「Wikipedia:改行時の注意点」の版間の差分
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ご注意:これは、'''記事をいくつかの段落に分ける'''ことについて書かれた記事ではありません。通常の段落については、[[Wikipedia:編集の仕方]]を参照してください。この記事で扱われていることを理解するには、下記の'''前提'''をご覧ください。通常は、これについてだけ知っていれば十分です。この記事でいう「改行記号」とは、「<br>」タグではなく、Enterキー(リターンキー)を押した時の改行のことです。 |
ご注意:これは、'''記事をいくつかの段落に分ける'''ことについて書かれた記事ではありません。通常の段落については、[[Wikipedia:編集の仕方]]を参照してください。この記事で扱われていることを理解するには、下記の'''前提'''をご覧ください。通常は、これについてだけ知っていれば十分です。この記事でいう「改行記号」とは、「<br>」タグではなく、Enterキー(リターンキー)を押した時の改行のことです。 |
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2007年6月1日 (金) 13:50時点における版
この文書はウィキペディア日本語版の方針やガイドラインとして提案中です。内容に関してノートページで議論を行っています。 |
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ご注意:これは、記事をいくつかの段落に分けることについて書かれた記事ではありません。通常の段落については、Wikipedia:編集の仕方を参照してください。この記事で扱われていることを理解するには、下記の前提をご覧ください。通常は、これについてだけ知っていれば十分です。この記事でいう「改行記号」とは、「<br>」タグではなく、Enterキー(リターンキー)を押した時の改行のことです。
前提
- 記事を編集しているときに、2回連続して改行して空白行を作ると、Wikipediaでは、そこから新しい段落になります。
- 編集中にふつうに改行し、空白行を作らずに、文をすぐ次の行からはじめると、記事の見かけには、その改行は反映されません。
- 作成された記事中で、段落を分けずに改行だけしたいなら、br要素を挿入してください(その箇所に<br />を挿入します)。
本論
ところが、前提2の例外として、編集中に1回だけ入力した改行が、何らかの影響を及ぼしてしまう場合があります。たとえば、リストの途中で改行してしまうと、そこからリストの次の項目か、次の段落が始まると解釈されてしまいます。また、インデントしている文中で改行を使うと、インデントはそこで解除されてしまい、そこから新たな段落が始まることになってしまいます。リンクや、太字、斜体 の指定も、途中で改行が入ると改行の後には続いてくれません(これは意図的な仕様で、まちがって段落全体が1つのリンクになってしまったりしないようになっています)。これらのことを考えると、見かけ上は影響ないからといって、編集中に段落内での改行を入れていると、後でその記事を編集しようとする人にとってみれば面倒な話になる場合があります。
いろいろな理由から、編集中の文章に1つだけの改行を入れるウィキペディアンがおり、他のウィキペディアンからは反対されています。もちろん、見た目に影響を及ぼさないため、読者がこの議論を気にする必要はありません。賛成・反対それぞれの立場について、以下で説明します。
改行を入れないこと
ウィキペディアの考慮すべきルールの一つで、
記事を編集するとき、段落の途中で改行キーを1回入力して行う改行を使わないでください。理由は以下の通りです。
- 途中で改行が入った段落全体を後でインデントしようとした場合、まずそれらの改行を削除しなければならなくなります。
- 段落全体を含む大きなリスト項目を作ろうとした場合、まず改行を削除しなければならなくなります。
- 途中で改行された箇所をはさんだ語句をリンクや強調、斜体に変更したい場合、まず改行を削除しなければならなくなります。
- 記事を読むときは、ほとんどの人が、改行は、論理上か意味上の区切りにだけ用いられると考えます。その記事を編集しようとするときも、段落中の改行があるとそこで思考を一旦停止させ、そういった区切りを見つけようとし、それが無かった場合にイライラします。極端ではありますが、ありうる例として次の例を考えてみてください。
- 例1(意味が取りにくくなる例)
- 金管楽器の構造は至って単
純であり、息を吹き込む唄口と、音量を
増大させるための朝顔を持
ち、それらは
円筒または円錐状の管で繋がれている。この状態では、音の高低を変
えるための一
切のしくみを持たないが、
唇の状態によって、基音や倍音を切り替え、
音の高さを変化させること
ができる。
