コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ジョブ (ファイナルファンタジー)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: 新規リダイレクト サイズの大幅な増減
 
1行目: 1行目:
{{Mergeto|ファイナルファンタジーシリーズ|ファイナルファンタジーシリーズ|date=2024年7月19日 (金) 02:56 (UTC)}}
#転送 [[ファイナルファンタジーシリーズ]]
{{Pathnav|ファイナルファンタジーシリーズ|frame=1}}
{{独自研究|date=2023年10月23日 (月) 09:30 (UTC)}}
'''ジョブ''' (job) とは、[[スクウェア・エニックス]]の[[テレビゲーム]][[ファイナルファンタジーシリーズ]](以下、FFシリーズ)に登場する[[キャラクター]]の能力による役割分担を示す項目である。すなわち[[キャラクタークラス]]をいう。

ジョブのあるFFシリーズの多くはジョブチェンジというシステムを採用しているため、一体のキャラクターが自由にキャラクタークラスを変更できることを特徴とする。

『[[ファイナルファンタジーX-2]]』では'''ドレス'''(ドレスフィア)という。この項目では便宜上ドレスもジョブと表記する。

ジョブは[[職業]]のようなものと解されることがあり、ジョブチェンジをすること(ジョブを変更すること)は「ジョブに就く」と表現することがある。また、ドレスチェンジをすること(ドレスを変更すること)は名称の通り、服を着替えることをイメージしているので、「ドレスを着替える」と表現されることがある。

『[[ファイナルファンタジーVI]]』『[[ファイナルファンタジーVIII]]』はキャラクター全員が青魔法以外の全ての魔法が使用可能であり、『[[ファイナルファンタジーX]]』はキャラクター全員が青魔法と召喚魔法以外の全てのアビリティが使用可能である。『[[ファイナルファンタジーVII]]』はキャラクター全員が全ての魔法を使う事ができる。

== 登場作品 ==
* [[ファイナルファンタジー]]
** プレイ開始時に設定する。
* [[ファイナルファンタジーIII]]
* [[ファイナルファンタジーIV]]
** ゲーム中では固定。
* [[ファイナルファンタジーV]]
* [[ファイナルファンタジーVI]]
** ゲーム中では固定。
* [[ファイナルファンタジーIX]]
** ゲーム中では固定。
* [[ファイナルファンタジーXI]]
* [[ファイナルファンタジーXII]]
* [[ファイナルファンタジーXII#インターナショナル版|ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム]]
** 『FFXII』の[[マイナーチェンジ]]版で、新たにジョブシステムが加わった。オリジナル版でも、設定の小[[ネタ]]として登場する。
* [[ファイナルファンタジーX-2]]
* [[ファイナルファンタジーX-2#LAST MISSION|ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション]]
** この作品は『ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル』と『ラストミッション』を同じソフトに収録したもので、両者は異なるシステムであるためテレビゲームとして独立している。そのため、以降は前者を『FFX-2 インターナショナル』、後者を『FFX-2 LM』と略す。
* [[ファイナルファンタジーXIV]]
* [[ファイナルファンタジータクティクス]]
* [[ファイナルファンタジータクティクスアドバンス]]
* [[ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア]]
* [[クリスタル ガーディアンズ]]
* [[小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル]]
* [[チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮]]
* [[光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-]]
* [[ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士]]
* [[ファイナルファンタジー エクスプローラーズ]]
* [[メビウス ファイナルファンタジー]]
* [[ファイナルファンタジー レコードキーパー]]
** この作品はキャラクターによって使えるジョブが異なる。デシのみ全てのジョブアビリティが使用可能。
* [[ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン]]
** この作品はキャラクターによって使えるジョブが異なる。ジャックのみ全てのジョブが使用可能。

