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「蕭棟」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2010年5月14日 (金) 14:09時点における版

予章王 蕭棟
第3皇帝
王朝
在位期間 551年
姓・諱 蕭棟
元吉
生年 不詳
没年 552年
予章王・蕭歓
年号 天正551年

蕭棟(しよう とう、? - 552年)は、南朝の皇帝(在位:551年)。第2代皇帝簡文帝の後に即位したが、正史では正規の皇帝と見なさない。初代皇帝武帝の曾孫、昭明太子蕭統の孫。父は予章王蕭歓。

父の後を継いで予章王となる。侯景の乱の最中、簡文帝を廃した侯景によって皇帝に擁立される。この即位は侯景による簒奪の布石であり、即位からわずか3ヶ月後、侯景に禅譲を強要された。退位後の蕭棟は淮陰王に降格され、弟たちとともに幽閉された。後に蕭繹の軍により侯景が滅ぼされると、蕭棟は救出され船で江陵に移送されたが、その途中、蕭繹の手によって船を水中に沈められ溺死した。

先代
簡文帝
皇帝
551年
次代
元帝