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2005年10月16日 (日) 12:01時点における版
光松山放生寺(こうしょうざんほうしょうじ)は東京都新宿区西早稲田にある高野山真言宗準別格本山の寺院である。本尊は聖観世音菩薩で、「江戸三十三箇所」の第15番、「御府内八十八箇所」の第30番に指定されている。1641年(寛永18年)に穴八幡の別当寺として同神社の隣に開設された。その名が示す通り「放生会」で有名な新宿区の観光名所である。蟲封じのご利益もあるとされる。ペット供養の放生会としても有名であるが、ペット専門の寺院を謳った港区西麻布にある放生院とは関係がない。また京都府宇治市にある宇治橋守護の寺(別名「橋寺」)として有名な真言律宗の寺院は「放生院」の項目を参照。
創建当時は穴八幡の境内に放生池が設置されていたが、明治期の神仏分離により池は放生寺の管轄となり、その後1920年代に埋め立てられてしまった。現在は本堂脇の池が放生に使われる。戦争により中断してから再開まで約40年の空白があり、伝統の多くが失われてしまったが、毎年体育の日に行なわれる放生会には多くの参拝客が訪れている。
年中行事
その他
穴八幡とは元々1つであったという関係上、神仏習合時代に始まった「一陽来復」の札の授与は穴八幡と放生寺の双方で行なわれている。ただし放生寺の札は「一陽来福」と1文字異なる。どちらが本家であるかという議論には言及しないが、この札が授与される冬至の例祭における参拝客の数で見れば明らかに穴八幡の方が多い。ただ穴八幡と放生寺との関係が札所巡礼をしている人達の間に知識として伝わり、単なる便乗寺社ではないということが知られている為、両方共に参拝するという人も増えているようである。
所在地
東京都新宿区西早稲田2-1-14