ハーレクイン ロマンス
SJ 真夜中のキャシー Nightwalker 1984年09月 1985年07月 若林玲子 ハーレクイン ロマンス
JAK Ghost of a Chance 1984年11月
JAK 走れレガシー Legacy 1984年12月 1985年10月 小泉あがた ハーレクイン ロマンス
悲しみを駆け抜けて 2009年05月
SJ ふるえて眠れ The Devil to Pay Colter 2 1985年02月 1985年12月 若林玲子 ハーレクイン
JAK Man With a Past 1985年03月
JAK ガラスのりんご The Waiting Game 1985年05月 1986年10月 間中恵子 ハーレクイン ロマンス
SJ 恋人たちの方程式 Wizard 1985年06月 1986年05月 三宅初江 ハーレクイン ロマンス [注 3]
JC Trading Secrets 1985年07月
JAK ばらと魔女 Witchcraft 1985年09月 1987年01月 中山美都子 ハーレクイン ロマンス
SJ ラブ・アイランド Golden Goddess 1985年10月 1987年04月 本郷裕子 ハーレクイン ロマンス
JAK 運命のいたずら Twist of Fate 1986年01月 1987年02月 細郷妙子 ハーレクイン 現代ロマンス
JAK 疑惑のコラージュ True Colors 1986年02月 1987年06月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
SJ 田園セレナーデ Cautious Lover 1986年03月 1987年02月 早川玲 ハーレクイン ロマンス
JAK Sweet Starfire Lost Colony 1 1986年03月 SFロマンス
SJ エメラルドの炎 Green Fire 1986年05月 1988年01月 宇津美悠 ハーレクイン ロマンス
JAK 週末を待って The Ties That Bind 1986年06月 1988年01月 里見蓉子 ハーレクイン ロマンス
JC The Desperate Game グィネヴィア・ジョーンズ 1 1986年01月 ミステリ
JC The Chilling Deception グィネヴィア・ジョーンズ 2 1986年08月 ミステリ
JC The Sinister Touch グィネヴィア・ジョーンズ 3 1986年09月 ミステリ
SJ 情事という名の罰 Second Wife 1986年10月 2008年05月 高山恵 ハーレクイン ロマンス [注 4]
JAK 燃えつきてから Between the Lines 1986年10月 1988年10月 山根三沙 ハーレクイン ロマンス
JC The Fatal Fortune グィネヴィア・ジョーンズ 4 1986年12月 ミステリ
JAK Crystal Flame Lost Colony 2 1986年12月 SFロマンス
SJ メキシコの熱い恋 The Challoner Bride 1987年01月 1988年10月 宮崎あけみ ハーレクイン ロマンス
JAK 誇り高き御曹子 The Family Way 1987年05月 2007年01月 仁嶋いずる ハーレクイン ロマンス
JAK 緑のポルシェ The Main Attraction 1987年03月 1989年02月 小西あつ子 ハーレクイン ロマンス
JAK チャンスに賭けて The Chance of a Lifetime 1987年04月 1989年09月 久原寛子 ハーレクイン ロマンス
SJ 連れ戻された婚約者 Saxon's Lady 1987年05月 2008年07月 山口絵夢 ハーレクイン ロマンス [注 4]
JAK 薄情な花婿 Test of Time 1987年06月 2008年02月 堺谷ますみ ハーレクイン ロマンス
JAK 珊瑚礁のキス A Coral Kiss 1987年07月 2007年02月 村山美雪 竹書房 現代ロマンス
JAK Midnight Jewels 1987年11月 現代ロマンス
JAK 情熱の花 Full Bloom 1988年01月 1995年05月 片山真紀 ハーレクイン ロマンス
JAK Gift of Gold Gift 1 1988年07月 パラノーマル
JAK 恋のお守り Joy 1988年07月 1990年05月 真田都 ハーレクイン ロマンス
JAK ドリームズ 前編 よみがえった伝説 Dream, Part One チェインド・レディの伝説 1 1988年08月 1990年10月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
紅の夢にとらわれて 2008年12月
JAK ドリームズ 後編 伝説を超えて Dream, Part Two チェインド・レディの伝説 2 1988年08月 1990年11月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
ほどけた夢の鎖 2009年01月
JAK Gift of Fire Gift 2 1989年01月 パラノーマル
JAK 涙の相続人 A Woman's Touch 1989年03月 2007年03月 森山りつ子 ハーレクイン ロマンス
