「アマルガムの機動兵器」の版間の差分
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#REDIRECT [[フルメタル・パニック!の登場兵器]] |
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'''アマルガムの機動兵器'''(-きどうへいき)は、[[賀東招二]]の小説『[[フルメタル・パニック!]]』に登場する架空のロボット兵器[[アーム・スレイブ]]のうち、[[アマルガム (フルメタル・パニック!)|アマルガム]]の使用するアーム・スレイブを記述する。アマルガムで製造されているAS(Planシリーズ)の機体名は、いずれも中世の[[悪魔]]が由来している。 |
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== コダール == |
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<table border="1" cellpadding="2" cellspacing="0" align="right" width="300px"> |
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<caption>機体諸元</caption> |
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<tr><td align="center" colspan="2" style="border-bottom:3px solid gray">コダール/i/m</td></tr> |
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<tr><td>型式番号</td><td>Plan 1056/1058/1059</td></tr> |
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<tr><td>設計者</td><td>不明(レナード・テスタロッサ?)</td></tr> |
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<tr><td>全高</td><td>9.1m</td></tr> |
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<tr><td>重量</td><td>10.8t</td></tr> |
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<tr><td>動力源</td><td>[[パラジウムリアクター (フルメタル・パニック!)|パラジウムリアクター]]<br/>製造元・形式不明</td></tr> |
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<tr><td>最大作戦行動時間</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最高自走速度</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最高跳躍高</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>固定武装</td><td>なし</td></tr> |
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<tr><td>基本携帯火器</td><td>マウザー MGK35mmライフル<br/>IAI『ダークエッジ』単分子カッター</td></tr> |
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<tr><td>搭乗者</td><td>ガウルン(初期型,i型)<br/>ゲイツ(i型)<br/>夏玉芳(m型)<br/></td></tr> |
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</table> |
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'''Plan1056 コダール '''は、[[賀東招二]]の小説『[[フルメタル・パニック!]]』に登場する[[アーム・スレイブ]]。本項では同機の発展型であるPlan1058 コダールi及びPlan1059 コダールmについても扱う。 |
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主にアマルガムで使用されている、「第三世代型AS」。[[ラムダ・ドライバ]]搭載機である。機体本体の性能は、[[ガーンズバック (フルメタル・パニック!)|M9 ガーンズバック]]や[[アーバレスト|ARX-7 アーバレスト]]と比べても遜色ないが、電子戦闘能力ではM9等に劣っている(この欠点は後継機であるエリゴールにおいて解決された)。 |
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ソ連製第三世代AS[[シャドウ (フルメタル・パニック!)|Zy-98 シャドウ]]がベース機とも言われているが、詳細は不明。 |
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頭部には、[[ポニーテール]]状の放熱索が設けられている。 |
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当初、ミスリル側からは「'''ヴェノム'''」と総称され、最も警戒すべき機体とされていた。このコードネームが出た『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』の時点ではまだ戦術が練り上がっていなかったため、交戦自体を禁じられたほどである。 |
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=== ラムダ・ドライバ === |
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通常、[[ラムダ・ドライバ]]の発動には高い集中力が必要とされるため、常人には使用できない。しかし、アマルガムでは薬物を摂取する事によって、発動に特殊な才能を必要とせず、比較的容易に用いることが可能となっている。 |
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また作中及びアニメ版においてコダールシリーズは、「衝撃波を飛ばし敵をバラバラに吹き飛ばす」、「受けた銃弾を無力化する」、「力を両手に集中させ青白い球体の塊を作り敵に投げつけ両断する」、「指を指し出しその先に集めた力を敵に向けて撃ち敵を内部から直接破壊する」、などラムダ・ドライバを使った多種多様な技を繰り出している。また、機体を自爆させた際に搭乗者を(ある程度まで)保護することも可能。 |
