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2007年6月9日 (土) 13:33時点における版

三浦 綾子みうら あやこ1922年4月25日 - 1999年10月12日)は、北海道旭川市生まれの女性小説家エッセイスト。旧姓堀田。

1939年旭川市立高等女学校(現・旭川市立北都中学校・立地)卒業。その後7年間小学校教員を勤める。1952年に結核の闘病中に洗礼を受ける。1959年三浦光世と結婚。

結核脊椎カリエス心臓発作帯状疱疹直腸癌パーキンソン病など度重なる病魔に苦しみながら、クリスチャン(プロテスタント)としての信仰に根ざした著作を次々と発表。

1961年、『主婦の友』募集の第一回「婦人の書いた実話」に「林田律子」名義で『太陽は再び没せず』を投稿し入選。翌年、『主婦の友』新年号に「愛の記録」入選作として掲載される。

1963年朝日新聞社による大阪本社創刊85年・東京本社75周年記念の一千万円(当時の一千万円は莫大な金額であった)懸賞小説公募に、小説『氷点』を投稿。これに入選し、1964年12月より朝日新聞朝刊に『氷点』の連載を開始する。

この『氷点』は1966年に朝日新聞社より出版され、71万部の売り上げを記録。大ベストセラーとなり、1966年には映画化された(監督:山本薩夫、出演:若尾文子)。 また数度にわたりラジオドラマ・テレビドラマ化されている。 ちなみに、日本テレビ系番組「笑点」は、このころベストセラーであった「氷点」から題名を取ったと言われる。

故郷である北海道旭川市に三浦綾子記念文学館がある。

同時代の女性クリスチャン作家である曽野綾子とともに、「W綾子」と称されることもある(ただし、曽野はカトリック)。

主な著作

外部リンク

三浦綾子記念文学館