「シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル」の版間の差分
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14クラブが[[ホーム・アンド・アウェー]]方式の総当たり戦を行い、レギュラーシーズンの上位6クラブがノックアウト方式のプレーオフ[[トーナメント]]に進む。準々決勝には3位から6位までの4クラブが参加する。< |
14クラブが[[ホーム・アンド・アウェー]]方式の総当たり戦を行い、レギュラーシーズンの上位6クラブがノックアウト方式のプレーオフ[[トーナメント]]に進む。準々決勝には3位から6位までの4クラブが参加する。<br /> |
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準々決勝勝者の2クラブはレギュラーシーズンの上位2クラブとそれぞれ準決勝で対戦し、勝者となった2クラブが決勝戦へと駒を進める。< |
準々決勝勝者の2クラブはレギュラーシーズンの上位2クラブとそれぞれ準決勝で対戦し、勝者となった2クラブが決勝戦へと駒を進める。<br /> |
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決勝戦は中立地の一発勝負で行われ、優勝したクラブが来シーズンの[[ラグビー・プロD2|プロD2]](2部)に昇格する。準優勝クラブは[[ラグビー・プロD2|プロD2]]の15位クラブと[[入れ替え戦]]を行う。この入れ替え戦の勝者が来シーズンの[[ラグビー・プロD2|プロD2]]に所属し、敗者は来シーズンはシャンピオナ・ナシオナルに所属する。< |
決勝戦は中立地の一発勝負で行われ、優勝したクラブが来シーズンの[[ラグビー・プロD2|プロD2]](2部)に昇格する。準優勝クラブは[[ラグビー・プロD2|プロD2]]の15位クラブと[[入れ替え戦]]を行う。この入れ替え戦の勝者が来シーズンの[[ラグビー・プロD2|プロD2]]に所属し、敗者は来シーズンはシャンピオナ・ナシオナルに所属する。<br /> |
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また同様にレギュラーシーズンの最下位クラブは[[シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル2|シャンピオナ・ナシオナル2]]へと自動降格し、13位のクラブは[[シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル2|シャンピオナ・ナシオナル2]]の準優勝クラブと入れ替え戦を行う。 |
また同様にレギュラーシーズンの最下位クラブは[[シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル2|シャンピオナ・ナシオナル2]]へと自動降格し、13位のクラブは[[シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル2|シャンピオナ・ナシオナル2]]の準優勝クラブと入れ替え戦を行う。 |
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== 歴史 == |
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前身となるリーグは1926年に始まった'''シャンピヨナ・フェデラル'''。3部であるこの大会は全国リーグの最下層として1998年まで続いたが当時ラグビー・ユニオンがプロ化を推進していた事により旧1部リーグが''PremièreNote 1''、旧2部が''Deuxième division nationale''としてそれぞれプロ化。これに伴い旧3部リーグは'''フェデラル1'''、'''フェデラル2'''、'''フェデラル3'''と分割再編成された。< |
前身となるリーグは1926年に始まった'''シャンピヨナ・フェデラル'''。3部であるこの大会は全国リーグの最下層として1998年まで続いたが当時ラグビー・ユニオンがプロ化を推進していた事により旧1部リーグが''PremièreNote 1''、旧2部が''Deuxième division nationale''としてそれぞれプロ化。これに伴い旧3部リーグは'''フェデラル1'''、'''フェデラル2'''、'''フェデラル3'''と分割再編成された。<br /> |