AG Shield's Lady Lost Colony 3 1989年07月 [注 5]
JAK ダイナマイト・レディ Lady's Choice 1989年10月 1992年04月 山根三沙 ハーレクイン ロマンス
JAK 夢に見た海賊 The Pirate ロマンス・メーカー 1 1990年02月 1991年05月 吉本ミキ ハーレクイン ロマンス
JAK Golden Chance 1990年03月 現代ロマンス
AQ エメラルドグリーンの誘惑 Seduction 1990年04月 2002年08月 中谷ハルナ ヴィレッジブックス
ソニー・マガジンズ
歴史ロマンス
JAK 宝さがしの夜 The Adventurer ロマンス・メーカー 2 1990年05月 1991年06月 真田都 ハーレクイン ロマンス
JAK 西部の掟 The Cowboy ロマンス・メーカー 3 1990年06月 1991年07月 山根三沙 ハーレクイン ロマンス
AQ Surrender 1990年09月 歴史ロマンス
AQ 夢見る赤毛の妖精 Scandal 1991年02月 2015年03月 高橋恭美子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JAK Silver Linings 1991年03月 現代ロマンス
JAK 花嫁を追いかけて To Wild To Wed? 1991年03月 1993年05月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
JAK 花嫁はおかんむり The Wedding Night 1991年10月 1993年10月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
JAK めぐりあえた愛に Sweet Fortune 1991年11月 2010年04月 細郷妙子 ハーレクイン 現代ロマンス
AQ Rendezvous 1991年12月 歴史ロマンス
JAK お願い、探偵さん The Private Eye 1992年01月 1995年01月 高田恵子 ハーレクイン ロマンス
JAK Perfect Partners 1992年04月 現代ロマンス
AQ 満ち潮の誘惑 Ravished 1992年07月 2008年09月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JAK 愛と運命にさまよい Family Man 1992年10月 2011年01月 琴葉かいら ハーレクイン 現代ロマンス
AQ 誓いの口づけはヴェールの下で Reckless 1992年12月 2017年06月 旦紀子 竹書房 歴史ロマンス
JAK 億千の愛の静寂(しじま) Wildest Hearts 1993年04月 2012年04月 長田乃莉子 ハーレクイン 現代ロマンス
AQ 金色の目の堕天使 Dangerous 1993年05月 2014年08月 中谷ハルナ ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
AQ 隻眼のガーディアン Deception 1993年07月 2004年07月 中谷ハルナ ソニー・マガジンズ 歴史ロマンス
JAK Hidden Talents 1993年10月 現代ロマンス
AQ 香り舞う島に呼ばれて Desire 1993年12月 2011年03月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JAK 愛の遺産 Grand Passion 1994年01月 1995年12月 菅野彰子 角川書店 現代ロマンス
AQ レディ・スターライト Mistress 1994年07月 2010年04月 猪俣美江子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JAK 曇り時々ラテ Trust Me 1995年02月 2002年12月 中村三千恵 二見書房 現代ロマンス
JAK Connecting Rooms 1995年03月 中編
[注 6]
AQ 黒衣の騎士との夜に Mystique 1995年07月 2006年11月 中谷ハルナ ヴィレッジブックス
ソニー・マガジンズ
歴史ロマンス
JAK 優しい週末 Absolutely, Positively 1996年02月 2003年06月 中村三千恵 二見書房 現代ロマンス
AQ 時のかけらを紡いで Mischief 1996年07月 2016年01月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC 緑の瞳のアマリリス Amaryllis カーテン・ワールド 01
セント・ヘレンズ 1
1996年10月 2007年09月 和爾桃子 早川書房 SFロマンス [注 7]
JAK ささやく水 Deep Waters 1997年02月 2002年06月 中村三千恵 二見書房 現代ロマンス
AQ 告白はスイートピーの前で Affair 1997年06月 2012年04月 中谷ハルナ ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC Zinnia カーテン・ワールド 02
セント・ヘレンズ 2
1997年06月 SFロマンス
