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電波系(でんぱけい)
サブカルやオタク系のメディア、特に匿名掲示板2ちゃんねるなど一部の文脈において、「電波」「デンパ」「デムパ」「毒電波」などの表記で人を侮蔑、罵倒するための言葉としても用いられることがある。批判をするのではなく、初めから聞く耳を持たないという態度を取るときに使う。こうした文脈では、「電波系」という括りがなされることが多く、この題名の本も出ているほどである(村崎百郎・根本敬『電波系』1996/9 太田出版 ISBN 4872333055)。
1981年の深川通り魔事件の犯人が、己の行動を電波が命令したと証言した事に由来する。後、統合失調症(精神分裂病)の妄想に対し用いられるようになった。普及の背景には成人向けゲームである「雫」が狂気を誘発する「毒電波」として表現したことがある。ちなみに同作は発売は1996年1月であり、村崎らの著書より8ヶ月早い。(相原コージ・竹熊健太郎の「サルでも描けるまんが教室」が先と思われる)
似て非なる珍しい事例として、虫歯の治療で詰めた金属が鉱石ラジオとなり、骨伝導で本当に電波を聞いてしまう事もあると言われるが、真偽のほどは定かでない。