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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2008年7月23日 (水) 13:56時点における版

スコットランド民族党(スコットランドみんぞくとう、英語: Scottish National Party, スコットランドゲール語: Pàrtaidh Nàiseanta na h-Alba)は、グレートブリテン島北部と周囲の島々で構成されるスコットランド地域政党イギリス議会(ウェストミンスター議会)にも進出している。組織年は1934年日本語表記としてはスコットランド国民党と言う党名も流布されている。


イギリスの政党
党名:
英文名:
スコットランド民族党
Scottish National Party
成立年月日: 1934年
党首: アレックス・サモンド
庶民院議員: 6(2005年5月現在)
ウェブサイト: Home Page — SNP - (公式サイト)

概要

スコットランドの分離独立を主張する。イギリス北海に持つ油田の多くがスコットランド領海に存在することを指摘し、それを独立後のスコットランドの財政的基盤にするために、ノルウェー石油基金を参考にして独自の石油基金を立ち上げることを考えている。2005年総選挙に際して発表されたマニフェストにおいても、地方分権ではなく独立を求めていることを改めて表明した。その他の政策については、ヨーロッパ各国の社会民主主義政党と似通っており、累進課税強化や福祉重視を掲げている。

独立後の政策については、欧州単一通貨ユーロの導入、積極的な移民受け入れ、非核化を打ち出している。対英関係についての主流意見はイギリス連邦の一員となることを主張している。

2007年地方選での躍進

2007年5月3日に投開票が行われたスコットランド自治議会選挙(定数129)では、選挙前の25議席からほぼ倍の47議席に躍進し、過半数の65議席には届かなかったものの労働党(46議席)を抑え、第1党の座を確保した。

その後、党首のアレックス・サモンドは、2007年5月16日にスコットランド議会において首相に選出された。得票数は、サモンドが49票、労働党のジャック・マコンネルが46票、棄権は33票と際どいものだった。また、SNPは緑の党の2名の議員の支援をうけた。

外部リンク