「ヒュンケル」の版間の差分
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2007年1月31日 (水) 12:57時点における版
ヒュンケルは、三条陸(原作)と稲田浩司(作画)による漫画及びそれを原作とするアニメ『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』に登場するDRAGON QUEST -ダイの大冒険-の登場人物である。
人物
- (魔剣戦士→戦士(剣士→槍術士)) (声:堀秀行)
- 名前の由来は「ヒュンと剣(けん)を振るう」から。作品中における名前の由来は、かつて魔界を牛耳ったという剣豪の名前からバルトスが名づけた。
- ダイ同様怪物たちに育てられた青年でアバンの最初の弟子。21歳。アバンを養父である地獄の騎士バルトスの仇と思い込み、その技を学んだのち襲い掛かるが失敗。ミストバーンに迎えられて魔王軍に加わり、不死騎団(ゾンビ系モンスターの軍団)長となった。ダイたちとの戦いで養父・バルトスの死の真相を知り、バルジ島決戦で復活、仲間となる。その雰囲気と態度からか高慢な人間だと思われがちだが、非常に繊細でナィーブな性格の持ち主。自分の気持ちに対して不器用なだけである。マァムに密かに心を寄せていたが、一度悪に染まった者にその資格なしと、その思いを告げようとはしなかった。エイミの気持ちにも気付いてはいるが、彼女の幸せを願ってわざと突き放している。アバンに対しても本当はその人柄を慕っていた。
- 武器は当初軍団長時代にバーンより賜った「鎧の魔剣」を振るっていたが、バランとの戦いで失われ、それ以後は、バラン戦直前に戦い通じ合った戦友である陸戦騎ラーハルトより託された「鎧の魔槍」を振るうようになる。本来は槍は素人であるため、バラン戦後にアバン流槍殺法の修行に励み、戦いを経てこれをマスターするに至る。ちなみに、剣の実力はロン・ベルクも一目置くほどであった。なお、彼は虚空閃を会得したことでアバンストラッシュを完璧に使えるようになったはずだが、作中は槍を使用した完全版のアバンストラッシュを使うことはなかった(単行本のおまけページでヒュンケル自身がアバンストラッシュを使うことを戒めている旨の発言をしている。ただし戒めを自らに課す前の魔剣戦士時代に、初期のダイとの戦いで剣を用いた『未完成のアバンストラッシュ』を放っている。)。
- 持ち前の「闘志」で何度も死の淵から復活しており「不死身」とすら呼ばれたが、最終決戦時の金属生命体との戦いで歩くことは出来ても二度と戦闘はできない程の傷を体に負い、以後武器を振るうことはなかった。しかしその後もアバンの使徒としての使命を忘れず、ミストバーンとの最終決戦では止めを刺すことが出来た。
- 魔王軍時代、他の軍団長たちを好意的に見ていなかったが、クロコダインとバランだけは騎士道精神を重んじる武人として尊敬していた。また人間を憎んでいたバランも彼を評価していた。彼を含めた三人は魔王軍を離れたあとも信頼関係を保っている。作者の話によると、軍団長六人のうち「カッコイイ系」であるこの三人をダイの仲間にし、「ズルイ&謎系」のミストバーン、フレイザード、ザボエラはそのまま敵方にしたとの事。
- 最終決戦後はライバルであり友でもあるラーハルトとともに旅に出ている。
師
アバン
ミストバーン
技
アバン流刀殺法の地・海の技(バラン戦以後は武器を持ち替えたために未使用)、地雷閃、海鳴閃、虚空閃、グランドクルス、アバン流究極奥義無刀陣
- ブラッディースクライド(ヒュンケル)
- 超回転の必殺の突きを敵に叩き込む。使用する武器が剣から槍に変わってもその性質上威力は変わらないため、アバンストラッシュを封印したヒュンケルは槍を使用するようになってからも決め技としてこれをつかっていた。光の闘気や暗黒闘気を込めて放てば実質的にアバンストラッシュと同等の威力を発揮する。
- しかし、実際に相手にトドメを刺せた事はほとんどなかった技でもある。