== ジョブに関するシステム ==
; クラスチェンジ
: 『FFI』に登場するシステム。上位のジョブに変更できる。シナリオ終盤に行うことができる。『FFIV』では、主人公のセシルがクラスチェンジするイベントがあるが、これは暗黒騎士からパラディンへの変更であり、厳密には上位のジョブとは言い難い。
; ジョブチェンジ
: 『FFIII』、『FFV』、『FFXI』、『FFTA』シリーズ、『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』に登場するシステム。街中やダンジョン、フィールドマップ上などでジョブを自由に変更できる。『FFXI』ではモーグリがいる場所でしかジョブチェンジが出来ない。『FFIII』ではキャパシティというポイントがあり、変更するにはキャパシティが必要になる。これは[[ファイナルファンタジーIII (ニンテンドーDS)|DS版『FFIII』]]では変更され、ほかのジョブチェンジシステムと同じようなものになっている。ただし、変更からしばらくは能力が低下する。
; アビリティチェンジ
: 『FFV』、『FFT』、『FFTA』シリーズに登場するシステム。ポイントを得ることで覚えられるジョブの[[ファイナルファンタジーのアビリティシステム|アビリティ]](能力)を、他のジョブへ自由に[[カスタマイズ]]できる。つまり、アビリティチェンジを行ったジョブは、そのジョブが専攻するアビリティ以外も使えるようになる。
; サポートジョブ
: 『FFXI』に登場するシステム。ジョブレベル(以下、レベル)18に達して条件を攻略すると設定が可能になる。ジョブの役割をメインジョブとサポートジョブに分けてあり、キャラクターが就いているメインジョブのほかに別のジョブをサポートジョブに設定できる。サポートジョブとして設定されたジョブのアビリティとジョブ特性を得られるが、サポートジョブのレベルは半分になる。サポートジョブのレベルが半分以下の場合は制限を受けない。また、サポートジョブであると使用することのできないアビリティも存在し、たとえば基本的に1度使用すると2時間後まで使用することができない「スペシャルアビリティ」や、竜騎士の「コールワイバーン」などがそれに該当する。メインジョブのレベルが1の場合であるとサポートジョブのジョブレベルは1になる。
; ゾディアックジョブ
: 『FFXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム』に登場するシステム。これはオリジナル版にはない要素である。メイン[[プレイヤーキャラクター]]を仲間にする時点からジョブが選択できるようになり、選択すると変更できなくなる。オリジナル版ではすべてのプレイヤーキャラクターの成長は、プレイヤーの意思によって個性が付けられることは可能ではあるものの、同じ成長のさせ方であるために最終的には画一的にならざるを得ないものになっている。ゾディアックジョブシステムは、これとは逆に違った育成をさせることで各キャラクターに個性を付けるさせることが狙いである。それぞれ異なる[[ファイナルファンタジーXII#成長システム・ライセンス|ライセンスボード]]をジョブごとに設置したのであり、ジョブに就くことは他のキャラクターと違うライセンスボードで育成させるということである。全ての武器が装備できるオリジナル版とは違い、装備できる武器の種類はジョブごとに異なっており、そのジョブ専用の武器もある。
; ドレスフィア
: 『FFX-2』に登場するシステム。リザルトプレートと呼ばれる『FFX』に登場したスフィア盤に似たボードにドレスフィアをはめ込むことで、ジョブ(ドレス)を自由に変更できるシステムである。戦闘中にも変更できるのを特徴とする。
; スペシャルドレスフィア
: 『FFX-2』に登場するシステム。3人のプレーヤーキャラクターがそれぞれ固有に持っているドレスフィアである。単一バトル内でリザルトプレート上の全てのドレスに着替えると呼び出せる。ユウナは「フロラフルル」、リュックは「マキナマズル」、パインは「斬騎王」。それぞれ本体と2つの付属パーツで構成される。HPが比較的高く特殊攻撃を持ち、過去のシリーズの召喚獣に近い存在。ドレスフィアと同様にAPでアビリティが増える。ただし、発動した場合には一人でしか活動できない。
; 重ね着
: 『FFX-2 LM』に登場するシステム。ジョブ(ドレス)の役割をベースドレスとサポートドレスに分けてあり、キャラクターが着ているベースドレスの上にサポートドレスを重ねることで能力をあげることができる。5つまで重ねられる。また、使用できるアビリティが増え、どのアビリティが増えるかは、重ねたドレスの組み合わせにより決まる。ドレスにはキャラクターとは別に[[ヒットポイント|HP]]があるため、防具としても活用できる。
; クラウン
: 『光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝- 』に登場するシステム。クラウンと呼ばれる頭装備にジョブとしての役割を持たせており、モンスターのドロップする宝石を使用することによって、アビリティを習得しセットする事により該当アビリティを使用できるようになる。
; ウェポンスキル
: 『FFXI』に登場するシステム。WSと略される。武器スキルを上げることで覚える大技。TPを消費し使用する技で、武器種ごとに存在する。TPは相手へダメージを与えたり、与えられると蓄積され、1000になるとWSを放つことができる。TPは3000までためることができ、WSを放つと0になる。
: 武器スキルには、ジョブごとに得意、不得意が設定されており、そのジョブでないと使用できないWSがある。例えば、戦士は両手斧スキルが最も高くすべてのWSが使用できるが、弓術スキルは低く、WS「サイドワインダー」は狩人専用である。両手刀スキルは持たないので、どのWSも使用することができない。
; ジョブツリー
: 『FFオリジン』に登場するシステム。戦闘を重ねジョブレベルが上がる毎に加算されるジョブポイントを消費して、コマンドスキルやパッシブなどを開放する。ジョブは基本種、上位種、最上位種が存在し、各ジョブのツリーの最下段で条件を満たす事で上位のジョブが開放されるが、「輪廻の戦士」、「召喚士」、「青魔導士」はシナリオの進行具合によって開放される。装備できる武器の種類はジョブごとに異なる。
: DLC「竜王バハムートの試練」以降は、各ジョブに「幻想」と「終極」の派生ジョブが追加される。これのコマンドスキルやパッシブなどを開放するには「ねずみのしっぽ」が必要になる。
: ジャックのみ全てのジョブを選択できるが、ジェド、アッシュ、ネオン、ソフィアは使用できるジョブが限定されているためツリーは存在せず、上位のジョブはシナリオの進行具合によって開放される。

== 脚注 ==
{{reflist}}

{{FinalFantasy}}
{{デフォルトソート:しよふ}}
[[Category:ファイナルファンタジー]]
[[Category:架空の職業]]

2024年7月26日 (金) 07:03時点における最新版