地球自由振動
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地球自由振動(ちきゅうじゆうしんどう)とは、マグニチュード8を超えるような巨大地震が発生した際に、地震波が地球を何周もし[1]、地球全体の振動が観測される現象のことである。 地球の自由振動が初めて観測されたのは、1960年に起きたチリ地震(M9.5)である[2][3][4]。2004年に起きたスマトラ島沖地震(M9.1)[5]や2011年の東日本大震災[6]の際にもこの現象が見られた。
脚注
- ^ “地球自由振動”. www.eri.u-tokyo.ac.jp. 2022年1月17日閲覧。
- ^ “常時地球自由振動”. www.eri.u-tokyo.ac.jp. 2022年1月17日閲覧。
- ^ 第2版, 世界大百科事典. “地球自由振動とは”. コトバンク. 2022年1月17日閲覧。
- ^ 第2版,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,世界大百科事典. “チリ地震とは”. コトバンク. 2022年1月17日閲覧。
- ^ “今も続くスマトラ島西方沖地震による地球自由振動 | 国立天文台 水沢”. www.miz.nao.ac.jp. 2022年1月17日閲覧。
- ^ “長周期の地震波、少なくとも地球5周 東日本大震災”. 日本経済新聞 (2011年3月24日). 2022年1月18日閲覧。