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2019-2020年シーズン、世界的な[[2019年新型コロナウイルス|COVID-19]]のパンデミックはフランスラグビー界をも揺るがしシーズン中断を余儀なくされた。この中断期間中に[[フランスラグビー連盟]]とLNR(Ligue Nationale de Rugby=フランスプロラグビー機構)の間でプロD2とフェデラル1の昇降格システムの件で意見が対立し、その折衷案として2020年5月に[[フランスラグビー連盟]]のベルナール・ラポルト会長がこの2つのディビジョンの間に新たなリーグを創設する事を提案した。< |
2019-2020年シーズン、世界的な[[2019年新型コロナウイルス|COVID-19]]のパンデミックはフランスラグビー界をも揺るがしシーズン中断を余儀なくされた。この中断期間中に[[フランスラグビー連盟]]とLNR(Ligue Nationale de Rugby=フランスプロラグビー機構)の間でプロD2とフェデラル1の昇降格システムの件で意見が対立し、その折衷案として2020年5月に[[フランスラグビー連盟]]のベルナール・ラポルト会長がこの2つのディビジョンの間に新たなリーグを創設する事を提案した。<br /> |
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そして2020年6月、連盟とLNRはプロD2とフェデラル1の間に3部リーグの全国選手権である'''シャンピオナ・ナシオナル'''の創設に合意した。以上の経緯から[[フランスラグビー連盟]]がリーグを主催するものの出資は連盟とLNRの折半となっている。 |
そして2020年6月、連盟とLNRはプロD2とフェデラル1の間に3部リーグの全国選手権である'''シャンピオナ・ナシオナル'''の創設に合意した。以上の経緯から[[フランスラグビー連盟]]がリーグを主催するものの出資は連盟とLNRの折半となっている。 |
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新リーグ発足に当たり2019-2020シーズンのフェデラル1の上位14クラブ([[SCアルビ]]、[[RCオーブナ・ヴァル]]、[[ブラニャックSCR]]、[[USブレッサンヌ]]、[[CSブルゴワン=ジャイユー]]、[[スタッド・オランピック・シャンベリアン・ラグビー|SOシャンベリ]]、[[ユニオン・コニャック・サン=ジャン=ダンジェリ|ユニオン・コニャック]]、[[USダクス]]、[[スタッド・ディジョネ・コート・ドール|スタッド・ディジョン]]、[[RCマシー]]、[[RCナルボンヌ]]、[[スタッド・ニソワ]]、[[RCシュレンヌ]]、[[タルブ・ピレネー・ラグビー|スタッド・タルブ・ピレネー]])が参加。2020年6月16日に正式に執行委員会により承認された。 |
新リーグ発足に当たり2019-2020シーズンのフェデラル1の上位14クラブ([[SCアルビ]]、[[RCオーブナ・ヴァル]]、[[ブラニャックSCR]]、[[USブレッサンヌ]]、[[CSブルゴワン=ジャイユー]]、[[スタッド・オランピック・シャンベリアン・ラグビー|SOシャンベリ]]、[[ユニオン・コニャック・サン=ジャン=ダンジェリ|ユニオン・コニャック]]、[[USダクス]]、[[スタッド・ディジョネ・コート・ドール|スタッド・ディジョン]]、[[RCマシー]]、[[RCナルボンヌ]]、[[スタッド・ニソワ]]、[[RCシュレンヌ]]、[[タルブ・ピレネー・ラグビー|スタッド・タルブ・ピレネー]])が参加。2020年6月16日に正式に執行委員会により承認された。 |
2024年9月11日 (水) 01:11時点における最新版
シャンピオナ・ナシオナル | |
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今シーズン・大会: 2024-25 | |
競技 | ラグビーユニオン |
創立 | 2020年 |
参加チーム | 14 |
上位大会 | プロD2 (2部) |
下位大会 | シャンピオナ・ナシオナル2 (4部) |
国 | フランス |
前回優勝 | スタッド・ニソワ (1回目) |
最多優勝 | USブレッサンヌ、RCマシー、USダクス、スタッド・ニソワ (1回) |
公式サイト | competitions |
シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル(Championnat Fédéral Nationale)は、フランスにおけるラグビーユニオンのリーグ(3部)である。2020年に創設された[1]。通称はナシオナル[2]。
概要
[編集]14クラブがホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦を行い、レギュラーシーズンの上位6クラブがノックアウト方式のプレーオフトーナメントに進む。準々決勝には3位から6位までの4クラブが参加する。