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ただし、初代コダールにおいてはラムダ・ドライバが不完全だったため、発動に際し一時的に機体がオーバーヒートする場合がある。作中ではコダールが『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で近距離での57mmAS用ライフル弾に対しオーバーヒートを起こしている。コダールの完成型であるコダールiも『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』でビルの倒壊に対してラムダ・ドライバを発動させオーバーヒートを起こしているが、検査の結果何の異常も見られなかったため、こちらはガウルンによるブラフと見られる。 |
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なお、その効果が及ぶ範囲は本人が意識を寄せている部位に限定されているため、不意打ちを受けるなどすると、通常の機体と同様にダメージを負う事もある(これはベヘモスも同様)。『踊るベリー・メリー・クリスマス』以降、ミスリルがラムダ・ドライバの観測機材である"妖精の目"を実用化したことと併せて、その優位性は崩れてはいないものの、若干薄れている。 |
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=== 作中での活躍 === |
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;『戦うボーイ・ミーツ・ガール』 |
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:''Plan1056 コダール''が登場し、ガウルンが搭乗した。かなめを連れて逃走する宗介のサベージを撃破し、間一髪で救援に現れたクルツのM9と交戦する。この際はクルツの罠にかかり、とっさにラムダ・ドライバを発動させたために機体がオーバーヒートした。ただし、それによってクルツ機を撃破し、彼に重傷を負わせている。その後宗介のアーバレストと交戦し、ラムダ・ドライバを使いこなせない宗介を追い込むが、かなめの助言によって宗介がラムダ・ドライバを発動させた事によって撃破される。このとき、原作ではガウルンは片脚を失った。 |
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;『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』 |
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:ラムダ・ドライバの安定性を高めた''Plan1058 コダールi''が登場し、こちらにもガウルンが搭乗している。この際は米海軍特殊部隊のM6A3を多数撃破し、その後の西太平洋戦隊との戦闘ではマオのM9を撃破した。ただしその後にビルの崩壊に巻き込まれることでオーバーヒートし、TDD-1格納庫に保管される。その後発生した艦内での戦闘では、TDD-1格納庫内でアーバレストと格闘戦を演じた末に自爆装置を作動させるが、TDD-1のカタパルトで太平洋上に打ち出され、太平洋上で爆散した。 |
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;『終わるデイ・バイ・デイ』以降 |
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:より完成度を高めた''Plan1059 コダールm''が複数登場。それ以降はどちらかというと、ラムダ・ドライバを使いこなせるようになった宗介とアーバレストのかませ犬的な描かれ方をされていることが多い。 |
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=== 原作とアニメにおける差異 === |
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TSR最終話において、赤いゲイツ機と大型剣や槍を持った複数のコダールm(『[[スーパーロボット大戦W]]』では「Plan1059 コダールc」)が登場している。『つどうメイク・マイ・デイ』のあとがきにおいて、原作におけるコダールのデザインはすべて初期型と同一のデザインであり、同作品より登場した新型ASエリゴールがアニメ版にてガウルンやゲイツが搭乗した機体のデザインであると説明された。 |
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== ベヘモス == |
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{{Otheruses|架空の兵器「ベヘモス」|その名の由来となった伝承上の生物|ベヒモス}} |
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'''Plan1501 ベヘモス'''は、[[賀東招二]]の小説『[[フルメタル・パニック!]]』に登場する架空の人型兵器([[アーム・スレイブ]])のひとつである。 |
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アマルガムが開発した超大型のAS。そのサイズは40mに達し、通常のASの5倍に相当する。 |
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既存のASとは根本的に異なる機体であり、ベースとなった機体([[#コダール|Plan1056 コダール]]にとっての[[シャドウ (フルメタル・パニック!)|Zy-98 シャドウ]]、[[アーバレスト]]にとっての[[ガーンズバック (フルメタル・パニック!)|M9]]等)は存在しない。また、そのコンセプトは「対AS用のガンポート」であり、圧倒的な火力による制圧を目的としている。通常のAS1機ではまず太刀打ちできず、[[ガーンズバック (フルメタル・パニック!)|M9]]複数機を以てしてようやく撃破、あるいは無力化できるほどの耐久性も持ち合わせている。 |
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ただし、その巨体は数千tという破格の重量を有しており、本来、動かす事はおろか自立自体が不可能である。それを解決するためにこの機体にも[[ラムダ・ドライバ]]が搭載されており、自重を支え、自壊を防ぐためにこれを用いている。ただし、搭乗者は常時ラムダ・ドライバの使用に集中している必要があり、『疾るワン・ナイト・スタンド』において、搭乗者の集中力が切れかけたために機体に軋みが生じるという描写が見られた。 |
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なお、他のラムダ・ドライバ搭載機と同様にこれを防壁として用いる事も可能である。もっとも、本機の場合はそのサイズと重量ゆえに回避行動が全く取れないため、防壁としてのラムダ・ドライバもまた必要不可欠の装備である。ただし、自重を支える機能(A-ファンクション)と防壁の機能(B-ファンクション)はあくまでも別系統であるため、通常武装でダメージを与えることは不可能ではない。事実、クルツは数度に渡り、一瞬の隙を突く形でこの機体を狙撃してダメージを与えているし、機雷で脚部に損傷が出ることもあった。 |
