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シェオル(しぇおる)はヘブル語の音訳である、新改訳聖書では「よみ」の原語である。新改訳聖書の欄外注に記されている。新約聖書のギリシア語は、「ハデス」「ゲヘナ」がこれに相当する原語である。

  1. 旧約聖書時代は多くの場合、よみは死人のいる所であり、墓を意味した。
  2. 天と対象的な所、低い、暗いところ。
  3. 悪人の住むところ、主なる神はよみにも偏在して、信仰者をそこに捨て置くことはなさらない。
  4. 新約聖書においては、「ハデス」は「死者が終末のさばきを待つ中間状態で置かれるところ」で、「ゲヘナ」は「神の究極のさばきにより、罪人が入れられる苦しみの場所」を指す。

参考文献

  • 『新聖書辞典』いのちのことば社、1985年
  • 『新改訳聖書』