準々決勝勝者の2クラブはレギュラーシーズンの上位2クラブとそれぞれ準決勝で対戦し、勝者となった2クラブが決勝戦へと駒を進める。
決勝戦は中立地の一発勝負で行われ、優勝したクラブが来シーズンのプロD2(2部)に昇格する。準優勝クラブはプロD2の15位クラブと入れ替え戦を行う。この入れ替え戦の勝者が来シーズンのプロD2に所属し、敗者は来シーズンはシャンピオナ・ナシオナルに所属する。
また同様にレギュラーシーズンの最下位クラブはシャンピオナ・ナシオナル2へと自動降格し、13位のクラブはシャンピオナ・ナシオナル2の準優勝クラブと入れ替え戦を行う。
歴史
[編集]前身となるリーグは1926年に始まったシャンピヨナ・フェデラル。3部であるこの大会は全国リーグの最下層として1998年まで続いたが当時ラグビー・ユニオンがプロ化を推進していた事により旧1部リーグがPremièreNote 1、旧2部がDeuxième division nationaleとしてそれぞれプロ化。これに伴い旧3部リーグはフェデラル1、フェデラル2、フェデラル3と分割再編成された。
2019-2020年シーズン、世界的なCOVID-19のパンデミックはフランスラグビー界をも揺るがしシーズン中断を余儀なくされた。この中断期間中にフランスラグビー連盟とLNR(Ligue Nationale de Rugby=フランスプロラグビー機構)の間でプロD2とフェデラル1の昇降格システムの件で意見が対立し、その折衷案として2020年5月にフランスラグビー連盟のベルナール・ラポルト会長がこの2つのディビジョンの間に新たなリーグを創設する事を提案した。
そして2020年6月、連盟とLNRはプロD2とフェデラル1の間に3部リーグの全国選手権であるシャンピオナ・ナシオナルの創設に合意した。以上の経緯からフランスラグビー連盟がリーグを主催するものの出資は連盟とLNRの折半となっている。
新リーグ発足に当たり2019-2020シーズンのフェデラル1の上位14クラブ(SCアルビ、RCオーブナ・ヴァル、ブラニャックSCR、USブレッサンヌ、CSブルゴワン=ジャイユー、SOシャンベリ、ユニオン・コニャック、USダクス、スタッド・ディジョン、RCマシー、RCナルボンヌ、スタッド・ニソワ、RCシュレンヌ、スタッド・タルブ・ピレネー)が参加。2020年6月16日に正式に執行委員会により承認された。
参加チーム
[編集]2024-25シーズンの所属チーム (前シーズンの成績上位順。▼はプロD2からの降格。△はシャンピオナ・ナシオナル2からの昇格。)
- ルーアン・ノルマンディー・ラグビー(w:Rouen Normandie Rugby)▼
- RCナルボンヌ(w:RC Narbonne)
- USカルカソンヌ(w:US Carcassonne)
- SCアルビ(w:SC Albi)
- RCシュレンヌ(w:RC Suresnes)
- SOシャンベリ(w:Stade Olympique Chambérien Rugby)
- CAぺリジュー・ドルドーニュ(w:CA Périgueux)
- CSブルゴワン=ジャイユー(w:CS Bourgoin-Jallieu)
- RCマシー(w:RC Massy)
- USブレッサンヌ(w:Union Sportive Bressane)
- RCイエール・カルクイランヌ・ラ・クロ
- スタッド・タルブ・ピレネー(w:Tarbes Pyrénées Rugby)
- スタッド・ランゴネ△
- オランピック・マルク・ラグビー(w:Olympique Marcquois Rugby)△
歴代優勝チーム
[編集]脚注
[編集]- ^ nationale la finale se jouera a bourgoin . Rugbyrama(2021年5月25日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ championnat nationale tremplin vers lelite . Ffr.fr(2020年6月16日). 2021年9月19日閲覧。
関連項目
[編集]- フランスラグビー連盟
- フランス選手権トップ14(1部リーグ)
- ラグビー・プロD2(2部リーグ)
外部リンク
[編集]- シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル(フランス語)
- シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル (@RugbyNationale) - X(旧Twitter)
- シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル (@rugbynationale) - Instagram