情報技術
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情報技術(じょうほうぎじゅつ、英: information technology、略称: IT)とは、情報を取得、加工、保存、伝送するための科学技術のことである[1]。
米国のITAAの定義では、コンピュータをベースとした情報システム、特にアプリケーションソフトウェアやコンピュータのハードウェアなどの研究、デザイン、開発、インプリメンテーション、サポート[2]あるいはマネジメント[3]である。
「IT」という語は、2000年代に入ってから多用されるようになった用語であり(例えば、IEEEで「IT society(アイティー・ソサイエティー)」と略されるのは、情報理論(英: information theory)の専門部会である[4])、インターネット、携帯電話、などや、それらをインフラとした各種のソフトウェアやサービスなどといった、情報、特にコンピュータ関連の技術を広く指す用語として使われている。
なお、通信[5]を意識的に含める概念としては「情報通信技術」(じょうほうつうしんぎじゅつ、英: information and communication(s) technology[6]、略称: ICT)という表現も使用されている。
→詳細は「情報通信技術」を参照
情報技術を用いて構成されたシステムは情報システムあるいはITシステムと呼ばれている。
→詳細は「情報システム」を参照
情報技術に関連する工学、学問、技術
IT活用の具体例
- Eコマース(電子商取引、ネットショッピング)
- 各種電子決済
- インターネットバンキング
- 遠隔教育、eラーニング
- オンライン・ミーティング(ネットミーティング、Web会議。「オンライン飲み会」という利用法もある。)
- SNS[要曖昧さ回避]
- ERP(企業資源計画)
- Logistics automation(ロジスティックス(物流)の自動化)、自動倉庫
- POS(販売時点情報管理)
- 各種手続きのオンライン化[7]
- 電子投票(electronic voting)、オンライン投票(on-line voting)
脚注
- ^ e-words IT用語辞典
- ^ 英: technical support
- ^ ITAA.org, p30, Accessed March 3, 2008(2009年3月4日時点のアーカイブ)
- ^ “IEEE Information Theory (IT) Society Fellows”. 2010年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月12日閲覧。
- ^ 英: communication
- ^ 英語では…communications…が一般的(en:Information and communications technology)。通信の手段や方法は複数形が普通(プログレッシブ英和中辞典(第4版) communication)。ちなみに総務省の資料では複数が一般的だが、日本文のほか英文で単数を使用している例もある。
- ^ 英語圏ではE-governmentやLocal eGovernmentなどと呼んでいる。
関連項目
「IT」を含む語
その他
- 情報革命(IT革命)
- 情報化社会
- ユビキタス社会
- デジタルトランスフォーメーション (DT, DX)
- IOT - モノのインターネット
- 情報処理
- ICT4D
- エンタープライズアーキテクチャ
- サービス指向アーキテクチャ
- システムインテグレーター
- 情報処理技術者試験
- SaaS
- 情報技術学院
- 電気通信主任技術者
- 電気主任技術者
- デジタル土方
- デスマーチ
- 情報子会社問題
- スマートホーム