JAK ガラスのかけらたち Sharp Edges 1998年02月 2004年12月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ 禁断のリング With This Ring Vanza 1 1998年04月 2000年07月 実川元子 WAVE出版 歴史ロマンス
JC Orchid カーテン・ワールド 03
セント・ヘレンズ 3
1998年05月 SFロマンス
JAK Flash 1998年10月 現代ロマンス
AQ I Thee Wed Vanza 2 1999年04月 歴史ロマンス
JAK 愛は砂漠の水のように Eye of the Beholder 1999年05月 2007年05月 村井愛 ハーレクイン 現代ロマンス
JC Bridal Jitters カーテン・ワールド 04
Harmony: Ghost Hunter 1
1999年10月 SFロマンス 中編
[注 8]
JAK ダークカラーな夜もあれば Soft Focus 1999年12月 2007年03月 岡本千晶 原書房 現代ロマンス
AQ Wicked Widow Vanza 3 2000年04月 歴史ロマンス
JAK 渚と吐息のコンチェルト Eclipse Bay Eclipse Bay 1 2000年06月 2013年08月 琴葉かいら ハーレクイン 現代ロマンス
JC 星のかけらを奏でて After Dark カーテン・ワールド 05
Harmony: Ghost Hunter 2
2000年09月 2012年08月 石原未奈子 竹書房 SFロマンス [注 7]
JAK 迷子の大人たち Lost & Found 2001年01月 2003年12月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ そっと愛をささやく夜は Slightly Shady Lake & March 1 2001年04月 2017年03月 安藤由紀子 二見書房 歴史ロマンス
JAK 情熱と戸惑いのエンゲージ Dawn in Eclipse Bay Eclipse Bay 2 2001年09月 2015年03月 琴葉かいら ハーレクイン 現代ロマンス
JAK 鏡のラビリンス Smoke in Mirrors 2002年01月 2005年12月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
JAK Summer in Eclipse Bay Eclipse Bay 3 2002年04月 現代ロマンス
AQ Don't Look Back Lake & March 2 2002年05月 歴史ロマンス
JAK 黄昏に眠る記憶 Light in Shadow Whispering Springs 1 2003年01月 2007年12月 水月遥 ハーレクイン 現代ロマンス
AQ Late for the Wedding Lake & March 3 2003年04月 歴史ロマンス
JAK 月夜に咲く孤独 Truth or Dare Whispering Springs 2 2003年12月 2008年05月 水月遥 ハーレクイン 現代ロマンス
JC 星のかけらを紡いで After Glow カーテン・ワールド 06
Harmony: Ghost Hunter 3
2004年02月 2013年05月 石原未奈子 竹書房 SFロマンス [注 7]
AQ 雇われた婚約者 The Paid Companion 2004年05月 2006年05月 高田恵子 ソニー・マガジンズ 歴史ロマンス
JAK No Going Back 2004年07月 現代ロマンス
JAK 夢見の旅人 Falling Awake 2004年11月 2007年06月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ 真夜中まで待って Wait Until Midnight 2005年01月 2007年09月 高田恵子 ソニー・マガジンズ
ヴィレッジブックス
歴史ロマンス
AQ 炎の古城をあとに Lie by Moonlight Vanza 4 2005年06月 2009年10月 高田恵子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JAK すべての夜は長く All Night Long 2006年01月 2008年04月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ 運命のオーラに包まれて Second Sight アーケイン・ソサエティ 01 2006年05月 2009年05月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC Ghost Hunter カーテン・ワールド 07
Harmony: Ghost Hunter 4
2006年05月 SFロマンス
JAK 許される嘘 White Lies アーケイン・ソサエティ 02 2007年01月 2009年01月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ 首飾りが月光にきらめく The River Knows 2007年04月 2009年01月 高田恵子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC Silver Master カーテン・ワールド 08
