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「血継限界」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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Magu (会話 | 投稿記録)
NARUTO -ナルト-の術2007年4月30日 (月) 03:08(UTC)から分割。
(相違点なし)

2007年4月30日 (月) 03:17時点における版

血継限界(けっけいげんかい)

血継限界とは遺伝によってのみ伝えられる、特殊な能力または体質である。基本的に血のつながりのあるもののみがその力を得る資格があるが、資格があるものがすべて力を持つわけではない。

例外として、はたけカカシは写輪眼をオビトから目を移植することにより得ている。

作中、血継限界として写輪眼、白眼のような瞳術から木遁、氷遁のような性質変化を同時に行う能力まで幅広い能力が登場する。

血継限界の一族はその強い力ゆえ迫害されることもあり、あえて隠して生活するものもいた。

うちは一族

写輪眼(しゃりんがん)
開眼者-うちはサスケ、うちはイタチ、うちはオビト、はたけカカシ(但しオビトから与えられた)。うちは一族の中でも一部の者にだけ現れる特異体質。開眼条件は、危機的状況に陥った場合に突如として開眼するようである。全ての忍・体・幻術を見抜き、また、見ただけでその技をコピーし、自分のものとすることができる(但し血継限界は不可)。開眼直後は瞳の文様(巴文様)の数が2つだが、術者がある程度成長すると3つに変化し完成形となって、目視した相手の体の力の掛け具合で次の動作を「予測」する事まで可能となる(ただ、ナルトに背後を取られ、相手の姿を直視できていないにも関わらず次の攻撃箇所を予測できるのは既に「予測」とはいえず「予知」のレベルといえる)など、能力が格段に向上する。これの性質変化は、うちは一族は火の属性を持つもののサスケが火+雷、イタチが火+水で説明できない点があり、陰と陽の性質が関係していると思われる。
上記の能力のほかに、他者の精神世界への介入や、己の体験した出来事を他者に見せたり等、後述の万華鏡写輪眼も含めて未だ謎の多い眼である。うちは一族の秘密にも関わっているらしい。
ちなみに元ネタは『空手バカ一代』に登場する少年忍者・藤森一平の使った忍法・車輪眼だと思われる。
魔幻・鏡天地転(まげん・きょうてんちてん)
使用者-うちはイタチ。いわゆる幻術返しの1種で、写輪眼の力で相手の幻術を瞬時に見切りそれを相手自身に見せることができる術。
万華鏡写輪眼(まんげきょうしゃりんがん)
開眼者-うちはイタチ、はたけカカシ。「写輪眼」が変異した究極の形であり、うちは一族が木の葉最強と畏れられる所以。使用には何らかのリスクを伴い、多用できず1日に数回発動できる程度で、使いすぎると視力が低下する恐れもあるという。開眼条件は最も親しい友を殺すことである。イタチは自分が兄のように慕っていたうちはシスイを自殺に見せかけて殺しこれを開眼している。(第2部では、カカシまでもが開眼しており、(これは親友のオビトを救えず、死なせてしまった、つまり殺してしまったためか?)イタチの万華鏡写輪眼とは目に浮かぶ文様の形と術の内容が異なる。)
天照(あまてらす)
使用者-うちはイタチ。万華鏡写輪眼の視界に入るものを全て漆黒の炎で焼き尽くす。自来也の口寄せ・蝦蟇口縛りを攻略するために使用した。大量のチャクラを使うため1日に多用はできない。この黒い炎は太陽の如く非常に高温で、一度燃え出すと七日七晩は燃え続ける。
月読(つくよみ)
使用者-うちはイタチ。万華鏡写輪眼の催眠眼を用いて発動させる幻術。術者が時間も質量も全て支配する空間へと引きずり込み、相手に地獄の様な映像を見せる。実際に幻を作り出す普通の幻術と違い、月読は相手の意識に直接干渉して「映像を見たと錯覚させる」術であるため、スキを作らないままほんの一瞬働きかけるだけで効果が及んでしまう。
尚、原作では
  • はたけカカシに対し、十字架に磔(はりつけ)にして72時間もの間刀で刺し続け、現実世界での痛みまで伴う拷問
  • うちはサスケに対し、うちは一族の人間を次々と殺害していく様子
を見せ付けている。
その強烈な効果と時間により、幻術だけで精神崩壊を起こし意識不明になる可能性がある。但し、この術はチャクラの消費量が大きいため何度も使用できない。
瞳術・威凪(どうじゅつ・いさなぎ)
使用者-うちはイタチ。月読の応用。黒い光を放つ黄色い火球に地面ごと吸い込まれる映像を見せ付ける。ナルティメットアクセルのオリジナル術。
瞳術・渦焔(どうじゅつ・かえん)
使用者-うちはイタチ。月読の応用。向かってくる敵に漆黒の炎で焼かれる映像を見せ付ける。ナルティメットヒーロー2、3のオリジナル術。
瞳術・旭日(どうじゅつ・きょくじつ)
使用者-うちはイタチ。月読の応用。ひと睨みで岩を砕き、さらには視界に入った敵を漆黒の炎で地面もろとも消し飛ばす。ナルティメットヒーロー2、3のオリジナル術。
瞳術・日神(どうじゅつ・ひのかみ)
使用者-うちはイタチ。月読の応用。視界に入った者の身体を中心に巨大な黒炎を発生させ、溶かすように地中へと飲み込む。ナルティメットヒーロー3のオリジナル術。

