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「Wikipedia:ノートページのガイドライン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Wikipedia:議論が終わったらまとめておく2007-07-28T14:20:14の版から。主要執筆者はDora ,Johncapistrano ,たね,Tamago915 ,Aotakeほか
利用者:(=HS))による内容の再構成を代理投稿(即時削除版と同一)
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{{Proposed|のうとぺえじでのかんしうてきなきまり}}
{{proposed|きろんかおわったらまとめておく}}
ウィキペディアの各ページにはそれぞれ、ページの内容について利用者が議論するための「'''ノートページ'''」が用意されています。基本的には、主ページの内容やスタイルなどについて質問や感想を投稿したり、主ページの加筆・修正の提案などを行ったりする場です。ノートページでのコメントは記事の本文とは性格が異なりますので、良い意味で気軽に書かれて構いません。また、[[Wikipedia:スタイルマニュアル]]はノートページには適用されないため、表記などはご自身の好きなスタイルを用いることができます。ただし、趣旨のわかりやすい記述となるように注意する必要と[[Wikipedia:ウィキケット|エチケット]]を守る必要があります。また、下記のように、ノートページをお互いに使いやすくするためのルールや慣習がいくつかあります。


== コメントを勝手に編集しない ==
* この解説は、英語版の[[:en:Wikipedia:Refactoring|Wikipedia:Refactoring]] (6 Aug 2004) の翻訳です。
他人の言葉を、その人が考えていない内容に書き換えたり、削除してはいけません。署名を書き換えてはいけません。ただし、以下のような例外があります。
* これと関連する内容は、[[Help:ノートページ#ノートページのリファクタリング| Help:ノートページ]]の、「一般的なノートページの書き方とレイアウト」の節にあります。あわせてご参照ください。
*著作権侵害やプライバシー侵害、名誉毀損などにあたる記述の削除([[Wikipedia:削除依頼|削除依頼]]の対象となります)
* '''この内容は、日本語版ウィキペディアでは、まだ合意のとれたルールにはなっていません'''。特に、現在、日本語版では、'''ノートページでの署名付の発言を改竄すること'''は'''投稿ブロックの対象'''になりかねないような禁止事項とされています([[Wikipedia:投稿ブロックの方針|投稿ブロックの方針]]のノートで議論中)。
*署名のない投稿への署名の補完や、マークアップの修正
* タイプミスや文法の誤りの修正
*[[Wikipedia:個人攻撃の除去|個人攻撃の除去]]
*他の参加者との相談により合意が得られた場合
:当該ノートや場合によっては井戸端などで合意形成を得ることができれば、何らかの問題がある文章に削除・過去ログ化を伴った編集を加えることができます。ただし、明らかに問題がある文章であっても、そう考えているのは自身だけかもしれないことに十分注意してください。
*「過去ログ化」や「議論の要約」に伴うもの([[#ノートページの整理]]を参照)
*自分のコメントの編集
:必要があれば、自分のコメントを後から編集しても構いません。その際は、削除部分には取り消し線、追加部分には下線を引くなどして、後から改変したことがはっきりわかるようにする必要があります。あたかも最初からそうであったように文章を編集することは、文章のつながりを意味不明なものにするだけでなく、他の利用者の信頼をも失う結果となりかねません。下線などの文字修飾の方法は[[Help:ページの編集#文字飾り]]を参照してください。


== 投稿には署名する ==
今後、このページの内容を確認し、日本語版の現状に合わせた調節が必要になるかもしれません。議論はこのノートで行います。
ノートページや会話ページ、井戸端、削除依頼・保護依頼などの依頼ページに書き込むときには、その末尾に署名をしてください。署名することにより、いつ誰が何を言ったかが理解しやすくなり、議論を追うことも容易になります。
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署名の行い方は[[Wikipedia:ノートのページでは投稿に署名をする|Help:署名の方法]]を参照してください。


==  議論は下方向に進める ==
記事の[[Help:ノートページ|ノートページ]]などでの議論が合意に達したら、元の意味を変えないように注意しながら、文章が読みやすくなるように、書き直すことができます。これは、そのノートの議論をあとから参考にしやすくするために行います。ここでは、この作業を'''議論のまとめ'''('''リファクタリング''')と呼びます。
新しい発言は下に続くべきだと考えられています。ほとんど全てのノートで、新しい発言は下に続いています。新規の発言についても下に加えてください。時系列の混乱により、話の意味が分からなくなることがあります。