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『疾るワン・ナイト・スタンド』中に登場した台詞によれば、1機当たりの製造コストは[[巡洋艦]]2隻に相当する。また、作中でセイナが燃料は40時間分である旨を語っている。 |
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『燃えるワン・マン・フォース』では、かなめが「ベヘモスi」という機体についての評価をしている描写があったが、詳細は不明。 |
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コクピットは頭部に位置しており、軽自動車サイズの球状のカプセルに収められている。内部は広めに造られており、居住性が高く、メインモニターは搭乗者の頭の動きに合わせて動く仕組みになっている。 |
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=== 作中での活躍 === |
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;『疾るワン・ナイト・スタンド』 |
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:テロ組織"A21"がアマルガムから供与された機体が登場した。この際はアマルガムにとっては試験的な意味合いが強く、本来のコンセプトと異なり固定武装のバルカン砲『竜の吐息(ドラゴンブレス)』以外は『太刀』しか装備していない。この『太刀』さえも切れ味はないに等しく、棒切れのような物である。"A21"の構成員であるクガヤマ・タクマがこれに搭乗し、[[自衛隊]]の[[第二世代アーム・スレイブ#96式|96式]]3機と、マオの[[ガーンズバック (フルメタル・パニック!)|M9]]を撃破した。しかし、[[相良宗介|宗介]]の[[アーバレスト]]と交戦した際に、ラムダ・ドライバの冷却装置を破壊された事によって自重を支えきれなくなって崩壊した。 |
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;『つづくオン・マイ・オウン』 |
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:3機のベヘモスがメリダ島基地を襲撃した。この際は本来のコンセプト通りに大量の火器を満載しており、『太刀』を持たない代わりに戦艦の主砲をベースとした火砲を持ち、対地ミサイルの類も多数搭載していた。 |
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:この内1機はクルツ他のSRT要員のM9と交戦し、スペック機を大破させるなど甚大な被害を与えた。しかし、スペック機撃破の際にラムダ・ドライバの使用に気をとられた結果、コクピットの防護が疎かになった所を突かれてクルツにより撃破される。 |
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:他の2機はそれぞれクルーゾーとマオのM9及び二人が操作する無人兵器群と交戦し、1機はメリダ島を脱出する[[トゥアハー・デ・ダナン (フルメタル・パニック!)|TDD-1]]の前に立ち塞がる。しかし、激突の寸前にクルツとクルーゾーのM9からの射撃を受けた結果下半身の防壁が薄れ、そのままTDD-1の体当たりを受ける形で撃破されている。なお、残り1機に関しては全ての兵装を使い切ったことが描写されている。 |
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;『つどうメイク・マイ・デイ』 |
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:ミスタ・Auの指揮下にある部隊の機体として、3機のベヘモスがニケーロにあるレナードの拠点を襲撃する。この際もメリダ島を襲撃した際と同様に大量の[[重火器]]を装備していたが、宗介の駆る[[レーバテイン (フルメタル・パニック!)|レーバテイン]]と交戦し、全機が撃破されている。 |
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== ベリアル == |
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<table border="1" cellpadding="2" cellspacing="0" align="right" width="300px"> |
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<caption>機体諸元</caption> |
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<tr><td align="center" colspan=2 style="border-bottom:3px solid gray;">べリアル</td></tr> |
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<tr><td>型式番号</td><td>Plan 1055</td></tr> |
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<tr><td>設計者</td><td>不明(レナード・テスタロッサか)</td></tr> |
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<tr><td>全高</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>重量</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>動力源</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最大作戦行動時間</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最高自走速度</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最高跳躍高</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>固定武装</td><td>40mm機関砲<br>他</td></tr> |
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<tr><td>基本携帯火器</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>搭乗者</td><td>レナード・テスタロッサ</td></tr> |
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</table> |