かぐや一族 (君麻呂)

屍骨脈(しこつみゃく)
かぐや一族の血継限界能力。この能力を有するもの体内からは、無尽蔵とも言える殺戮のための「力」が沸き出でる。その能力とはすなわち骨。骨芽細胞や破骨細胞さらにカルシウム濃度までもを操れ、分解、再構築、硬化を意のままに操れる。つまり人間の体の中には骨が200余りあるがそれが一定の数で無くなる。
唐松の舞(からまつのまい)
体中から無数の骨を突き出す。
早蕨の舞(さわらびのまい)
地面から無数の骨を出す。術者は骨と一体化して自由に移動できる。
椿の舞(つばきのまい)
骨の刀を形成して肩から抜き取り、連続して敵を突く。
十指穿弾(テシセンダン)
指の骨飛礫を飛ばす。回転が加えられており、どんな硬質なものでも貫かれてしまう。
鉄線花の舞・蔓(てっせんかのまい・つる)
背中から脊柱を引きずり出す。脊柱は非常に長く、鞭のようにしなる。これによって敵を捕らえる事が可能。
鉄線花の舞・花(てっせんかのまい・はな)
最硬化した骨で巨大な矛を作り、相手を貫く技。膨大なチャクラを用いる術のため、状態2でなければまず使えない。その分チャクラの消耗も激しく、決して外さぬよう敵を「蔓」で捕える必要がある。
柳の舞(やなぎのまい)
骨の刀で攻撃するのだが、状況によって技の形は変化する。
八重葎の舞(やえむぐらのまい)
上空から斬りかかり、2本の骨の刀による斬撃から連続突きを繰り出した後、吹き飛んだ敵の背後へ回り、全身から骨を突き出して攻撃する。ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセルのオリジナル術。

左近・右近

双魔の攻(そうまのこう)
右近と左近はそれぞれの体を共有できる(普段は左近が表に出ている)。中に入っている方はどこからでも己の体のあらゆる箇所を飛び出させることが出来る。
寄生鬼壊の術(きせいきかいのじゅつ)
右近が状態2で使った暗殺専門の術で、相手の体の中に入って肉体を共有し、タンパク質を破壊でき体の構成を分解できる。相手の体の中に入るので、攻撃を食らわないのが利点だが、自決されるとそれが弱点になる。
左塵掌・右裂脚(さじんしょう・うれっきゃく)
左近・右近が状態2で使用。二人で地面が裂けるほどの連続攻撃を繰り出す。ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセルのオリジナル術。
多連脚(たれんきゃく)
双魔の攻で体を共有している時に相手を蹴る。その際に1本の足ではなく中に入ってる方の足も加え足3本分の蹴りを相手に食らわせる。
多連拳(たれんけん)
これも双魔の攻使用時に使う技、パッと見は一本の腕での高速パンチに見えるが実際は中に入っている方の手も加わっている。このとき中の方の手で相手を捕まえたりできる。
双魔連撃弾(そうまれんげきだん)
状態2の時に双魔の攻で体を共有している際に多連拳と多連脚を応用。多連拳で相手を殴り、多連脚で宙に浮かせ、自身が宙に浮き4本の腕で地面に叩きつける。NARUTO 激闘忍者大戦4のオリジナルの術。