== 新しい話題には、新しいセクション(節)を作る ==
議論のまとめをうまく行えば、本題と関連のある重要な話題はきちんとすべて残しながらも、文章全体をずっと短くできる場合があります。議論のまとめの作業は、ウィキペディアでは重要です。議論のまとめがあれば、その記事の編集に新たに参加したいと思った人が、過去にノートで行われた長々しい議論(過去ログが何ページもできているノートもあります)のすべてに目を通さずにすむことになります。
新しい話題には、見出を使って新しいセクションを作りましょう。話の骨格を分かりやすくする効果があります。もし、新しい話題が不適切な見出しの中にある場合は適当な見出しを新しく作り、そこへ移動してあげましょう。見出しの作り方は[[Help:ページの編集#見出し・段落・横線]]を参照して下さい。
: 注意
# <small>[[リファクタリング]] (Refactoring) は、プログラミング用語です。プログラミング用語のリファクタリングは、プログラムのソースコードを、意味を変えないように、すっきりと書き直すことを指します。しかし、この用語は、「議論をまとめる」というこの作業の意味を理解させやすくするよりも、誤解を招くかもしれないとされる場合もあります。プログラムでは、「意味を変えないように書き直す」ということは非常に明確ですが、ノートでの議論については、意味が変わっていないかどうかは単純に結論づけられない点が大きく異なっているからです。</small>
# <small>Wikiの他プロジェクトでは、議論のまとめの作業を、その内容によって、リファクタリング (Refactoring) とリワーキング (Reworking) として区別している場合もありますが、ここでは、ノートページを読みやすくするために手を加える作業を、すべて「議論のまとめ」として扱います。</small>


== 記事名について議論するときは、その時点の名称を使う ==
議論のまとめの目標は、繰り返し出てくる内容を省いたり、関係ない情報を減らしたりすることで、より重要な情報の割合を高めることだと思ってください。今後その記事を編集しようとする人に役立たない不要な内容はみな削除してもいいでしょう。しかし、有用な情報を削除してはいけません。大事な情報ではあるがその場には不適切な内容なら、別の適切な場所に移動させるのがよいでしょう。
ページが移動された場合、通常はノートページも移動します。古い記事名で記事本文に言及することは、議論を複雑にする要因となります。詳しくは[[Help:ページの移動#概要]]を参照して下さい。


== ノートページの整理 ==
議論のまとめの作業に慣れるには、まず、[[Wikipedia:井戸端|井戸端]]、[[Wikipedia:調べもの案内|調べもの案内]]などで自分が関わった問答をまとめてみるのがよいでしょう。既に答えの出た解決済の事柄について、要約してみることです。
===過去ログ化===

ノートページが非常に大きくなったような場合には、既に議論が収束している部分の過去ログ化を行うことができます。また、自分の会話ページについては、各自の裁量でそれを行うことが認められています(警告の意図的な隠ぺいなどを除く)。詳細は[[Help:過去ログ]]を参照してください。
== 議論をまとめる時期 ==
===議論の要約===
議論がまだ継続中なのに、まとめるのは避けましょう。これはその議論をさらに紛糾させてしまう可能性があり、また、議論に参加している人からすれば、議論の最中にまとめられてしまうことは不愉快なことかもしれません。
議論によってノートの分量が膨大になったときには、議論の収束後にその要点をまとめておくことが推奨されています。これは[[Wikipedia:議論が終わったらまとめておく|Help:議論の纏め方]]を参照して、慎重に行う必要があります。

自分がその議論に参加し、何かを強く主張している場合は、自分がその議論をまとめるのはやめましょう。議論のまとめは、元の意味を変えないようにしなければならないのですが、あなたがまとめると、あなたの強い主張が反映されたまとめができてしまうかもしれません。

議論のまとめは、1回行えばそれで終わりというものではありません。継続して議論の更なるまとめを検討するのはよいことですし、まとめたいときに行ってかまいません。

== 議論をまとめる利点 ==
議論をまとめると、まとめる当人はもちろん議論の関係者みなの論点の重要性の程度などをすべてさらけ出すことになります。まとめる作業をどんなに慎重に行っても、関係者はショックを受けたり、教訓的だと感じたり、不満を持ったりするかもしれません。

自分が関与した議論を要約しようとするときには、自分の意見によるバイアスがかかってしまいがちですので、議論の過程で自分の心がどのような変化をしていったかを分析し、議論の過程を再度ずっと追ってみるのがよいでしょう。議論の最中には、熱くなるあまり、見落としてしまっていた重要な点を、議論をまとめようとしたときには気付くことが多いものです。井戸端などで議論のまとめをしてみると、うまくまとめるためにはどんなことを理解している必要があるか、がよくわかると思います。