Harmony: Ghost Hunter 5
2007年08月 SFロマンス
JAK 消せない想い Sizzle and Burn アーケイン・ソサエティ 03 2008年01月 2009年10月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ オーロラ・ストーンに誘われて The Third Circle アーケイン・ソサエティ 04 2008年04月 2011年07月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC Dark Light カーテン・ワールド 09
Harmony: Ghost Hunter 6
2008年08月 SFロマンス
JAK 楽園に響くソプラノ Running Hot アーケイン・ソサエティ 05 2008年12月 2010年06月 中西和美 二見書房 現代ロマンス [注 9]
AQ 禁じられた秘薬を求めて The Perfect Poison アーケイン・ソサエティ 06 2009年04月 2013年02月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC Obsidian Prey カーテン・ワールド 10
Harmony: Ghost Hunter 7
2009年08月 SFロマンス [注 10]
JC 夢を焦がす炎 Fired Up アーケイン・ソサエティ 07
Dreamlight 1
2009年12月 2011年02月 中西和美 二見書房 現代ロマンス [注 7]
AQ 虹色のランプの伝説 Burning Lamp アーケイン・ソサエティ 08
Dreamlight 2
2010年04月 2013年10月 高橋佳奈子 ヴィレッジブックス 歴史ロマンス
JC ミッドナイト・クリスタル Midnight Crystal アーケイン・ソサエティ 09
Dreamlight 3
2010年08月 2014年09月 法村理絵 ヴィレッジブックス SFロマンス
JAK 霧に包まれた街 In Too Deep アーケイン・ソサエティ 10
Looking Glass 1
2010年12月 2012年07月 中西和美 二見書房 現代ロマンス
AQ Quicksilver アーケイン・ソサエティ 11
Looking Glass 2
2011年04月 歴史ロマンス
JC Canyons of Night アーケイン・ソサエティ 12
Looking Glass 3
2011年08月 SFロマンス [注 11]
JAK The Scargill Cove Case Files アーケイン・ソサエティ 09.5
Looking Glass 5
2011年12月 現代ロマンス
JAK フェニックスに唇が触れる Copper Beach Dark Legacy 1 2012年01月 2013年05月 高橋恭美子 ヴィレッジブックス 現代ロマンス
AQ Crystal Gardens Ladies of Lantern Street 1 2012年04月 歴史ロマンス
JC The Lost Night カーテン・ワールド 11
Harmony: Rainshadow 1
2012年09月 SFロマンス [注 12]
JAK 琥珀色の光のなかを Dream Eyes Dark Legacy 2 2013年01月 2015年01月 高橋恭美子 ヴィレッジブックス 現代ロマンス
AQ The Mystery Woman Ladies of Lantern Street 2 2013年04月 歴史ロマンス
JC Deception Cove カーテン・ワールド 12
Harmony: Rainshadow 2
2013年08月 SFロマンス
JAK この恋が運命なら River Road 2014年01月 2014年11月 寺尾まち子 二見書房 現代ロマンス
AQ 約束のルビーは闇に輝く Otherwise Engaged Ladies of Lantern Street 3 2014年04月 2015年08月 高橋佳奈子 竹書房 歴史ロマンス
JC The Hot Zone カーテン・ワールド 13
Harmony: Rainshadow 3
2014年08月 SFロマンス
JAK 眠れない夜の秘密 Trust No One 2015年01月 2015年11月 喜須海理子 二見書房 現代ロマンス
AQ その言葉に愛をのせて Garden of Lies 2015年04月 2016年02月 安藤由紀子 二見書房 歴史ロマンス
JC Siren's Call カーテン・ワールド 14
Harmony: Rainshadow 4
2015年07月 SFロマンス
JAK 夜の記憶は密やかに Secret Sisters 2015年12月 2016年07月 安藤由紀子 二見書房 現代ロマンス
AQ 恋の始まりは謎に満ちて 'Til Death Do Us Part 2016年04月 2016年11月 安藤由紀子 二見書房 歴史ロマンス
JC Illusion Town 2016年07月
JAK ときめきは永遠の謎 When All the Girls Have Gone 2016年11月 2017年08月 安藤由紀子 二見書房 現代ロマンス
