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「瑞鷹 (アニメ製作会社)」の版間の差分

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2007年8月27日 (月) 11:01時点における版

  1. 瑞鷹(ずいよう)は、熊本県にある日本酒製造業者。→瑞鷹 (酒造メーカー)を参照。
  2. 瑞鷹(ズイヨー)は、日本のアニメ制作会社。以下に詳述
  3. 架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する航空母艦の艦名

瑞鷹株式会社(ズイヨー、Zuiyo Co., Ltd.)は、日本のアニメ制作会社。旧社名瑞鷹エンタープライズ

アンデルセン物語ムーミンの企画、アルプスの少女ハイジを企画制作したことで知られる。

1969年TCJ動画センターがエイケン(1969年3月-)となるとともに退社した高橋茂人が瑞鷹エンタープライズを設立。企画と営業を主に行なう。ロゴは漫画家の白土三平が作成。この時代のアニメ企画作品としてはTCJ時代高橋が関わった『サスケ(1968年9月-1969年3月)』からの繋がりで同じ白土三平作品のアニメ化『忍風カムイ外伝(1969年4月-1969年9月)』(制作はエイケン)や、『ムーミン(1969年10月-1970年12月)』(制作は東京ムービー、のちに虫プロダクション)、『アンデルセン物語(1971年1月-1971年12月)』『新ムーミン(1972年1月-1972年12月)』(制作は虫プロダクション)がある。瑞鷹エンタープライズには手塚治虫のゼネラルマネージャーを務めた西崎義展が在籍し、『山ねずみロッキーチャック』『ワンサくん』を企画した。『アルプスの少女ハイジ』の企画構想が進む(すでにTCJ制作時のパイロットフィルムが存在)。

1973年、アニメ制作部門としてズイヨー映像を設ける。この時高畑勲小田部羊一宮崎駿らが加わる。この時代のアニメ制作作品として『山ねずみロッキーチャック(1973年1月-1973年12月)』『アルプスの少女ハイジ(1974年1月-1974年12月)』がある。

1975年3月、日本アニメーションが設立されズイヨー映像の施設と多数のスタッフ・製作途中の作品を引継ぐ。そのため『小さなバイキングビッケ(1974年4月-1975年9月)』『フランダースの犬(1975年1月-1975年12月)』『みつばちマーヤの冒険(1975年4月-1976年4月)』は途中から製作が日本アニメーションになった。

その後は劇場版アルプスの少女ハイジ(1979年3月)を制作したほかは目立った活動はせず、過去の作品の版権管理が主な業務となっていたが、2000年には『ポピーザぱフォーマー』の制作に加わった。

作品履歴

瑞鷹エンタープライズ時代

ズイヨー映像時代

瑞鷹エンタープライズ時代(再)

瑞鷹株式会社(ズイヨー)時代

外部リンク