== 署名の取り扱い ==
議論をまとめるときに、誰かの発言を編集したら、署名は削除してください。そうでないと、あなたが改変した内容を、署名の人が書いたものと誤解されてしまいます。その内容が、誰が主張した内容であるかが必要なら、第三者の発言として書いてください。例えば、「ウィキペディアは素晴らしい。 Jimbo」という署名付の発言を改変するときは、「Jimboさんは、ウィキペディアは素晴らしいと書きました。」とします。

まとめるときに使う単語は、もとの発言に使われているものをそのまま使ったほうがよい場合が多いでしょう。こうしておくと、元の発言とまとめたものを比べるときに、どの部分をまとめに使って、どの部分を省いたのかがわかりやすくなります。

関係ない発言は、以下の例のように省くことができます。ただし、署名付の発言の改変、削除は議論の対象となる可能性があることは覚えておいてください。

; まとめる前の議論(井戸端での例):
<div style="margin-left:1em; border:1px solid #aaa; background-color:#fee">
: ○○さんが、記事<nowiki>[[△△]]</nowiki>で、自説を譲るつもりが全くないみたいで、議論にならなくて困っています。経験豊富な方々、何とかしてください。初心者A
:: その問題は、井戸端で書くよりも、[[Wikipedia:論争の解決]]で依頼したほうがよいと思います。経験者A
::: [[Wikipedia:論争の解決]]は、仲裁を受け付けるページではありませんので、[[Wikipedia:コメント依頼]]に書くべき件だと思います。経験者B
:::: すみません、経験者Bさんの書かれた通りです。まず [[Wikipedia:論争の解決]]を読んで、状況がどこに当たるのかを考え、その上で必要なら [[Wikipedia:コメント依頼]]にその件を書くとよいでしょう。経験者A
</div>

; 議論をまとめた後:
<div style="margin-left:1em; border:1px solid #aaa; background-color:#efe">
: ○○さんが、記事<nowiki>[[△△]]</nowiki>で、全く自説を譲るつもりがないみたいで、議論にならなくて困っています。経験豊富な方々、何とかしてください。初心者A
:: その問題は、まず [[Wikipedia:論争の解決]]を読んで、状況がどこに当たるのかを考え、その上で必要なら [[Wikipedia:コメント依頼]]にその件を書くとよいでしょう。経験者A
</div>

同様に、後から意味がなかったとわかったコメントなどは、なぜそのときそれを書いたのか?を説明するのではなく、単に削除してしまったほうがよいでしょう。
; 例:
<div style="margin-left:1em; border:1px solid #aaa; background-color:#efe">
: ○○の投票は、規定の7日間を過ぎましたが、その間にサーバダウンでアクセスできない日が4日ほどありましたので、その分期限を延長する必要はないのでしょうか?利用者A
:: その件は、利用者Cさんが、すでに対応されているようですので、該当ページをご確認ください。利用者B
::: わかりました。利用者Bさん、ありがとうございます。このページはちょっと前には見ていたのですが、そのときはまだその掲示がありませんでした。ここでうかがう直前にもう一度見ておくべきとは思ったのですが、サーバが重いようでなかなか表示されずにチェックできませんでした。利用者A
</div>

この例では、利用者Aさんの最初のコメントは、もはや意味がないことがわかったので、利用者Aさんは、最後の説明のコメントを書くのではなく、かわりにこの質問と回答自体を削除することもできました。こうすれば、このページをウォッチリストに入れている人も、関係のない会話を読まされなくとも済みます。
[[Wiki:DeleteDontJustify]](言い訳をする代わりに削除する)を参照。

== 反論の扱い方 ==
議論のまとめ方は、仮に一般的なやり方で行ったとしても、必ずしも全員から支持されるとは限りません。必ずまとめる前のオリジナルの議論へのリンクを張りましょう。こうすれば、あなたのまとめ方がどのようなものかがチェックできますし、必要なときに、元の議論を手軽に参照し、元の発言がどのようなものだったのかも確認できます。議論をまとめると同時に、オリジナルも保存することで、必要な情報が失われているという不満は減るでしょう。また、あなたのまとめた議論を、オリジナルの議論であると誤解する人がいないよう、それがまとめであることをはっきりと書いておきましょう。