AQ 胸の鼓動が溶けあう夜に The Girl Who Knew Too Much 2017年05月 2017年12月 安藤由紀子 二見書房 歴史ロマンス
JAK Promise Not to Tell 2018年01月
名義 邦題 原題 シリーズ 刊行年月
アメリカ合衆国の旗
刊行年月
日本の旗
訳者 出版社 ジャンル 備考

ノンフィクション

[編集]
  • Dangerous Men and Adventurous Women: Romance Writers on the Appeal of the Romance (1996)

日本での漫画化

[編集]
ジェイン・アン・クレンツ名義
  • 鏡のラビリンス(2010年、宙出版、全1巻、作画:宮本果林)
  • ダークカラーな夜もあれば(2013年、宙出版、全1巻、作画:狩野真央)
  • 曇り時々ラテ(2013年、宙出版、全1巻、作画:橋本多佳子)
  • ガラスのかけらたち(2014年、宙出版、全1巻、作画:橋本多佳子)
  • 迷子の大人たち(2014年、宙出版、全1巻、作画:狩野真央)

出典・脚注

[編集]
出典
  1. ^ a b c d e f Dan Webster (2004年1月7日). “Jayne Ann Krentz”. SpokesmanReview.com. 2007年7月26日閲覧。
  2. ^ a b Barbara McKenna (1997年2月3日). “USC alumna and best-selling romance novelist establishes library endowment”. University of Southern California Currents. 2007年7月26日閲覧。
  3. ^ a b c Claire E. White (2003年1月). “Conversation with Jayne Ann Krentz”. Writers Write. 2007年7月25日閲覧。
  4. ^ Interview with Jayne Ann Krentz”. A Romance Review (2006年1月). 2007年7月26日閲覧。
  5. ^ a b Tara Gelsomino (2002年). “Review of Smoke in Mirrors”. Romantic Times. 2007年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年7月26日閲覧。
  6. ^ Jayne Ann Krentz (1996年). “Cameo/Exceprt from Amaryllis”. Romantic Times. 2007年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年7月26日閲覧。
  7. ^ Faygie Levy (2007年). “Review of White Lies”. Romantic Times. 2007年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年7月26日閲覧。
  8. ^ Barbara Samuel (February 2007). “Versatile Jayne Ann Krentz creates past, present, and future of romance”. Book Page. 2007年7月26日閲覧。
  9. ^ a b Author Profile: Jayne Ann Krentz”. Romantic Times (2007年). 2007年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年7月26日閲覧。
脚注
  1. ^ a b c d e f g h i j k l 原書及び旧訳はステファニー・ジェイムズ名義だが、新訳版はジェイン・アン・クレンツ名義。
  2. ^ a b 原書及び旧訳版はステファニー・ジェイムズ名義だが、2013年に再版された原書及び新訳版はジェイン・アン・クレンツ名義。
  3. ^ 原書及び旧版はステファニー・ジェイムズ名義だが、2011年に再版された邦訳の新版はジェイン・アン・クレンツ名義。
  4. ^ a b 原書はステファニー・ジェイムズ名義だが、邦訳はジェイン・アン・クレンツ名義。
  5. ^ 1996年の再版はジェイン・アン・クレンツ名義。
  6. ^ 1995年のアンソロジー"Everlasting Love"、及び1998年の"Hearts Desire"に収録された。
  7. ^ a b c d 原書はジェイン・キャッスル名義だが、邦訳はジェイン・アン・クレンツ名義。
  8. ^ アンソロジー"Charmed" に収録。
  9. ^ Eclipse Bayシリーズとつながる。
  10. ^ アーケイン・ソサエティ シリーズとつながる。
  11. ^ "Rainshadow Island" と関連
  12. ^ "Crystal Gardens" につながる。

外部リンク

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