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'''キロ'''は[[国際単位系]](SI)における[[接頭辞]]の一つで、以下のように、基礎となる単位の10<sup>3</sup>(=1,000)倍の量であることを示す。記号は小文字の[[K|k]]であるが、大文字でKと書かれることもある。 |
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*1[[キログラム]] = 1000[[グラム]] |
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*1[[キロメートル]] = 1000[[メートル]] |
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*1キロワット = 1000[[ワット]] |
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*1キロジュール = 1000[[ジュール]] |
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[[1795年]]に定められたもので、[[ギリシャ語]]で[[1000]]を意味するχίλιοιに由来する。 |
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単に「キロ」と言った場合には、キロメートル(km)またはキログラム(kg)を指すことが多く、[[キロメートル毎時]](km/時)を指すこともある。また、技術者は金額や人口などの1000についても「キロ」を用いることがある(例えば20000円を「20キロ円」と呼び、¥20kと略記する)。特にアメリカの軍では、しばしば"klick"と略される。 |
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== コンピュータにおける使用法 == |
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コンピュータの記憶容量について言及する場合は、キロは必ずしも1000を意味するとは限らず、1024(=2<sup>10</sup>)を指す場合の方が多い。例えば1[[キロバイト]]は1000[[バイト]]ではなく1024バイトである。例外的に、ハードディスクの容量については1000バイトを指すことがある。その方が数字が大きくなるからである。また、データ転送量についても、キロや[[メガ]]はSIに準拠した意味を持つ。例えば56キロビット/秒(kbps)は、57344bpsではなく56000bpsである。 |
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一般的には、1000については小文字のk、1024については大文字のKを使うという慣習がある。しかし、これは普遍的でなく信頼できないとして、SIでは1024のための[[2進接頭辞]]「キビ」(記号:Ki)が導入された。しかし、キビはあまり用いられていない。 |
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2005年5月25日 (水) 16:19時点における版
キロは国際単位系(SI)における接頭辞の一つで、以下のように、基礎となる単位の103(=1,000)倍の量であることを示す。記号は小文字のkであるが、大文字でKと書かれることもある。
1795年に定められたもので、ギリシャ語で1000を意味するχίλιοιに由来する。
単に「キロ」と言った場合には、キロメートル(km)またはキログラム(kg)を指すことが多く、キロメートル毎時(km/時)を指すこともある。また、技術者は金額や人口などの1000についても「キロ」を用いることがある(例えば20000円を「20キロ円」と呼び、¥20kと略記する)。特にアメリカの軍では、しばしば"klick"と略される。
コンピュータにおける使用法
コンピュータの記憶容量について言及する場合は、キロは必ずしも1000を意味するとは限らず、1024(=210)を指す場合の方が多い。例えば1キロバイトは1000バイトではなく1024バイトである。例外的に、ハードディスクの容量については1000バイトを指すことがある。その方が数字が大きくなるからである。また、データ転送量についても、キロやメガはSIに準拠した意味を持つ。例えば56キロビット/秒(kbps)は、57344bpsではなく56000bpsである。
一般的には、1000については小文字のk、1024については大文字のKを使うという慣習がある。しかし、これは普遍的でなく信頼できないとして、SIでは1024のための2進接頭辞「キビ」(記号:Ki)が導入された。しかし、キビはあまり用いられていない。