議論をまとめることそのものに不満を持つ人がいる場合には、そのページをまとめてしまわないで、別のページにまとめをつくりましょう。つまり、「<span style="color:blue">ノート:○○/過去ログ7</span>」~「<span style="color:blue">ノート:○○/過去ログ10</span>」に直接手を加える代わりに、「<span style="color:blue">ノート:○○/過去ログ7~10のまとめ</span>」という別のページをつくります。そして、「<span style="color:blue">ノート:○○/過去ログ7</span>」~「<span style="color:blue">ノート:○○/過去ログ10</span>」と「<span style="color:blue">ノート:○○</span>」(最新のノート)の冒頭に、「<span style="color:blue">ノート:○○/過去ログ7~10のまとめ</span>」へのリンクを張ります。こうしておけば、短いまとめを読みたい人も、オリジナルの発言が読みたい人も満足できるでしょう。

== 議論のまとめの方法 ==
=== 要約 ===
ノートページの議論が長すぎるときは、それを要約してもよいでしょう。しかし、議論のまとめは、短く要約するだけではなく、文章を再構成しないといけない場合も多いようです。

=== 関係ない話題を移動する ===
ノートページをまとめるときには、[[Wikipedia:ウィキペディアは何でないか|ウィキペディアはチャットではない]]ことを思い出してください。記事を作り上げる過程ではノートで様々な会話をしながら進めることはありますが、この会話の様子はあとからこの記事に加筆する人には役に立つでしょうか? おそらく役には立たないでしょう。そこで、記事内容と直接関係のある内容だけにしぼり、議論の焦点となった事柄を洗い出して記述し、逆に、個人攻撃や、誰かの編集を非難するような内容、管理者権限の濫用の訴え、誰かをブロックするべきだ、などなど、記事内容と関係ない話題を除きましょう。

役に立ちそうなコメントがあったら、それを再構成するか、別の場所に移動します。そうでなければ削除しましょう。時間があって、読む気がある人には、完全なオリジナルの過去ログは保存されています。あなたのまとめはあくまでもそれ以外の大多数の利用者の利益を考えて行ってください。

=== 「質問と回答」形式をやめる ===
議論のまとめの簡単な方法の一つは、質問と回答形式になっているものを、回答を中心とした、まとめの文の形式に変更することです。

例:
; まとめる前
<div style="margin-left:1em; border:1px solid #aaa; background-color:#fee">
: <nowiki>== 教えてください ==</nowiki>
: ウィキペディアで文字サイズを大きくするにはどうしたらいいでしょうか? 初心者A
:: [[利用者:初心者A/monobook.css]] を表示して、<tt>font size:160%</tt> のように書き込んでください。経験者A
::: 経験者Aさんありがとうございます。文字を大きくできました。初心者A
</div>

; まとめた後
<div style="margin-left:1em; border:1px solid #aaa; background-color:#efe">
: <nowiki>== フォントサイズの変更 ==</nowiki>
: 表示フォントのサイズを変更するには、[[利用者:< あなたのユーザー名>/monobook.css]]に、<tt>font size:160%</tt> などと書き込みます。
</div>

この例では、まとめた後も有用な情報は残っています。この例を見ると、議論のまとめはあまり早くはやらないほうがよいことがわかると思います。経験者Aさんが、初心者Aさんのお礼をちゃんと読まないうちに、このやりとりを消去してしまうようですと、まとめの時期としては早すぎるということです。また、その内容を誰が書いたのかを、まとめにも記しておくことが大事な場合もあります。これは特に、内容に議論がありそうな場合などが当てはまります。

; まとめかたの例:
<div style="margin-left:1em; border:1px solid #aaa; background-color:#efe">
: フォントサイズを変える方法として、経験者Aさんから、[[利用者:<あなたのユーザー名>/monobook.css]]を表示させて、<tt>font size:18pt</tt> を書き加える方法が紹介されました。一方、経験者Bさんによれば、このときのサイズの指定方法として、18ptなどの絶対サイズではなく、160%などの相対サイズを使うべきであるとのことです。
</div>

どの回答が正しいのか、明らかになっていない場合には、両方を提示して、それぞれの意見に提示した人の名前を書き添えておくと、それを読んだ利用者はどの方法を選ぶかの参考になるでしょう。井戸端などの非常に長いページでは、まだページ全体を過去ログにまわすには早すぎるし、そのセクションをどこか他のノートページに移動するのにも早すぎる、ということがありますが、そういうときにはこの方法が役立つでしょう。

