伊古奈比咩命神社/退避20200728
表示
伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)は静岡県下田市にある神社である。白浜神社とも呼ばれる。旧県社。別表神社。
祭神
主祭神
- 伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)-女神。三嶋大明神の后神。
相殿
- 三嶋大明神(みしまだいみょうじん)-事代主神。
- 見目(みめ)-三嶋大明神の随神である女神。
- 若宮(わかみや)-三嶋大明神の随神である男神。
- 剣御子(つるぎのみこ)-三嶋大明神の随神である男神。
由緒
その昔、三嶋大明神が見目・若宮・剣御子とともに黒潮に乗って伊豆に到着。大明神は富士の大御神から許しを得、伊豆半島の南東の土地を譲って頂いた。その後、大明神は伊豆南方に定住していた賀茂族の姫神(伊古奈比咩命)を后に迎え、白浜と呼ばれる土地に宮を造りともに暮らした。伊豆の土地を広めるため、大明神は富士の大海神に沖合いに島を造ることを申し上げて許しをいただき、三柱の随神とともに島造りを行った。これが現在の伊豆諸島である。数々の島を造り上げた大明神は、三柱の随神の進言で各島に后をおき、自らは三宅島に宮を造りしばらくその地で過ごした。その後、大明神は見目・若宮・剣御子とともに再び白浜に帰ってきたという。