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「アバンの使徒」の版間の差分

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Valsety (会話 | 投稿記録)
Valsety (会話 | 投稿記録)
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===ポップ===
===ポップ===


{{See|ポップ (ダイの大冒険)}}
(魔法使い→大魔道士) (声:[[難波圭一]])

アバンの下で修行中だった魔法使い。15歳(マァムとは誕生日が遅いだけで年下と言う訳ではない)。ランカークス村の武器商人ジャンク(45歳)とその妻スティーヌ(41歳)の間の一人息子で、村を訪れたアバンに憧れて家出同然に弟子入りした。ダイと出会った当初はすぐ逃げたがる臆病者であったが、その後の旅を通じて大きく成長する。逃げるために策をめぐらせる性格だったが、成長すると共に戦略的撤退の必要性を冷静に判断したり、バーンの意表をつくほどの聡明な作戦を考える能力として活き、チームの士気を支える存在になった。旅の途中で出会った、かつてアバンの仲間であった大魔道士マトリフに師事して呪文を本格的に習得。修行の末、マトリフの開発した最大の奥義である「極大消滅呪文(メドローア)」を習得する。マァムのことが好き。ちょっとスケベで、他の女性に鼻の下を伸ばす事もあるが、本質は彼女一筋なのは言うまでもない。マァムへの恋心からヒュンケルをライバル視している節もあるが、心の奥では仲間として、同じアバンの使徒の兄貴分として尊敬している。
「勇気」に目覚めるまではアバンの使途の中で自分だけが平凡な家の出である事にコンプレックスを抱いていた。
(ダイは竜の騎士、マァムは戦士と僧侶の子、ヒュンケルはモンスターと勇者に育てられた、レオナは王家の子)
しかし、このコンプレックスを克服しようと人一倍努力していたことが結果として彼を大きく成長させることになる。

バランとの戦いで自己犠牲呪文メガンテを使用し命を落とすが、死闘後人間の心を取り戻したバランが竜の血を飲ませたことで息を吹き返す。竜の血は死者を蘇生させるアイテムではなく、死の淵から蘇るだけの強い意志をもつ者に生命力を与えるものである。ポップは臆病ではあるが意志の弱い人間ではない。戦友のダイを救うために自分の命を投げ出せる意志の強さをもっていたという意味では、ポップは彼自身の力で、蘇るべくして蘇ったのである。

師マトリフによって回復呪文を含むほとんどの呪文の契約をさせられたが、最終決戦直前まで実際に使える呪文は少なかった。しかし、最終決戦時に瀕死のメルルを救おうと自分の想いを「'''勇気'''」を持ってマァムに告白したことがキッカケで賢者の能力に目覚め、回復呪文も使用できるようになった。その後は師匠マトリフにならって大魔道士と自称した。

その魔法力は冒険が進むごとに増し続け、最終決戦時には通常の魔法使いの数倍の魔法力を持つまでに至り、キルバーンをして「成長力だけならダイ以上」と言わしめた。知謀の面でも師・アバンがバーンに「お前は放っておくと何をしでかすか分からない地上一の切れ者」と言われた際に「あいにく切れ者なら私以上がもういる」と言い返す程になり、その頭脳をもって真・大魔王バーン自慢の必殺奥義である「天地魔闘の構え」の弱点を看破し、見事にそれを破った。さらにはカイザーフェニックスを相殺して思わず「オレってやっぱり天才かも」と嘯くと、ダイには「昔から天才だった」と肯定される(それ以前にも、習得の困難な筈のメドローアを極めて短期間で使いこなせるようになり、師マトリフをして「今日ほど、お前を大した奴だと思ったことはない・・・!」と言わしめている)。魔法力と英知ならば人間の中で最強の実力になったと言えるだろう。物語終盤の大魔王軍との決戦時には「'''アバンの使徒で最も恐ろしい男'''」といわれるほどに成長し、間違いなくダイの最大のパートナーとして最後まで信頼しあっていた。

大魔王との決戦後、ダイと一緒に「黒の核晶」を空中に運び、運命を共にしようとするがダイによって置いていかれてしまう。その後、マァムやメルルとともに旅に出る。

名前の由来は「pop(通俗・大衆)」から。作中ではもっとも人間らしいといえるキャラで原作者も「一般人の代表って感じかな」と述べている。

しかし、上記の成長ぶりや親近感からなのかは不明だが、連載中に行われた読者によるキャラクター人気投票では、なんと主人公であるダイを押さえて1位に輝くという大快挙を達成する。

〔技〕 五指爆炎弾フィンガーフレアボムズ(ザムザ戦のみ3発、以降の戦いでは5発)

〔呪文〕 火炎呪文(メラ・メラミ・メラゾーマ)、閃熱呪文(ギラ・ベギラマ)、氷系呪文(ヒャド・ヒャダルコ・ヒャダイン)、爆裂呪文(イオ・イオラ)、天候呪文(ラナリオン)、重圧呪文(ベタン)、極大消滅呪文(メドローア)、瞬間移動呪文(ルーラ)、飛翔呪文(トベルーラ)、回復呪文(ベホマ)、マホカンタ、他多数


