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2008年12月18日 (木) 15:06時点における版
簡易無線(かんいむせん)は、150MHz、348MHz、465MHz、468MHz付近及び50GHzの周波数を利用する、無資格で使用可能な無線局である。 903MHz付近を使用するパーソナル無線も簡易無線局の種別の一つであるが、ここでの説明は省略する。
概要
無資格で使用することは出来るが、総務大臣の無線局免許が必要である。空中線電力は348MHz帯及び50GHz帯を利用する物を除き5Wまで指定を受けることが出来る。なお、348MHz帯については1Wまでとなっている。
主な用途とすれば、中小零細企業の営業連絡用として使用されているが、348MHz帯ではデータ伝送用やエリアトークといわれる自治会向けの同報通信システムとして利用されることがある。また、50GHz帯ではパソリンクと言う商品名で、動画の伝送を行えるようになっている。
なお、50GHz帯を除き、アナログ方式の簡易無線局には無線設備個体識別番号装置が付加されている。
平成34年11月30日までに、348MHz、465MHz、468MHzを使用するアナログ簡易無線局は、デジタル方式へ移行しなくてはならないこととなった。