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{{画像提供依頼|JALウェイズの本部 - 千葉県成田市[[成田国際空港]]内 日本航空成田オペレーションセンター3階 |date=2010年2月}} |
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{{航空会社情報ボックス |
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2010年2月14日 (日) 18:20時点における版
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設立 | 1990年10月5日 | |||
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拠点空港 |
成田国際空港 (使用:第2旅客ターミナル) | |||
マイレージサービス | JALマイレージバンク | |||
航空連合 | ワンワールド | |||
親会社 | 日本航空 | |||
代表者 | 代表取締役社長 池田博 | |||
外部リンク | http://www.jalways.co.jp/ |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 東京都品川区東品川2丁目4番11号 |
設立 | 1990年10月5日 |
業種 | 空運業 |
事業内容 | 航空運送事業等 |
代表者 | 代表取締役社長 池田博 |
資本金 | 30億円 |
売上高 | 2,001億円(2008年度) |
従業員数 | 2,848人(2009年4月1日現在) |
主要株主 | 日本航空インターナショナル 100% |
外部リンク | http://www.jalways.co.jp/ |
特記事項:主要株主はEDINET日本航空インターナショナルから。 |
株式会社ジャルウェイズ(かぶしきがいしゃジャルウェイズ、英称:JALways Co., Ltd.)とは、日本の航空会社で、JALグループの構成会社である。前身はジャパンエアチャーター。
歴史
1991年より「ジャパンエアチャーター(JAZ)」の社名で福岡~ホノルル線を最初にチャーター便とウェット・リース便を開始し、1999年に現社名に変更した。
タイに訓練拠点を持ちタイ人の客室乗務員を多数採用することで運航コストを下げることが別会社を作った大きな目的の1つであったが、タイ人を採用したのは教育程度が高く、しかも接客に定評があることと、日本から多数の直行便が就航しており、乗員の行き来がしやすいという理由もあった。
コスト低減に貢献した上に、タイ人を主体としたサービスも好評なことから後にチャーター便だけではなく、「リゾッチャ」サービスが実施される日本航空のリゾート路線を中心に定期便を運航するまでになった。現在はフィリピン人の客室乗務員も採用している。
なお、JALウェイズの現在の客室乗務員の制服のブラウスの色が黄色[1]であるのは、タイにおいて黄色が王室の色であると同時に、「この色の衣服を着用すること自体が同国の王室への敬意を表す意味があるため、あえてこの色を選んだ」という噂がある。
また、パイロットも外国籍のパイロットが多いほか、外国籍のJALウェイズ籍のパイロットによる日本航空籍の747-400への乗務も開始された。
路線
- 東京(成田)・名古屋(中部)・大阪(関西)-ホノルル (一部JALによる運航)
- 東京(成田)-コナ (コナ→成田はホノルル経由)(JALによる運航)
- 東京(成田)・大阪(関西)-グアム (JALによる運航)
- 東京(成田)・名古屋(中部)・大阪(関西)-バンコク (JALによる運航)
- 東京(成田)-ホーチミン (JALによる運航)
- 東京(成田)・大阪(関西)-デンパサール (JALによる運航)
- 東京(成田)-ニューデリー (JALによる運航)
- 東京(成田)-シドニー
- 東京(成田)-ブリスベン
- 東京(成田)-マニラ ニノイ・アキノ国際空港 (JALによる運航)
- JALによる運航であっても、コールサインはJ-WAYSが使用され、表示便名もJO便である。
かつての路線
運航機材
現在
- ボーイング747-400
- ボーイング777-200/300
- ボーイング767-300
全機が日本航空との共通事業機材であり、同社の塗装となっている。
過去
- ボーイング747-200/300
- マクドネル・ダグラスDC-10-40
自社塗装の機材が多く、「リゾッチャ」塗装の機材も存在した。
サービス
機内サービス
JALウェイズ運航便も日本航空インターナショナル運航便の機内サービスに準じており、日本航空インターナショナルの運航便と同様にファーストクラス・エグゼクティブクラスの上級クラスのサービスも行っている。日本航空インターナショナルとほぼ同等のサービスが提供されるが、エグゼクティブクラスではタイ人客室乗務員も多く担当しており、タイ人客室乗務員の明るい接客対応は高い評価も受けている一方で、難しい日本語が通じないことや、一部においてはマニュアル通りでサービスに融通効かないこともあるのがマイナス面として指摘されている。なおJALウェイズ運航便独自のサービスは行われていない。
またJALウェイズでは、JALからの出向乗務員も多く働いている上、国内航空会社、外資系航空会社で客室乗務員を経験した「経験者採用枠(契約制)」にも力を入れており、こういった日本人乗務員とタイ人、フィリピン人との混成編成により、タイ人やフィリピン人の弱い日本語面でのサービス強化にも力を入れている。
客室乗務員受験者にとっても人気の高い航空会社だが、英語圏をメインとした国際線のみの運航、また外国人客室乗務員との細かな意思疎通が必要なため、JALや他の国内航空会社よりも高い語学力が求められている。[2]。
地上サービス
日本航空インターナショナル運航便の地上サービスと同様で、JALウェイズ運航便独自のサービスは行われていない。
JALグループ企業 (グループ企業のうち、航空事業者)
JALグループは国際航空連合(アライアンス)「ワンワールド」に加盟しているが、※のある航空会社は経営施策上ワンワールドには加盟していない。
- 日本航空(持株会社)
- 日本航空インターナショナル(JAL)
- 日本トランスオーシャン航空(JTA)
- JALエクスプレス(JEX)
- JALウェイズ(JAZ)
- ジェイエア(J-AIR) -「運送の共同引受」により全便をJAL便として運航。法人名として表記する以外は対外的には「ジェイ・エア」を使用。
- 日本エアコミューター(JAC)※
- 北海道エアシステム(HAC)※
- 琉球エアーコミューター(RAC) ※
事故
- 2005年8月12日:マクドネル・ダグラスDC-10で運航されていた福岡発ホノルル行58便が福岡空港離陸直後にエンジンから出火、市街地に破片が散乱する事故があり、地上にいた2人が負傷した。また、日本航空123便墜落事故から20年後の同じ日に発生したことから、ニュースでも大きく報道された。
- 2006年2月28日:ボーイング747で運航されていたホノルル発成田行71便が太平洋上で乱気流に巻き込まれる事故があり、乗客2人が負傷した。
脚注
- ^ 日本航空の客室乗務員はJALウェイズと同じ制服に白いブラウスを使用、スカーフも色と柄が違う 出典:月刊エアライン2009年2月号
- ^ 株式会社ジャルウェイズ-契約客室乗務員募集要項