日向一族

白眼(びゃくがん)
使用者-日向一族。名門・日向一族のみに伝わる瞳術。真後ろ以外のほぼ全方向を見渡す視野、数百メートル先を見通す視力の他、物体の透視や、体内でチャクラの流れる場所「経絡系」(けいらくけい)をも見る事が出来る。このため、洞察力なら写輪眼をも上回ると言われる。日向家始まって以来の天才と言われるネジが使う白眼は経絡系だけではなく、点穴をも見切ることができる。
絶招・八門崩撃(ぜっしょう・はちもんほうげき)
使用者-日向ネジ。八門遁甲の門を攻撃する。ナルティメットヒーロー2・3、ナルティメットアクセルのオリジナル術。原作では鬼童丸に使用して倒したシーンがある。
八卦空掌(はっけくうしょう)
使用者-日向ネジ。掌底からチャクラを放つ遠距離攻撃。
八卦・四天空掌(はっけ・してんくうしょう)
使用者-日向ネジ。八卦空掌を左右交互に2回ずつ繰り出す。ナルティメットアクセルのオリジナル術。
八卦・破山撃(はっけ・はざんげき)
使用者-日向ネジ。相手の懐に掌底を食らわせ、後方へ突き抜ける程に強力なチャクラをビーム状に放出する。その名の通り、山をも破壊する威力。ナルティメットアクセルのオリジナル術。
八卦掌回天(はっけしょうかいてん)
使用者-日向ネジ、日向ヒアシ、日向ヒナタ(激闘忍者大戦4で覚醒ヒナタとして使用)。敵の攻撃を全身から出るチャクラでいなして弾く。本来は日向宗家のみに伝わる術。日向ネジは分家の者であるが、これを独自で会得した。ヒアシのは巨大なクレーターができるほど大きく、攻撃力も併せ持つ。
八卦掌回天・絶(はっけしょうかいてん・ぜつ)
使用者-日向ネジ。八卦掌回天の強化版。敵の攻撃を攻撃でいなしチャクラで弾き飛ばす。NARUTO 激闘忍者大戦3、4のオリジナル術。
守護八卦六十四掌(しゅごはっけろくじゅうよんしょう)
使用者-日向ヒナタ。両手からチャクラを放出し、目に見えぬほどの速さで振り回す事で、あらゆる方向からの攻撃を防ぎ、近づく者全てを切り裂く。柔軟な身体を持つヒナタが生み出した「八卦掌回天に並ぶ絶対防御」。ただし使用後は大量のチャクラを消耗してしまう。アニメ、ナルティメットヒーロー3、ナルティメットポータブル、ナルティメットアクセルのオリジナル術。
柔拳法・八卦六十四掌(じゅうけんほう・はっけろくじゅうよんしょう)
使用者-日向ネジ、日向ヒナタ(激闘忍者大戦4で覚醒ヒナタとして使用)。八卦の領域にいる相手の361ヶ所中64ヶ所の点穴を突く。回天と同じく本来は日向宗家のみに伝わる術。
柔拳法・八卦百二十八掌(じゅうけんほう・はっけひゃくにじゅうはっしょう)
使用者-日向ネジ。八卦の領域にいる相手の361ヶ所中128ヶ所の点穴を突く。アニメ、ナルティメットヒーロー1・2、ナルティメットポータブルのオリジナル術。
柔拳法・八卦三百六十一式(じゅうけんほう・はっけさんびゃくろくじゅういっしき)
使用者-日向ネジ。八卦の領域にいる相手の361ヶ所の点穴を全て突く。ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセルのオリジナル術。
白朧天舞(はくろうてんぶ)
使用者-日向ヒナタ。両手に纏わせたチャクラによる柔拳。ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセルのオリジナル術。
八卦宗掌波(はっけそうしょうは)
使用者-日向ヒナタ。無数の柔拳を相手に食らわせた後、空中に突き上げ最後に空中から地面へ突き落とす連続技。NARUTO 最強忍者大結集3のオリジナル術。NARUTO 激闘忍者大戦!2・3・4では、無数の柔拳を食らわせた後、両手に集中させたチャクラを相手に叩き込む。
百烈掌(ひゃくれつしょう)
使用者-日向ヒナタ。点穴を100回連続で付く。ナルティメットヒーローシリーズ、ナルティメットアクセルのオリジナル術。

木遁系(もくとんけい)

木遁系の術は水遁と土遁の性質を持つチャクラを組み合わせて使用する。但し、発動には非常に高い精密さと血継限界が必要となるが、初代火影はこれを可能にした。また、ヤマトが木遁系の術の使用を可能にしているのは、大蛇丸の実験により初代火影の細胞を埋め込まれて育てられた唯一の実験体のためである。

木遁秘術・樹界降誕(もくとんひじゅつ・じゅかいこうたん)(万能、攻撃・防御・補助)
使用者-初代火影。秘伝。木ノ葉の里の創設者である初代火影が開発した術。あまりの難易度ゆえに本人以外習得したものが居ないという幻の木遁忍術。チャクラを生命の源として巨大な樹木を生成し、それらを意のままに操ることで、攻防や敵の捕獲まで行える万能の術。
四柱牢の術(しちゅうろうのじゅつ)(補助)
使用者-ヤマト。地中から数多の角材が生えてきて瞬時に牢屋を形成する。複数敵を捕獲する術。
木遁・四柱家の術(もくとん・しちゅうかのじゅつ)(補助)
使用者-ヤマト。何も無い野原に巨大な一軒家を創造する。野宿の際用いる術。
木遁の術(もくとんのじゅつ)
使用者-ヤマト。木を操る。
木遁・木錠壁(もくとん・もくじょうへき)(補助)
使用者-ヤマト。目の前に木で作ったシェルタートンネルのような半ドームを作り爆風などを防ぐ。目の前の敵が逃げる際、逃走を遅らせる目的で使われたこともある(が、原作では失敗している)。
木分身の術(もくぶんしんのじゅつ)(補助)
使用者-ヤマト。木でできた分身を作る。

氷遁系

氷遁忍術とは水遁と風遁を同時に発動し組み合わせた忍術であり、これは血継限界でのみ可能にさせている。

魔鏡氷晶(まきょうひょうしょう)
血継限界を用いた氷遁系の秘術。自身のみ映す無数の氷の鏡全てに入り込み、氷間を光速で移動しながら中にいる敵に千本を投げつける。
魔鏡氷殺(まきょうひょうさつ)
魔鏡氷晶の発展術。ナルティメットヒーローのオリジナル技。
爆砕氷晶(ばくさいひょうしょう)
相手を氷漬けにし、それを爆破する。ナルティメットヒーローのオリジナル技。