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ズーム (カクテル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ブランデー・ズーム・カクテル

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基本情報
種別 ショートドリンク
作成技法 シェイク
スタイル ズーム
グラス   カクテル・グラス
レシピの一例
ベース ブランデー
材料
ブランデー ……
蜂蜜 ……
生クリーム ……
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ズーム: Zoom)とは蒸留酒ハチミツ生クリームを用いたショートドリンクカクテルのスタイル[1][2][3]。「ズーム・カクテル: Zoom Cocktail)と呼んだ場合はブランデーを用いた「ブランデー・ズーム」であることが多い[4][5]

概要

カクテルブックのアルファベット順索引では最後に登場する事が多いカクテルである[2][5]

「ズーム」は「蜂の羽音」を擬声語で表したものと[1][3][4]、俗語で「人気が急上昇する」という意味がある[1]

オテル・リッツ・パリのフランク・マイヤーが考案したバカルディラム酒を用いたラム・ズームによって広く知られるようになったスタイルである[2]

1980年代のロンドンでは食後のカクテルとして人気を博した[2]

レシピの例

ブランデー・ズーム(ズーム・カクテル)のレシピ例を以下に挙げる[2][3][4][6]

材料
作り方
  1. 氷とともに全ての材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

バリエーション

上述のように使用する蒸留酒をブランデーから変更したバリエーションがある[2][5]。蒸留酒名を頭に付けて区別する[5]

出典

  1. ^ a b c 用語辞典 技法”. サントリー. 2022年10月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f “The Zoom” (英語). The Oxford Companion to Spirits and Cocktails. オックスフォード大学出版局. (2021). ISBN 9780190670405 
  3. ^ a b c THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、168頁。ISBN 978-4058003206 
  4. ^ a b c 斎藤都斗武、佐藤淳『カクテルの図鑑』マイナビ出版、2013年、118頁。ISBN 978-4839946234 
  5. ^ a b c d 達磨信. “第58回 アルバータ州は美味しい ウイスキー・ズーム・カクテル”. サントリー. 2022年10月14日閲覧。
  6. ^ 中村健二『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、85頁。ISBN 978-4072743935