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'''Plan1055 ベリアル '''は、[[賀東招二]]の小説『[[フルメタル・パニック!]]』に登場する[[アーム・スレイブ]]。名前の由来は悪魔の「[[ベリアル]]」。 |
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アマルガムにより運用される機体であるが、実質的にレナード・テスタロッサの専用機となっている。'''[[ラムダ・ドライバ]]'''搭載機であり、機体本体の性能は未知数だが、[[アーバレスト|ARX-7 アーバレスト]]とは比べ物にならないほど高い。 |
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外見上の特徴として、従来のASとは異なり、本機は翼を有している。作中においてこの翼はラムダ・ドライバを利用した飛行システムとして運用されており、変幻自在の3次元機動が可能となっている。また、固定武装として左腕部に40mm機関砲を内蔵するほか、背部にも何らかの武装が装備されている(作中においてはその存在のみが語られている)。また、アーバレストやレーバテインと同様に双眼式のメインセンサーを装備し、頭部には左右非対称の角がある。 |
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通常、ラムダ・ドライバの発動には高い集中力が必要とされるため常人には使用が困難で、できたとしても数瞬のみだと言われている。しかしウィスパードであるレナードは、オムニ・スフィアにアクセスすることで「ラムダ・ドライバの力をすべて引き出せる」らしく、ラムダ・ドライバを長時間に渡って発動させ、常識はずれな動きをすることが可能。 |
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=== 作中での活躍 === |
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;『つづくオン・マイ・オウン』 |
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:陣代高校校庭において宗介の乗った[[アーバレスト|ARX-7 アーバレスト]]と対峙し、レナードの説得に応じなかった彼等と戦闘、完全に大破させた。その後かなめを連れて撤収している。 |
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:アルは危険と判断し即時撤退を推奨するも、宗介と同じくそれができないとわかっていて戦闘を行っていた。 |
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;『せまるニック・オブ・タイム』 |
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:ヤムスク11での戦闘にて[[レーバテイン (フルメタル・パニック!)|ARX-8 レーバテイン]]と初めて戦闘するも宗介がその場にいるテッサやレモンを護衛しなくてはならないこともあり[[アーバレスト|ARX-7 アーバレスト]]の時とほぼ同様に攻勢を保っていた。しかし、かなめがミスリルにもたらしミラが完成させたラムダ・ドライバ・キャンセラー「妖精の羽」の力でラムダドライバの力場が消失、浮遊が出来なくなり墜落し、その隙に[[レーバテイン (フルメタル・パニック!)|ARX-8 レーバテイン]]やテッサたちに逃げられている。 |
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== アラストル == |
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<table border="1" cellpadding="2" cellspacing="0" align="right" width="300px"> |
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<caption>機体諸元</caption> |
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<tr><td align="center" colspan=2 style="border-bottom:3px solid gray;">アラストル</td></tr> |
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<tr><td>型式番号</td><td>Plan 1211</td></tr> |
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<tr><td>設計者</td><td>レナード・テスタロッサ</td></tr> |
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<tr><td>全高</td><td>2m強</td></tr> |
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<tr><td>重量</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>動力源</td><td>パラジウム・リアクター<br>製造元・形式不明</td></tr> |
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<tr><td>最大作戦行動時間</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最高自走速度</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>最高跳躍高</td><td>不明</td></tr> |
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<tr><td>固定武装</td><td>腕部12.7mm機関銃<br>自爆装置</td></tr> |
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<tr><td>搭乗者</td><td>なし</td></tr> |
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</table> |
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'''Plan1211 アラストル '''は、[[賀東招二]]の小説『[[フルメタル・パニック!]]』に登場する[[アーム・スレイブ]]。 |
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「'''第三世代型AS'''」を基にして、対人用に作られたもので、作中ではレナードの護衛や警備に使用されている。基本的にはマスターの命令に従って行動するが、あらかじめプログラムされた行動を取ることも可能。 |
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基本構造は第三世代型ASと変わりがないが、そのサイズは殆ど人間と同じサイズにまで縮小されている。レナード曰く、動力源であるパラジウムリアクターの縮小は苦労したという。 |