=== 議論を FAQ 形式にする ===
何度も同じ質問、提案がなされるような場合には、FAQ(よくある質問と回答集)をつくるとよいでしょう。つくりかたとしては、既にある質問と回答を、文を推敲するなどしてわかりやすく仕上げるだけです。FAQをつくると、過去に何度も出ている質問、回答をまとめから削除できるだけでなく、これから同様の質問が何度も出ることも予防できます。実例として、[[:en:talk:Mother Teresa/FAQ| 英語版のマザーテレサのFAQ ]] や、[[Help‐ノート:ログイン]]をご覧ください。

=== 議論の順番を変える、名前をつけなおす ===
議論のまとめは、文を書き直すような面倒な作業をしなければいけないとは限りません。各話題を並べなおして、節を区切るだけで非常に読みやすくなる場合もあるでしょう。ほとんどのノートページでは、時系列順に発言が並んでいますが、まとめるときは、その順番を守る必要はありません。たとえば、賛成意見と反対意見のリストを完全に分けて、別々の節にしてしまうとわかりやすくなることもあります。

ノートページの過去ログがたくさんあるときには、過去ログページの名前をつけなおすとわかりやすくなることもあります。たとえば、[[:en:Wikipedia talk:Requests for adminship/Archive 17|Wikipedia talk:requests for adminship/should bureaucrats use their judgement]] という名前にすると、[[:en:Wikipedia talk:Requests for adminship/Archive 17|Wikipedia talk:Requests for adminship/Archive 17]]よりはわかりやすく、参照しやすくなるでしょう。そして、その過去ログには、その主題に関して議論された内容をすべて集めます。オリジナルの過去ログへのリンクを張って、もとはどこにあった議論なのかを明確にすることもできます。もし、その話題が頻繁に出される話題なら、そのための新しいノートページをつくってしまうのもよいでしょう。たとえば、長ダッシュの使い方については、毎月のように議論が起こった問題なので、過去ログのあちこちに議論が散乱しています。[[:en:Wikipedia talk:Manual of Style (dashes)]] というページを新たに作っておけば、利用者が長ダッシュに関する過去の議論について学びたいときに、スタイルマニュアルに関するほかの内容に埋もれた議論を発掘するのに時間を無駄にせずにすみます。

もし、過去ログを分割するときには、必ず、話題ごとに分割することにして、意見ごとに別の過去ログに分割するのはやめましょう。これを行うと、自分の考えと同じ意見だけを参考にするのに集中してしまいがちですし、そのまとめ記事の中立性がくずれます。

議論の再構成が特に有効な場合があります。[[:en:MeatballWiki]] で [[MeatBall:ForestFire|Forest Fire]](山火事)と呼んでいる現象が起きた場合です。これは、関連する議論がいくつものページに爆発的に広がってしまった場合のことを指します。[[Wikipedia:削除依頼|削除依頼]]や、[[Wikipedia:進行中の荒らし行為|進行中の荒らし行為]]、井戸端、[[Wikipedia:保護依頼|保護依頼]]などを中心にして起こりがちです。また、関連するいくつかのノートページで並行して議論が進むような場合もこれに当てはまります。このパターンは、議論に加わっていなかった「部外者」にとっては議論をフォローできないので、あとから利用するときを考えると議論の価値が大幅に下がってしまいます。解決法は単純で、関連する議論を1つのまとめページに集めてしまい、他の議論の場には、まとめページへのリンクを残しておく、という方法です。

=== 概要を加える ===
進行中の議論で、まだ議論全体をまとめる段階には至っていない場合でも、要約をつけると便利なことがあります。議論の最初に、ざっと様子がわかって、しかも議論が白熱している部分には触れないような概要を加えるとよいでしょう。何が議論の焦点になっているのかを書き加えてもよいでしょう。

=== その他 ===
* ページ全体の議論をまとめる時間がないなら、節のタイトルをわかりやすく変えるだけでも効果的です。上の例で、「フォントサイズの変更」というタイトルは、「教えてください」よりはずっとわかりやすいはずです。
* 関連するページのまとめを書く時間がなくとも、関連する議論が行われているページがどこなのかをリンクとして追加しておくだけでも他の利用者には大いに役立ちます。
* かつて自分がかかわったノートの議論なら、他の利用者が読んでわかりやすいように論点を整理するのもよいでしょう。あなたや議論の相手がそのときは当然だと思っていたことを書き加えてください。書いておかないと数ヵ月後には忘れてしまうかもしれません。たとえば、あなたがある利用者のコメントを完全に無視することを決めたとしましょう。すると、将来そのページを見た人は、あなたのことをこの件でアクセス禁止になったのかな、と思うかもしれません。
* 議論のまとめの目的は、ノートでの議論を、当初の会話状態のものよりも役に立つような形に改めることです。将来他の利用者が読みやすくなるような方法を考えてください。