=== マァム===
=== マァム===

2007年2月25日 (日) 22:28時点における版

「アバンの使徒」とは、漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の登場人物の中で、勇者アバンに師事し卒業の証「アバンのしるし」を授かった者達を指す。

ダイ

ポップ

マァム

(僧侶戦士→武闘家) (声:冨永み~な

かつてアバンの仲間だった戦士ロカ(故人)と僧侶レイラの間に生まれた娘。16歳。当初は魔弾銃(弾丸に込められた呪文を放つことができる銃)を武器とする僧侶戦士であったが、魔弾銃が壊れたのを機に転職し、格闘と回復を兼ねた武闘家になる。男勝りでカラッとしているが、内面は「慈愛」に溢れ、献身的かつ母性的。しかし恋愛に関しては超が付く程奥手で鈍感。自分で自覚の無いままにポップを傷つけてしまっていた事もあった(本人も後に自覚し、反省している)。ヒュンケルに心魅かれているが、男女の愛とも兄妹愛(血縁はないが)ともとれない微妙なものであった。最終決戦時にポップの告白を受けるが返事は保留中(キス未遂の時にはしっかり目を閉じており、まんざらでもない様子)。 最終決戦時においてハドラー親衛隊リーダー格であるアルビナスと対決。死力を尽くした戦いができるほどに成長をし、また閃華裂光拳等の特有の技はあったものの、戦闘面ではダイやヒュンケルに、回復面ではレオナに劣っていた為、戦闘においては半端な存在となってしまっていた。 その為かアバンの使徒であるにも関わらずバーン戦にてまとめて瞳にされた内の一人である。戦闘不能になっていたヒュンケルや戦闘要員としては非力なレオナが瞳にされたのは仕方ないとも取れるが、戦力が残っていたであろうマァムも瞳となった事でレベルの遅れが明らかになったとも取れる。しかし暗黒闘気そのものと言えるミストに侵入され肉体を限界以上に酷使した、言わば体の奥深くにまでダメージを受けた事も考慮されるべきである(暗黒闘気によるダメージは回復呪文を受け付けない)。

最終決戦後はポップ達と旅に出ている。

名前の由来は「mam(母)」から。原作者曰く「パーティーのおふくろさん」。

〔技(僧侶戦士)〕魔弾銃による魔法攻撃、その他ベホイミなど中級レベルの回復呪文

〔技(武闘家)〕 閃華裂光拳、猛虎破砕拳、その他ベホイミなど中級レベルの回復呪文

ヒュンケル

アバンの一番弟子。アバンを養父の敵と思い込み、魔王軍に加わる。詳細はヒュンケルを参照。

レオナ

(賢者) (声:久川綾

パプニカ王国の王女。14歳。パプニカが魔王軍に襲われた時行方不明になった国王たる父に代わって配下達とともに国を支える。確固たる「正義」の心を持ち、世界各国の国王を招集したサミットを主催する等、その指導力・カリスマ性は若年にしては相当なもの。また勇猛果敢な姫として他国にも知られているらしい。

ダイの人間としての最初の友人(連載前の読み切りエピソードより)で、次第にダイに好意を持つようになる。後に真・大魔王バーンに惚れ込まれ、自分の物となるよう要求されたが彼女の心は揺らぐ事はなかった。行動力に溢れ、ハッキリものを言う事もあり、仲間(特にダイ)のボケに対してのツッコミ役に回る事も多いが、逆にその王族としての振る舞いで周囲をあきれさせる事も。ベホマやザオラルなどの高度な呪文(作中ではベホマラーやベホマズン、ザオリク等のゲーム中最上位に当たる回復呪文は使えるものがいないとされているため、ベホマ、ザオラル共に高度な呪文に位置する)を習得しているが、魔法力そのものは普通の魔法使い程度であるため、回復面を除いてはさほど目立った活躍は無かった。

最終決戦ではダイと行動を共にし、先の敗戦によって萎縮したダイに喝を入れたり、ドルオーラを連発する作戦を阿吽の呼吸で成功させる。更に真の肉体に戻り究極の力を手にしたバーンにも臆せず斬りかかり、大魔王とて無敵ではないと言い放つなど、とりわけ精神面でダイを支えていた。しかしその奮闘がかえってバーンの怒りを買ってしまい瞳にされた。(ゴメちゃんと共に瞳にされていた為、ゴメちゃんの能力で瞳が動いた時バーンによって一緒に元に戻された)

所持していた「アバンのしるし」は、他のアバン使徒と違い卒業の証ではなく女王フローラから譲り受けたものだったが、最終決戦中にアバンから使徒を導くものとしての教えと二種類のフェザーを受け、アバンの使徒の中で修行期間最短記録をマークすることになる。

名前の由来は「leo(獅子)」から。原作者によれば、「ダイが竜なので虎にひっかけようと思ったが可愛くないので獅子に」なったとのこと。

〔呪文〕 回復呪文(ベホマ)、蘇生呪文(ザオラル)、破邪呪文(ミナカトール)、氷系呪文(ヒャド・ヒャダイン)、ラリホー、他幾つかの攻撃呪文など

関連項目