「東京地下鉄深川工場」の版間の差分
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2008年3月11日 (火) 17:57時点における版
深川工場(ふかがわこうじょう)とは、東京都江東区にある東京地下鉄の工場。
沿革
深川工場は1968年に、東西線の工場業務担当職場として建設された。
位置
東京都江東区塩浜に位置する深川車両基地内の東側にある。同敷地内には深川検車区もある。詳細は深川検車区の位置を参照。
担当車両
過去の担当車両
- 東葉1000系
- 5000系
- 定期検査入場としては2003年4月17日に出場した5809Fが最終となった。それに際してヘッドマークが作成されており、2007年の一般公開時に展示された。なお、2006年(平成18年)11月18日に5950Fが入場した。
概要
検車区設備については深川検車区の設備を参照。
東西線に所属する車両の重要部検査・全般検査及び改造工事等を行う。また東葉高速鉄道に所属する車両についても、同社からの委託により行われている。
沿線道路(工場北側)から見て1番手前の線や手前から2番目の線には編成を組んだ状態又は編成を2分割した車両が留置される。写真奥に見える工場内に列車が入っている時には扉が閉まっている事が多く、入場車両の特定は難しいが、検修庫の先端部まで車両が入線している場合、検修庫の先端部(この部分も沿線道路に接している)からは工場の窓硝子を通してある程度判別出来る(先端部以外では窓硝子を通して見えない)。この線は構内試運転に用いられる事もある様である。尚、留置線に留置されている入場車両の側窓には赤字で「試運転」とかかれた物が貼られている事があるが、以前は側面表示幕を持つ05系にも貼られる事があった。手前から2番目の線も入場車両の留置に用いられる。尚、東西線車両は編成を2分割しても自走可能である。敷地内の移動は自走による事も多いが、無車籍の牽引車に牽引される事もある(先頭車以外(簡易運転台つき車両含む)を先頭にしての自走は通常行われていない)。
公道から離れた奥の方では1両ずつに分割してクレーンで車体を持ち上げなどが行われる。その東側では台車置き場などがある。手前の線から出てきた車両がスイッチバックして奥の方に入って行く事が多い(なお、この入換に使用されるポイントは手動である)。なお、工場東側部分は入口が開いていて、外からでも見える事がある。
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新車の整備(05-143F) 運行番号がK(JR車の運用)となっている
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定検入場中の05系
工場内から出て来た所
前照灯と尾灯の両方が点いている -
編成を分割して移動中の05系
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牽引車に牽引される07-203と07-303(現:07-803)
画面中央に見える手動変轍器は工場内での車両入換えに使用される。
05系初期車C修繕工事
05系のC修と思われる工事は工場外の留置線で行われた事もある。少なくとも05-109Fの他1編成の05系チョッパ車が屋外で車内の補修工事を行った。
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屋外で工事を受ける05-109F。C修と思われる工事が屋外で実施された(営団時代)。
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上の画像の左部分
この時は床の張替えを行っていた。
なお、看板は基地の公道に面した部分の検車区事務所寄りに設置されているもので、検車区の事務所までの距離(50m)と工場までの距離(750m)が書かれている。民営化時に営団表記が隠された。
冷房装置交換工事
2006年より、丸みを帯びた形状の冷房装置(当工場担当の車両としては05系6~9次車と07系が搭載)を搭載した車両のうち、05系10次車以降の角ばったものに交換が行われた車両がある。現在までの交換車(施工順)は05-120F、05-119F、07系転用改造済み車(転用改造と同時施工)である。
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一時的に冷房装置がなくなっている07-103Fの一部車両。
07系転属改造工事
東西線の07系は有楽町線から転属した車両であるため、改造を受けている。工事内容に付いては07系の項を参照願いたい。この改造工事の過程では編成構成の成り立たない順序で留置されていることもあった。また、同一車両内でも帯の貼り替えに期間を要した車両もある。
- 07-103F 2006年7月29日に転属し9月中旬まで改造を行った。
- 07-104F 2006年10月14日に転属し12月中旬まで改造を行った。
- 07-105F 2006年12月23日に転属し、しばらく検車区の裏に留置された後3月始めごろまでに改造を行った。
- 07-106F 2007年3月3日に転属し、5月下旬まで改造を行った。
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104 - 504 - 604 -004 (CT-Tc-Tc-CT)の4連で留置中の07-104F。