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武器に関しては腕部に12.7mm機銃を内蔵しているほか、行動不能時には自爆装置を作動させてボール・ベアリングを撒き散らすようにプログラムされている。また、人間を上回る身体能力と耐久性を生かした格闘戦もこなすことが出来る。 |
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歩兵用の銃器ではその破壊は極めて困難。ただし、人型をとっている事により、宿命的に関節部は脆い。そのため、上手く関節部にダメージを与えることができれば、拳銃一挺でも行動不能に追い込むことは出来る(作中においてクルツがFNハイパワーを使い実践)。 |
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電子戦闘能力に関しては詳細は明らかになっていないが、AIの性能上、高等な判断は不可能。ただし、データリンク機能を有しており、ある程度の学習能力も持ち合わせている。 |
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なお、基本的に対人用に開発された機体であるため、通常のASの兵器に耐えるだけの強度は無いし、対AS用の兵器も装備していない。 |
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=== 作中での活躍 === |
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;『終わるデイ・バイ・デイ』 |
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:東京においてレナードの護衛として登場。この際は[[千鳥かなめ|かなめ]]の暗殺を目論むガウルンの手の者(メディアによってキャラが異なる)の粛清を行っている。 |
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;『踊るベリー・メリー・クリスマス』 |
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:パシフィック・クリサリス号の倉庫に積み込まれていた機体が西太平洋戦隊と船内で交戦する。このうち2機は船内の銃撃戦において破壊され、11機は[[アーバレスト]]の頭部チェーンガンによって撃破された。 |
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;『つづくオン・マイ・オウン』 |
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:『終わるデイ・バイ・デイ』と同様にレナードの護衛として登場する。 |
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;『つどうメイク・マイ・デイ』 |
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:ニケーロにあるアマルガムの拠点警備用に、複数機が配備されている。このうちの数機が宗介の操縦するM6A3と交戦し、破壊されている。 |
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== エリゴール == |
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'''Plan 1065 エリゴール(ERIGOR)'''は、[[賀東招二]]の小説『[[フルメタル・パニック!]]』に登場する[[アーム・スレイブ]]。名称の由来は、[[ソロモン72柱]]の一柱である序列15番の悪魔[[エリゴス]]。 |
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アマルガムが開発した[[ラムダ・ドライバ]]搭載型アーム・スレイブの最新鋭機で、同組織のAS[[#コダール|コダール]]の発展型ASである。基本的な外見は、コダールと同様であるが、細部に違いがある。コダールのようなポニーテール状の放熱索は無く、代わりにブレード状の放熱板が背中に伸びている。また、上半身にはボリュームがあり、コダールとは異なる力強さ、敏捷さと獰猛さを内に秘めたマッシブなシルエットを呈している。 |
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なお、機体デザインはアニメ版のコダールiのものである。 |
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原作では、三機の色違い・装備違いのエリゴールが登場しており、それぞれの機体にはレナード・テスタロッサの部下が搭乗している。 |
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それぞれ、黒色の機体はリー・ファウラー、白色の機体はサビーナ・レフニオ、赤色の機体はヴィルヘルム・カスパーが搭乗しており、ファウラー機は超大型の単分子カッター、サビーナ機は大型のガトリング砲、カスパー機は大口径の狙撃砲を装備している。 |
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=== 作中での活躍 === |
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;『つどうメイク・マイ・デイ』 |
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:クルーゾー・マオ・クルツの三機の[[ガーンズバック (フルメタル・パニック!)|M9]]と戦闘を開始するが、「アマルガム」が派遣した軍勢がレナードたちにも攻撃したために、レナードを守るために撤退する。 |
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;『せまるニック・オブ・タイム』 |
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:終盤、赤色のエリゴールのパイロットであるヴィルヘルム・カスパーがクルツ・ウェーバーの狙撃によって射殺された後に、[[レーバテイン (フルメタル・パニック!)|レーバテイン]]に搭乗した宗介によって破壊されている。 |
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{{フルメタル・パニック!}} |
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[[Category:フルメタル・パニック!の登場兵器|*あまるかむ]] |
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[[zh:柯達爾]] |
2010年3月23日 (火) 08:40時点における最新版
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