== 外部リンク ==
* [http://c2.com/cgi/fullSearch?search=CategoryRefactoring Refactoring category at Wiki]
* [http://www.usemod.com/cgi-bin/mb.pl?back=CategoryReworking Reworking category at MeatBall]

[[Category:利用者の行動のルール|きろんかおわつたらまとめておく]]

[[en:Wikipedia:Refactoring]]

2007年10月24日 (水) 17:09時点における版

ウィキペディアの各ページにはそれぞれ、ページの内容について利用者が議論するための「ノートページ」が用意されています。基本的には、主ページの内容やスタイルなどについて質問や感想を投稿したり、主ページの加筆・修正の提案などを行ったりする場です。ノートページでのコメントは記事の本文とは性格が異なりますので、良い意味で気軽に書かれて構いません。また、Wikipedia:スタイルマニュアルはノートページには適用されないため、表記などはご自身の好きなスタイルを用いることができます。ただし、趣旨のわかりやすい記述となるように注意する必要とエチケットを守る必要があります。また、下記のように、ノートページをお互いに使いやすくするためのルールや慣習がいくつかあります。

 コメントを勝手に編集しない 

他人の言葉を、その人が考えていない内容に書き換えたり、削除してはいけません。署名を書き換えてはいけません。ただし、以下のような例外があります。

  • 著作権侵害やプライバシー侵害、名誉毀損などにあたる記述の削除(削除依頼の対象となります)
  • 署名のない投稿への署名の補完や、マークアップの修正
  • タイプミスや文法の誤りの修正
  • 個人攻撃の除去
  • 他の参加者との相談により合意が得られた場合
当該ノートや場合によっては井戸端などで合意形成を得ることができれば、何らかの問題がある文章に削除・過去ログ化を伴った編集を加えることができます。ただし、明らかに問題がある文章であっても、そう考えているのは自身だけかもしれないことに十分注意してください。
必要があれば、自分のコメントを後から編集しても構いません。その際は、削除部分には取り消し線、追加部分には下線を引くなどして、後から改変したことがはっきりわかるようにする必要があります。あたかも最初からそうであったように文章を編集することは、文章のつながりを意味不明なものにするだけでなく、他の利用者の信頼をも失う結果となりかねません。下線などの文字修飾の方法はHelp:ページの編集#文字飾りを参照してください。

 投稿には署名する 

ノートページや会話ページ、井戸端、削除依頼・保護依頼などの依頼ページに書き込むときには、その末尾に署名をしてください。署名することにより、いつ誰が何を言ったかが理解しやすくなり、議論を追うことも容易になります。 署名の行い方はHelp:署名の方法を参照してください。

 議論は下方向に進める 

新しい発言は下に続くべきだと考えられています。ほとんど全てのノートで、新しい発言は下に続いています。新規の発言についても下に加えてください。時系列の混乱により、話の意味が分からなくなることがあります。

 新しい話題には、新しいセクション(節)を作る 

新しい話題には、見出を使って新しいセクションを作りましょう。話の骨格を分かりやすくする効果があります。もし、新しい話題が不適切な見出しの中にある場合は適当な見出しを新しく作り、そこへ移動してあげましょう。見出しの作り方はHelp:ページの編集#見出し・段落・横線を参照して下さい。

 記事名について議論するときは、その時点の名称を使う 

ページが移動された場合、通常はノートページも移動します。古い記事名で記事本文に言及することは、議論を複雑にする要因となります。詳しくはHelp:ページの移動#概要を参照して下さい。

ノートページの整理

過去ログ化

ノートページが非常に大きくなったような場合には、既に議論が収束している部分の過去ログ化を行うことができます。また、自分の会話ページについては、各自の裁量でそれを行うことが認められています(警告の意図的な隠ぺいなどを除く)。詳細はHelp:過去ログを参照してください。

議論の要約

議論によってノートの分量が膨大になったときには、議論の収束後にその要点をまとめておくことが推奨されています。これはHelp:議論の纏め方を参照して、慎重に行う必要があります。