工藤美知尋
工藤 美知尋（くどう みちひろ、1947年4月29日[1] - ）は、日本の戦史研究者、青山IGC学院学院長[2][3]。日本ウェルネススポーツ大学教授[4]。
人物
1947年、山形県長井市生まれ[3]。1970年、日本大学法学部卒業[3]。1972年、日本大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了[3]。1972年-1974年、オーストリア、ウィーン大学に留学[3]。東海大学大学院政治学研究科博士課程満期退学[4]を経て、1985年、東海大学より政治学博士号を取得[3][5]。博士論文は『日本海軍・太平洋戦争開戦原因論』（学位授与番号：甲第63号）[5]。
日本大学法学部専任講師[3]を経て、1992年に社会人入試・大学院入試のための予備校、青山IGC学院を主宰[3]。日本ウェルネススポーツ大学教授も務める[4]。
社会人入試・大学院入試予備校の先駆者として多くの著作を手がける。また、大日本帝国海軍の研究者としても著名で、帝国海軍史の著作もある。
著作
- 「日本海軍と太平洋戦争」（上・下）、南窓社、1982年
- 「東条英機暗殺計画」、PHP研究所、1986年
- 「稜線 劇物語 山本五十六」、光人社、1990年
- 「残照 劇物語 井上成美」、光人社、1990年
- 「孤独 劇物語 裕仁天皇」、光人社、1991年
- 「日本海軍の歴史がよくわかる本」、PHP研究所、2007年
脚注
- ^ 『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.258
- ^ “社会人入試・大学院入試は青山IGC学院”. 2018年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “『大学・大学院への「小論文」と「日本語表現」』目次・著者紹介”. ダイヤモンド社 (2010年). 2020年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月21日閲覧。
- ^ a b c “教員紹介”. 日本ウェルネススポーツ大学. 2020年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月21日閲覧。
- ^ a b “日本海軍・太平洋戦争開戦原因論”. CiNii博士論文. CiNii. 2020年10月21日閲覧。
外部リンク
- 青山IGC学院 at the Wayback Machine (archived 2019-06-18)