- 金管楽器の構造は至って単
- 例2(誤解しやすくなる例)
- 情報化社会(じょうほうかしゃかい)とは、情報を扱う
諸活動が顕著であることを特徴とする社会のことである。どのような活動が、どのような意味において顕著であるかについては、情報化社会という語を用いる専門家の間で基準が統一されている
わけではないが、よく見られる議論には次のようなものがある。
- 情報化社会(じょうほうかしゃかい)とは、情報を扱う
- 記事の編集画面では、改行キーが入力されているところでは、文章がウインドウの右側端まで行って自動折り返し表示されたりしません。そのため、段落中に白い部分ができてしまいます。これは、スペースの無駄でもあるし、見た目上紛らわしいものです。
- 編集画面での文章と、出来上がった記事の見た目が異なってしまいます。このため、それらを見比べて、ある文を探し出したいときに、面倒になります。記事を書くときには、段落ごとに内容を考えていくことが多いので、文を段落ごとにまとまって見えるようにすることには意味があります。
- 編集画面で、段落中に改行が入っていると、記事の編集の初心者が混乱する可能性があります。何かわからないけれども特別な理由があって、そこに改行が入っているのではないかと思い、その部分を編集するのを避けてしまうかもしれません。
段落中に改行を入れるのを支持する人は、版間での差分(記事の過去の編集で変わったところを表示する画面)が見やすくなると主張しています。版間での差分の画面では、文章を改行から改行までを単位として、変更のあった箇所を色違いの強調表示にしてくれる機能があります。そして、そのひとつ前とひとつ後の改行までの、変更されていない箇所を文脈を示すために表示してくれます。ふつうは、変更があった段落全体が強調表示され、その前後の段落も文脈のために表示されることになります。変更された文字は、変更があった箇所の中で、赤い字で強調されます。
版間の差分を比較する上で、改行を入れておくことがどのように役立つのかはっきりさせるのは難しいところです。なぜなら、改行を入れることによるメリットは、表示される文章の量が減ることぐらいしかないようであるからです。実際、無秩序に入れた改行のせいで、ソフトウエアの機能がうまく発揮されないこともあります。例えば段落全体が表示される代わりに、一文が改行でいくつにも区切られていて、文の一部しか表示されないことです。
段落の途中に改行をいれることには、利点もあります。いくつかのエディタ・ソフトウエアでは、長い行をうまく扱えません。そういうエディタでは、画面の右端で(単語の途中で)文字を折り返し表示するか、決まった長さで単語で折り返すか、あるいはまったく折り返し表示をしないか、いずれかしかできません。しかし、この論理でいくと、改行を入れるのは例えば80文字などの決まった文字数のところになるでしょう。これは、改行を入れることの支持者のほとんどが望まないことでしょうし、上で挙げたように、版間の差分の機能を完全に失わせてしまうようなものです。これらのエディタで作業する場合、段落によって改行を入れたりする程度では、作業は楽にはならないでしょう。議論の余地はあるにしても、長い行を正しく扱えないエディタのユーザーはもっと編集に適したものを使ったほうがいいでしょう。たとえば、マイクロソフトのメモ帳は、最初のバージョンからこの機能をもっていましたし、viは"set lbr"オプションで、これをサポートしています。
改行を適宜入れるべき
注意:現在は、このルールは、もはやルールとは考えられていません。事実、ほとんどの人はこれをするのはよくないと考えています。会話を参照してください。また特に、日本語の文章体系に用いるべきではありません。
ウィキペディアの考慮すべきルールの一つで、
編集中は、段落内で改行を頻繁に入れましょう。 少なくとも1文ごとに、もしくは文の途中でも入れましょう。 議論の余地はありますが、改行を入れておくと、記事を編集しやすくなります。 改行により編集中に表示される1行が短くなるからです。
これには利点があります。版間の差分が小さくなり(議論の余地はあるものの)表示が読みやすくなります。 また、少なくとも1文ごとに改行を入れておけば、長い段落の中でも、編集したい文を見つけやすいし、他の文と入れ替えたり、編集しやすくなったりもします。 記事を書くときは、文を単位として構成を考えることが多いですから、これは意味があることです。 例えば、このセクションの文にも入力時に改行を入れてありますので、「このページを編集」を押して、編集時の見易さを確認してみてください。
ただし、いくつか例外はあります。現在のバージョンのWikipediaソフトウェアでは、"*"や"#"を用いたリスト項目や、":"を用いた定義文の途中で改行が入ることが許されていません。:
- この文がインデントされた段落中で改行したときの実例です。
2つ目の文は最初の文と同じ行の続きとして書かれていないと、インデントが正しく表示されません。